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2003年09月01日

東京帰還

大変たいへん疲れたなり。
それでも島根からの帰りのバスでしばしの睡眠をとったので、後はちっとも眠くならなかった。というわけで、ずっと読書。5冊中4冊は読了。最後の1冊はこの先も読まないかもしれない。作家達は好きなんだけれど、何か興味が持てなくて。わたし的にはハズレ。

ところで、昨晩の世界陸上女子マラソン。ホテルの部屋でお酒飲みながら、ずっとテレビを眺めてた。やっぱり、千葉ちゃん可愛い。千葉ちゃんがメダル獲れるといいなとずっと思ってたし。
男子のリレーは残念だった。メダルが獲れなかったこともあるけど、やはり私は末続が走る姿をもう一度見たかったんだ。でも、これでしばらく無理ね。ちょっと残念。

さあ、今日はゆっくり眠ろう。ここのところ、自分の部屋でないとどうにもしっかり眠れない。ホテルの部屋ではどうしても電気やテレビを点けっぱなしにしてしまうから疲れが取れないんだろう。いかんね。

そうそう、今回行った先はとても天気の変わりやすい場所だった。朝晴れていたかと思うと、急に雨が降ってきて、また晴れていたかと思うと、土砂降りの雨が降っているという感じ。ユーザーさんに、天気が変わりやすいんですね、と問うたところ、「ああ、ここは山ですからね。変わりやすいですよ」とあっさり。そりゃそうだけど。

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2003年09月03日

沢木耕太郎「彼らの流儀」

基本的にノンフィクションはあまり読まないのだが、最近若干読んでいる気がするな。今回は、東京駅構内の書店で物色中に、たまたま沢木耕太郎の文字が目に入ったので購入。友人による「この作品の文章が好き」という言葉をふと思い出しこの本を。

それにしても。ほぼ全て、どれをとっても感傷的。個人的には感傷的な文章を決して嫌いではなく、むしろ好んでいると思う。(それに対しては色々思うところがある方もおいででしょうが、何しろ個人的な趣味なんで:笑) 選んでいるわけではないのだけれど、最近読む本はフィクション・ノンフィクションにかかわらずこういう雰囲気のものが多い。もしかしたら歩めたかもしれない人生へ残る思いと、そして歩んでいる、歩んできた人生への後悔(というのも違う気がするけど)や満足感。結局は見知らぬ誰かの物語なのだけれど、自分に重なる何かがそこにはある。読みながら、何ともいえない気持ちになる一瞬が少し嫌いでもあり。

これまでだってきっと同じような本を読んでいたのだろう。けれど、ひっかかるようになっているのは岐路に立っているのだと無意識に思っているからなのかしら。

 胡桃のような堅牢な人生を送れるのは、そんな風に生きることが何か特別なことだなんて思わない人だけなのだよ、と。

この言葉が、かなり痛い。

ところで。これ、文庫の初版は平成8年なのね。さらに遡って単行本は平成3年? ええと、平成3年ということは、高校3年生。その頃の私はなーんも知らなかったし、なーんも考えてはいなかった(それは今も何ら変わっていない)。とにかく実家を出ることだけを考えて生きていたと思う。本を読んだって、何がどうということはないかもしれない。でも何か違ったかもしれない。私が後悔するとすれば、あの頃の読書傾向か(笑) 情けない話ではある。

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2003年09月04日

「Catch me if you can」

マザコンでファザコンのすねたマセガキが(やたらカタカナが多い)、お金があれば家庭が再生できると大いなる勘違いを起こし、その挙句繰り広げる犯罪に、警察機構が振り回されるお話。要約すれば。実話か何だか知らないけれど、お伽噺だ、これは。いくら映画とはいえ、現実感なさすぎ。

それで何だって? 18歳のガキが2年やそこらでその道のプロ? 世界には天才がいるわけだからそんなこともあるやもしれんが。天才的だという、あるいは努力したのだという、そんな描写がどれもこれも弱すぎて、あるいは騙される大人が滑稽過ぎて、微妙にしらけ気味。……どうしよう。16歳を演じるディカプリオはさらにどう言って良いのか判らない。あーうー。あー。

あまり語るとネタバレになるので、この辺で(今さら、もうネタバレもないか。ビデオもDVDも出てるし)。

でも私って、こないだの「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」でも同じようなこと言ってたっけか。いや、でもあの時は「ご都合主義」だったよね。ええと。まあ、どうでも良いです。

えっと、今度の週末は古典映画を観るって言ってましたっけ? そんなこと言いましたっけ? ははは……。次回Movieに続く(笑)

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2003年09月05日

ここのところの対応

某客先の対応をしていたら、システムにログインする為のユーザー名がすごかった。書きたくてたまらないのだけれど、さすがにこれは、やばいっしょ(笑) でも結局、そのユーザー名でログインする為のパスワードを先方が忘れていた為(ありえない……)、新たにユーザー登録してもらうことに。惜しいなあ。なまんだぶ、なまんだぶ。

某客先の対応をしていた同僚が、「管理者パスワードを登録したつもりがないのに、パスワードなしでログインできないって言ってるんですけど」と。ありえない。お客様は嘘つきです(笑) よくよく調べてみたら、やはり登録されてたって、パスワード。しかも、システム担当者の下の名前……。もしもし?(笑)

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2003年09月06日

新規開拓

友人と約束の18時、私はまだ中野。遅れること15分、新宿駅東口にあるワシントン靴屋……あれ、ない。ワシントン靴屋があるはずの場所には、ABCマートが。いつの間に。最近、新宿東口もご無沙汰だったし。

友人に連れられて辿り着いた先は(ABCマートの隣なんだけど)、かなり良い雰囲気のビア・レストラン(っていうの?)「ビア・デ・バンチェット」 ビールも料理もなかなかおいしい。いい感じじゃありませんか。次からここで飲むことにいたしましょう。

広島土産、もみじ饅頭の詰め合わせをおふた方に渡し、タイ語講座のカセットテープを焼いたCD-Rと預かり物を友人のひとりに渡す。今日の使命はこれにて完了。後は、あることないこと、ないことないことをぺらぺら喋った記憶が。例えば、「愛するために愛されたい」最終話における「坂口憲二の呆然とした顔」に対する某所でのツッコミとか。あのツッコミには、もう共感しまくり。

先日帰省した際に、母親がこのドラマを見ているという話をしていた。その時は別に何とも思わなかったのだけれど、この間、サイトのStoryを読んでいて唖然。すげー。すごすぎる。電波ドラマ。母ちゃん、しっかりしてくれよ……(汗)

24時過ぎくらいに友人と別れ帰宅。また酔っぱらい。

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2003年09月07日

ほねおり

朝、目が覚めると左足の親指に違和感が。見るとかなりの腫れと痛み、また指がまがらない。あれれ? 昨夜、どこかにぶつけたらしい。指の色を見ると明らかに内出血しているように思えるけれど、どうもそれだけではない感じ。歩くのも、ちょっとつらい感じで。

午後、整形外科の休日診療を行っていた練馬総合病院へ向かう。何枚もレントゲン写真をとって確認したところ、親指に小さな小さな骨折らしきものが。あちゃー。骨折ですかー。生まれて初めてのほねおり。家具に足をひっかけて骨折って、何かあまりにどんくさくて情けないっすね。
「時間がたてば治ると思うけど、最初は大げさな位にしておくほうが良いよ」と親指をギブスで固定してもらう。やれやれ。来週は名古屋出張なのだけれど、大丈夫かしら。別に松葉杖が必要なわけでもないし、歩けないわけでもないしね。でも、とりあえず1週間は、おとなしくしていよう。明日からは早起きしないと駅まで走れないし。困ったもんだ。

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2003年09月08日

百人一首

あら。こんなところで、百人一首の話題が。

実は、学生時代、校内の百人一首大会では負け知らずだった(はず:笑)
ま、所詮、校内のお遊びであるからして、本気を出してる人なんて他にいなかったのだと思う。でも、上の句を聞いて下の句を言えることに対して、ちょっとした喜びを覚えていたのは確か。今ではかなり忘れてしまったけれど、あの頃はほぼ完璧だった。しかし、市の大会ともなれば、上の句5文字を詠まれた瞬間に札が宙に舞うというという素晴らしい光景が繰り広げられるのだった。源平であるならば、持ち札25枚の並べ方を工夫したりだとか。……懐かしい。

思い起こせば、小学校3年生の正月のこと。中日新聞掲載の4コマ漫画に百人一首の句が書かれていたのがはじまりだった。

ひさかたの光のどけき春の日にしづ(ず)心なく花のちるらむ(紀友則)

昨年亡くなった祖母に(ちょうどその時、風呂掃除をしていた)意味を聞いた。それから、面白くなって全部暗記したという。もちろん、全ての意味が判るわけじゃないけどね。
大学に入り、社会人になって。百人一首でかるた遊びなどしてくれる人がいるわけもなく、やったって坊主めくりだったりとかするのだけれどね。


そういえば、高校時代のかるた大会の商品が、「黒タイツ」2足組だったのにしょんぼりしてしまった記憶が。

次のお正月にはかるた大会しませんか?(誰ともなく呼びかけてみる:笑)

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2003年09月09日

山田正紀「風水火那子の冒険」

名探偵の出てくるミステリというものに抵抗がある。でも、名探偵の定義というのがよく判らない。

借りて読んだ「風水火那子の冒険」[amazon] 普通の短編ミステリ。でも、登場する名探偵であるところの火那子さんが、何というか全くのバックボーンなしに直感的な推理を繰り広げるので、どうしても薄っぺらな感じがしてしまう。いや、面白かったか面白くなかったかと言えば、面白かったけれど。山田正紀なら、「火神を盗め」[amazon]が非常に面白かったので、それと比べると何となく凡庸だというイメージ。

もともと真っ当な名探偵ものは苦手なのだと思う(迷探偵は別:笑)。例えば足で稼いだり、知識を元に推理を繰り広げたりという場合は、まあ納得できるのだけれど。だから、私の中で、京極堂に関しては問題がないのだと思う(笑) まあ京極堂だって名探偵なのだろうけれど、いかんせんあのシリーズの中では「榎木津大先生」がいらっしゃるので、京極堂は名探偵とは呼べない。

あ、そうか。名探偵というか安楽椅子探偵が苦手なんだ、私。

追記:京極堂も安楽椅子探偵なんだよね、すんません。ううん、火那子さんと京極堂の差は一体なんなんだ。わ、私にはわかりません。ごめんなさーい。

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2003年09月10日

コンプレックス

絵画や映画の鑑賞や、あるいは音楽を聴いたり、本を読んだりする際の傾向として、私の場合、構造(絵画なら構図とか)やテーマ、そういった類の分析や読解が非常に苦手である。そしてそのことに対して、かなりのコンプレックスを抱えている。論理的に考える思考能力がない、というよりは、知識や言葉そのものを持たないということに対してより多く。
だから、言葉にして示してもらえる相手は尊敬するし、とても羨ましい。

(ええと、どちらかと言うと私は感覚的なのだと思う。だから普通に感じれば、「あれ、何となく良かったよねー。うまく言葉にできないけど」となってしまう)

例えば、「テーマが全てだったら、長々と物語を書く必要はなくて、全て1行で終わっちゃうでしょ」と言う人もいるかもしれない。けれど、それは極論だと思う。文章がいらないはずがないし。特に私なんかはストーリーや内容をとても重視するし。文章の味わい、というのは難しくて良く判らないけれど。

あとは、そうだなー。やっぱり物語が突拍子もなくて、あまりに現実離れしているとしらけてしまう。SFが苦手なのは、そういうところからきているのかも。だから、舞城王太郎は何がいいのか良く判らない。いや、普通に面白かったのは確かだけれど(読まされた、って感じかな)。

映画にしても同じで。先日観た「Catch me if you can」で、ディカプリオが、なりすまそうとした職業についての知識を得る大部分の手段が、「ビデオ」を見るというもの。「スピルバーグが、自分自身のこれまでを投影しているんじゃないか。だから、そこに何か迫るものがある」という意見もわからないではないけれど……。でも。

ええと、ちょっと脱線かしら。

つまるところ、「あれ、いいよねー」「うんうん、いいよねー」で完結する会話はできるならしたくないという。そういうことなのだと。何がどういいのか。できるならば、それを言葉に出来るようになりたい。ささやかで大きな願望がそこにはある。多分、そういうことなのかな。

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2003年09月11日

歯医者

私の前の席に座る同僚。

「あ、しまった。歯医者へ行くのを忘れていた! 10分前迄は覚えてたのに」
ピポパポと近所の歯医者へ電話。
「もしもし? すみません。○○時に予約していた△△ですけど。ええ、すっかり忘れてて。ええと、最近、歯痛くないんですよねえ。しばらく放置しちゃいけないですか?」

……ええと、そこで、「問題ないです」と答える歯医者には行かない方がいいと思う……。

普通、聞かないよねえ、歯医者に向かって。

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券売機

帰宅時に会社最寄の地下鉄駅できっぷを買う。人を待たせていたこともあり、ちょっとだけ慌てていたのね。でも、財布内の重たい小銭を使いたくて、10円玉を4枚ほど同時に券売機にほーりこんだら、つまってしまった。

4枚の10円玉が小銭投入口につっかえたままびくともしない。ああやっても、こうやっても無理。捨て置いて行こうかという邪な考えが一瞬浮かんだけど、他の人に申し訳ないので、恥をしのんで駅員さんに。この時点で待っていてくれた同僚は呆れ顔(笑)
駅員さんは、手に小道具を持って登場。手馴れた様子で、10円玉を解放するとひょいっと返してくれた。叱られることもなく。ああ、よくあることなのね。

ところで、地下鉄の券売機もさー、いっぱい小銭を同時に突っ込めるのに替えてくださーい。

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2003年09月12日

拒絶反応

ええと、忙しいです。何故なのだか良く判りません。
今日も、ずっと電話をとって、しかも内容が簡単ではなかったので頭はずっとフル回転で。肉体的にも精神的にものーみそ的にも、ひっじょーに疲れた。自宅近くの地下鉄最寄駅から地上にあがった瞬間、身体がふわふわした。

最近、仕事に対する集中力の限界みたいなものが、身体に出るようになった(笑) 残業中だったりとか、難問に時間がかかっている時だとか、突如頭痛がしたりとかね。拒絶反応。

だいたい定時を過ぎてから難問をふっかけてくるユーザーは、私らをいぢめてるのか!(笑)
まあ、私らが多分にご迷惑をおかけしているとは思いますが、許してください。22時もかなり過ぎると、難しいこと考えられないんすよー。特に計算問題とか、かーなーりー複雑な仕様だとか、不具合の部分特定だとか、そんな作業は日中にやらせてください……。でも、お客様が発する鶴の一声を前にしては無力な私。ま、そんなもんか。

とりあず火曜日は出張なんで、片付けられる仕事は片付けたい。それでも23時頃には退社。何だ、昔にくらべれば早いじゃん。しかし、その時間まで残っていたメンツは、予期せぬ諸々によって、誰も彼もが週末の夜の予定を大幅遅刻、あるいはキャンセルという憂き目にあっていたのは言うまでもなく。平日に予定を入れるのはかなり微妙さね。当たり前のことかもしれないけれど。

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2003年09月13日

マジック

来週の水曜日に訪問を予定していた、関西某百貨店内にある某ショップユーザーから延期の申し入れが。曰く、「阪神が優勝したら店内が大変なことになるので、作業は大変難しいかと……。もし、優勝が決まらなければ、そのままの予定でかまいませんが」

今、M2だよね? さすがに決まるよなー。しかも、甲子園だったりした日には。できるなら、大阪は避けたいところかもしれん。いや、面白そうだとは思うんだけど。

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鍵を手に入れた!

寝起きのぼーっとした頭でネット接続していたら、携帯電話の音にびっくりする。休日対応の方からで、どうやらユーザー先のレシートプリンタが壊れたらしい。「メーカーに連絡して」と伝えるも、コールナンバー不明。ユーザーに渡してある契約書にも何とコールナンバーが書かれていないとな。何じゃそりゃ。販売元の担当者に電話しても判らない。ええぇ? 関連会社でしょうが、ありえるのそんなこと!

ま、ブツブツ言っても始まらない。私が彼にコールナンバーを知らせるという基本的なことをしていなかったのだし。というわけで、出勤。社内にある契約書を確認するためだけに。

また夏が戻ってきたのね、といった感じの青空。しかもあづい。地下鉄構内のひんやり感に感動し、このまま大江戸線一周も悪くないよなーと、妄想したりとか。
ところが! ところがですよ! いざ社内に入ろうとしたらカードキーの反応がおかしい。何度試してみても、「カードNG」 ええっと。折りしも、1階ロビーでは6階事務所に新たに入る会社の引越し作業が行われていて、NGを連発する私は完全に不審者。

あちこち電話をかけて、ようやくつかまえた会社近くに住んでいる同僚。キーを会社まで持ってきてくれることを快く引き受けてくれて感謝。15分後、無事にキーを手に入れる。何かRPGでアイテム探しをしてるみたいだ。「鍵が合わない」「鍵を手に入れた!」みたいな。

契約書を開き、電話番号を確認。休日サポートに電話を入れ、手配済みの連絡を受けた後、退社。その間、わずか15分。……やれやれ。

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ACアダプタ

新宿に出たついでにお買い物。

ビックカメラで、「PCGA-AC16V3」 とどのつまりがACアダプタ。ウチの飼い猫であるところの春野さんがやってきてから、都合3度目の買い替え。ええ、彼女ががじがじとかじるので、あっという間にダメになるんすよ、電源(泣)

どうも、私はVAIOにはあまり運がないようで。
最初に買ったVAIOは、第三者に破壊された。しかも、ローンはまだ終わっていなかった。
その数年後に購入したVAIOは、キーボードに水分をぶちまけ(1度目は自分で、2度目はまた第三者によって)、修理に出すハメに。しかも当然有料。(このVAIOは最終的に売りに出しましたが)
で、今のVAIO。前回の教訓を生かし、有償のメーカー保守もきちんと契約。しかし、こんな落とし穴があるとは……。

あまりのことに、今度こそというわけで、ケーブルをしっかりガード。といっても、スパイラルチューブ2重巻きなんだけど。でもきっとないよりはぜんぜん良いはず。(しかし、スパイラルチューブを巻いているそばからそれにジャレつく春野に狩野。先が思いやられる)

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そして青山ブックセンター

ビックカメラの次に、青山ブックセンター ルミネ2店
まだルミネ商品券が残っていたので。

最近、ほとんど書店に立ち寄っていなかったので、目に入る本の眩しいこと。うおー、あれも欲しいこれも欲しいと思ったけれど。最終的に購入したのは次の3冊。

恩田陸「まひるの月を追いかけて」[amazon]
森博嗣「四季 春」[amazon]
別冊宝島858「僕たちの好きな京極夏彦」[amazon]

近頃の森博嗣作品はちょっと消化不良で、どうしようか迷ったのだけれど。謎を謎のままにしておくのが、どうにも居心地の悪い私としては、ああこういう形で宙ぶらりんになっていた真賀田四季に関しての好奇心が勝ってしまった。しかし、あっちこっちの伏線を……(笑)

そういえば、「女王の百年密室」[amazon]って友人に貸したままのような気もするし、返してもらった気もする。ううむ。「迷宮百年の睡魔」[amazon]を購入するのを躊躇する理由は、前作をすっかり忘れてしまっているからだったり。

この連休は読書と自宅PCのOS再インストール。しかし、借り物の高橋源一郎「さようならギャングたち」[amazon]がまだ終わっていない。すみません、私、これダメかもしれないです……。

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2003年09月14日

にくにく

友人らが主催しているイベントの打ち上げにお邪魔する。肝心のイベントははてさていつやったのだっけというよな有様だったりするが、そんなことはさておき。中野の牛角にて食ったり飲んだり喋ったり食ったり。ええ、みな本気食いっすよ。もちろん。締めまできっちりで大満足。

宴席での話題は……まあやめておきましょう(笑) こんなところこんなところで書かれてます、名言(笑)

ところで、誰も足の親指を心配してくれなかった。いいんだ。

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2003年09月15日

恩田陸「まひるの月を追いかけて」

ある男性を探すために旅に出た奇妙な関係にある2人の女性。そして、探される男性。その3人が奈良を歩きながら辿る過去、現在、未来。
異母兄弟の話と判り、一瞬『夜のピクニック』になるはずだった作品が、違う形になってしまったのかしら、とも思ったのだけれど違うかな。

読み始めて真っ先に思い浮かべたのは、河瀬直美の『火垂』だった。「喪失」がテーマかな、と思ったら案の定すぐにそのキーワードが登場。舞台も奈良でますます「火垂」に重なっていく。

雰囲気としては、「黒と茶の幻想」に近い。特に深い深い謎があるわけでもない。ただひたすら自分のそしてよくは知らない誰かの人生に思いをはせてみたり、気持ちに区切りをつけていく。近頃の恩田陸の作品には、どうも感情が持っていかれてしまう。登場人物達の年齢がまず問題。この年頃の人間には、多かれ少なかれ何かこうすっきりしない割り切ることのできない微妙に影を落とす感情があると思う。そんなものを鷲掴みにされてしまうのよ。

単純だと、感傷的だと笑うなら笑えばいいさ!(笑)
弱ってんだよ、そうさ。(と、開きなおる。ちっとも弱ってないじゃん:笑)

「火垂」のラストにみた希望と、この作品のラストでみた希望は、でも微妙に違うような気がする。


ところで。奈良へ行きたくなりました。そうだ、奈良へ行こう。そうそう。すごくきっちり取材したのだな、ということがすごく良く判りました。はい。

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だって単線だし

朝、早起きをして東京駅へ向かう。明日は、実家の近くで(ってほと近くじゃないが)仕事があるので、1日早く愛知へ向かい実家にお泊り。連休最終日だというのに、新幹線の中は旅行客が割と多く、手には京都のガイドブック、という方がごろごろいた。いいなあ、京都。

名古屋駅で若い男性に声をかけられる。ひとめでキャッチと判る感じであったので、完全無視を決め込んでいたのだけれど、あまりにもしつこく「すみません」と言うので、何か落としてしまったのかなと振り返ってみた。が、やはりキャッチだろ、あんた。といった感じ。

真面目に電車の乗り継ぎ時間が短かったので、「急いでるんで」とひとこと言うと、また駅へ向かって小走りする私なのではありますが、後ろから聞こえてきた台詞に思わず立ち止まりそうになった。

「何でそんなに急いでんの?」(呆れ声)

あ、あのねえ。ターミナル駅を、駅から駅へと向かって走ってるんだから、電車の時刻に決まってんでしょ! こちとら名古屋みたいな都会と違って、1時間に2本から3本しか電車がないの。1本乗り遅れると母親との待ち合わせ時間に遅れんのよ! まったくもう……。

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2003年09月16日

厄日

愛知県は安城市で仕事を終えた後、東京へと帰路の途へ。もうちょっと早く終わったら、母校である女子高へ顔を出そうかと考えたりしたけれど(シスターに会ったりとか)、若干遅かったので諦める。

途中、携帯電話を確認したらメール着信あり。何と西武池袋線が脱線事故で不通とのお知らせ。新幹線を使用した出張時は、基本的に東京駅から中野駅、バスで練馬まで戻るので、西武線を使用することはないのだけれど。新幹線の中でも電光掲示板でニュース。しかし、脱線までしたのに怪我人なし、特にトラック側が無傷なんてどういうこと?? という疑問は、東京に戻ってきて氷解。まさか無人トラックだったとは。

しかし、本日は厄日だったね。名古屋では爆発、対馬空港では着陸失敗、東京では脱線。地震はおきなかったけれど、十分災難の1日だったと思われ。練馬駅は大変な混雑。大泉学園行きのバスはほんっとに満員。見たこともないような光景がそこに。

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2003年09月17日

内田樹「期間限定の思想 おじさん的思考2」

随分と前に読了してから、そのまま放置しておりました。とりあえずここに書いておくことで、自分が何を読んだのかというのを記録しておけるのが良いので、忘れないうちにメモメモ。

大学教授であるところの著者が仮想女子大生の疑問・質問に答えたり、説教(?)したりする1冊。ここに登場する女子大生はまっとうだ。適度に勉強していて、適度に間が抜けている。勉強らしい勉強をせず、間が抜けっぱなしだった私なんかもう(笑) ふたりのやり取りに口をぽかんと開けつつ、なるほど、とか、うーん、とか唸りながら読むのみ。いやでも、とてもわかりやすくて楽しかったのはホント。

フェミニズム的な物言いに対する違和感とか苦手意識は、いつも私の中でぼんやりとしているのだけれど、そういったものが明確になって差し出されるとそれだけで何か気持ちが楽になるのは何故なのか。

全編に「納得!」という箇所がちりばめられているのに、たいてい読むのは寝る前とか通勤電車の中だったりするものだから、付箋をはったり、マーキングしたりとかそういったマメなことをしていない。そのせいでどこで「目からウロコ」だったのかが既に思い出せない。最悪。そんなわけで、また読み返すことになりそうな気配濃厚な今日この頃。ここまでくると何度読んでも新鮮でいいよ、なんてものを通り過ぎて、ちょっと情けない感が。

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2003年09月18日

今年の社員旅行は

どうやら今年の社員旅行は、プーケットに本決まりの様子。目的地は二転三転したけれど、プーケットにも行ってみたかったので楽しみ。私が入社する以前に、既にプーケットの社員旅行があったとのことで、その時のことを、みんなが楽しかった良かったと言うものだから。それと同じ位、かなりバンコクにも行きたかったのだけれど、それは次回個人旅行で行くことにしよう。(プーケットへの航空券が取れなかったら、プッシュしようと思っていたけど:笑)

そう、11月の連休にかけてのスケジュールなので、もう予約を取るのが大変らしく。当初は3泊の予定だったのが、もろもろの事情により蓋をあけたら5泊になっていた。前半後半組に別れて向かうのだけど、社長は前半も後半もずっと滞在する予定とか言っているので、都合8泊……。まあ、きっとゴルフ三昧だね(笑) さあ、丸々4日も何しよう。1日は社員全員のレクリエーションとして、残りは3日。スポーツは基本的に(身体的に)ダメなので、やっぱり部屋でのんびり読書だろうか。とりあえずのんびりしたい。

しかし、前回の社員旅行は今年の2月のペナンだったから、来年の社員旅行までが今度は長くなる感じが。それに、一週間近くウチの猫たちに会えないのもちょっと寂しいなあ。

けれど。何はともあれ楽しみ楽しみ。

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2003年09月19日

携帯がやってきた

以前、社員全員が携帯電話を持たされていたことがあった。2年ほど前に経費節減で台数が大幅カットされ、全員が持つことはなくなった。でもさ、お客さんが私の番号知ってるし、出張時とかやっぱり携帯使うし、とりあえず持ってた携帯を名義変更して買い取った。しかし、自分の携帯使っても会社に申請するの面倒で、なかなか電話代請求できなくて、うーとか思ってたのよね。

が、どうしてそういう話になったのか判らないけど、また再び全員携帯電話所持に方針が変わったらしい。会社の携帯は以前からずっと変わらず、まだ502のままで、バッテリーがバカになってきたり、表面がけずれて無残な姿になってたり、画面が突然アウトしてしまったりで、可哀想な状態。そしてようやくやってきた505。すてきー、きれいー。指紋認証なんて何に使うのか良く判らないような機能までついて画面もカラーで美しい。うほ。そして、私の携帯はまたまた会社へと名義変更されるのである。

携帯持たされると電話に出ないといけないからヤダ、という人もいるけど、私の場合、持っていたって持っていなくたって、電話がかかってくるのも、出ないといけないのも同じだもんね。会社名義になるだけありがたい。

さて、週末は使いやすいようにメンテナンスしなくちゃ。新しいおもちゃは面白い。ふふ。

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幸せをうる店

新宿駅東口から靖国通りに出るまでの細い道沿いに、お気に入りの牛タン屋さんがあった。その店は今年の3月に新宿3丁目の末広亭近くに移転。以前はちょこちょこ通っていたのだが(何しろちょっと値段がはるので、頻繁には行けない)、移転後はとんとご無沙汰していた。移転のはがきまでいただいていたのに申し訳ない限り。いつも行きたい行きたいと思いつつもなかなか行けないこのお店。ようやく今夜、である。

牛タン関係がおいしいのは当然。ビールジョッキも凍っていて冷たいビールがおいしいのも基本。出羽桜がおいしいのも(以下略) ここを気に入っているのはそういうのではなくてね。あるじとおかみさんがいいんですわ、これが。一見ちょっと変わっている風の、いつも煙草はパイプで吸うあるじ(昔フェンシングをやっていたという)に、気のいいおかみさん。いつ行ってもよくしてくださる。これだけでもね、気分が和んで食事が楽しいものだけれど。頼んだものとは別にちょこちょこと出してくれる小鉢が、もうおいしいの何のって。お酒がすすむすすむ(笑)

何しろ、お通しででてくるキャベツの塩もみですらめちゃうま。以前大学時代の同級生と行った時、彼らはそのお通しを「おかわり!」と堂々と頼んだほど。ええと、今日はほかに何があったかな。葉とうがらしの味噌漬けと煮物。味噌漬けのが辛いと思いきや、煮た方がずっとずっと辛かった。ちょっと日本酒では舌のほてりを取れない位に。あとは、何かのキモとか貝とか。それらと1品料理でもう幸せ。

そう、幸せになるんですよ!
今日は、というかここのところ、仕事でストレスが溜まりに溜まって鬱々とした気分だったのだけれど、シメの麦トロご飯とテールスープを食べる頃には、幸せな気分に。とてもとてもありがたいことです。あるじにそう言ったところ、「ここは幸せをうる店だから」と調子を合わせてくれた。またきますね。

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2003年09月20日

森博嗣「四季 春」

ちょっと久々に読んだ森作品。
「すべてがFになる」[amazon]から始まる「S&Mシリーズ」と「黒猫の三角」[amazon]からはじまる「Vシリーズ」が微妙に交錯している。もちろん、「四季 春」[amazon]での主要登場人物である真賀田四季は、「S&Mシリーズ」でもキーパーソンであったわけなので、これは当たり前といえば当たり前か。(タイトルにこそ彼女の名前が入っているけれど、今回の主人公は別人(?)だと思う)

彼女に関しては、ずっとずっと謎な部分が多く気になっていたので、このシリーズはかなり楽しみではある。番外編めいた、でも本編、こういう解説編のような作品って、森作品では珍しい感じもするし。たいていぽーんっと突き放して終わりだし(ストーリー的にという意味で)。

内容は相変わらず。きちんと理解しようとして読んでいくと、途中でページを繰る指が止まる。だって、意味がわかんないんだもん(笑) 言いたいことは何となく判るけど、納得することは不能。理系の方はきちんと内容を理解して読むの?

特に事件がおきたりするわけではなく、彼女の成長過程が淡々と。但し、もちろん仕掛けはあるわけだけどね。次作の展開に期待。

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教え

外は雨。
ぼんやりと目覚めた後は、習慣のようにPCの電源を入れサイトを眺める休日。午後からは友人と約束があるので、もうしばらくしたら準備しなくちゃなーと思っていた矢先に、きましたよ!
最近ではちょっと珍しい大きめの揺れ。一部で噂になっていたし、思わず口をついて出てきた言葉が、「うわ、ホントにきたよ」ってのに笑ってしまう。なかなかおさまる気配が感じられなかった(実際には数十秒のことだったのかもしれないが)ので、頭に浮かぶのは「(このままおさまらず本格的になってきたら)どしたらいい?」ということのみ。

とりあえずおさまりひと安心の後になって、ようやく思いついたのは、外出できる服にとっとと着替えるとか懐中電灯を用意するとかそういったこと。こんな些細なことに思いいたることができないというのは問題だ。やはり備えあれば、というのは正しいのね。

ふと子供の頃のことを思い出した。
夜、寝る前には枕元に必ず翌日身につける予定の衣服を置いていた。さらには懐中電灯も。翌日の朝になってばたばたしなくても良いというのは当然のこととして、判断力が極めて鈍る夜中に事が起きた場合への備えだと母親や祖母に言われていた。正しい。

先日のイベント打ち上げに参加していた友人のひとりが、地震に備えてラジオや懐中電灯をカバンに入れていたのを笑ったけれど、いや、大事なことなんだよね。うん。

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2003年09月21日

雨のおでかけ

帰ってきたのは午前2時半頃であったので、すでに昨日のことだけれど。
午後から友人と待ち合わせ、ミロード内の喫茶店でお茶。南口の整備工事が終わればもっといい感じの眺めになるかもしれない。

ところで、パトカーのサイレンと言われて思い浮かべるのは、小さな円柱形のもの。でも、近頃のものは違うのね。お茶した喫茶店からふと眺めた道路に長いこと止まっていたパトカーのサイレンは、上から眺めるとV字型になっていた。へー、面白いね、などと話をしていた私たちの目は、サイレンの下に書かれている文字に釘付けになる。「宿4」と書かれていたそれは、おそらくパトカーの識別Noなのだろうけど(新宿の4号車だから?)、どんな時に使うの? ヘリコプターがパトカーを誘導する時に、「宿4、右折せよ」とか?? ううむ。それより何より「宿6」になるとおかしい、とても(笑)

さて、店を出て新宿駅南口から、もうひとり(本当は本日の主賓であるはずなのに、連絡してなかった)を唐突に呼び出す。彼が到着するまでの間、先に夕食をとってしまうことに。「鳥良」にて久々。しかし、この店はいつ行っても行列ができているけど、今日はガラすきだった。やはり時間のせいね。19時前に入ればあっさりしたもので。普段、そんな時間には行けないのだけれど。案の定、店を出る頃にはずらりと人が並んでいた。

わざわざ呼び出したくせに、新宿駅で待たせたまま、彼のお誕生日プレゼントをソニプラで購入。しかし。次に入った店で、プレゼントを開封した彼はあきらかに困惑顔。あまりお気に召されなかったらしい(笑) 面白いと思うんだけどなー。私なら欲しい(笑)


その店で閉店時間まで喋り倒す。何の話をしたっけ? あっちこっちに飛んで、どこからどうしてそういう話題になったのかさっぱり判らない。誰もが決して酔っているわけではないのにおかしい。
覚えている話題のうちいくつかは、
・コバルトやティーンズハート等の懐かしい過去と現在(コバルトからボーイズラブ系のものが出ていると知って、お姉さん仰天!)
・少女漫画の出版社ごとの傾向と、それを好む読者の傾向について(ぶっちゃけやおい好きの女子が多いのはどの出版社の読者かとか)
・次のコミケで発売されるやおいのカップリング予想。(たとえば、K首相とK総書記、とか。やはりK首相総ウケか、とか)
・「マリみて」の読者は男性が多いとか(やおい好きの女子の心理は判る気がするし、これまでにも話題になってきたけど、百合好きの男子が増加した背景はいったい何なの?)
・「電車でD」の面白さを解説していただく(有明まで買いにいく価値はあるかも)
・前期後期の現国の試験に作家親子の作品がそれぞれ採用されたらおかしい
・円すいの丸ビルは怖い(大阪の丸ビルは円柱ですね……)
などなど。こうして列挙してみると、何故かやおい話(あるいは同性愛話)が多い。ま、いっか。

午後2時の閉店で店から追い出され、雨の中を帰宅。だらだら長いこといた割にはあまり酔わなかった。こうでなくちゃね。お酒は理性的に(笑)

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2003年09月22日

昨日の偶然

昨晩の会食(呑み会とも言う)のメンバーのおひとりが、同じ最寄駅にある事務所で働いていることを知る。よくよく話をしてみれば、まんま隣同士のビルだった。(ウチの事務所のお手洗いの窓から、お隣ビルの壁が目の前に見える。ええ、まっしろな壁だけ)

うげ。うかつな格好で出勤できない。
コンビニでうかつなものを買えない。
コンビニで……大量の食物を買い漁っている姿は見られたくない、かも。
世間は狭くて、ちょっと怖い。

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沢木耕太郎「檀」

またしても沢木。近頃、何故か部屋に沢木本放置率が高く、つい手に取ってしまう。これは面白かった。紀貫之だ!(違うって:笑) あくまで著者は沢木耕太郎。でも、檀夫人の一人称。途中からは、彼女が書いているような錯覚を。

さて。あのあたりの時代で名の知れた作家達の日常が、ちらほらとちりばめられているものを読むと、教科書や図書館くらいでしかお目にかかったことのない方々が、実際に存在し暮らしていたのだということを、今さらながらに再確認したりする。当たり前なんだけどね。今、活躍している(とか書くと何か変だけど)作家達だって、この先何十年か後には同じように思われるのかな。うーん。やっぱり違うか。

たいして昔の話ではないのに、随分と遠く感じるのは、結構みんな早死にしてるから? 私達が物心ついてからって、自殺はあっても、それほど若い時期に自殺される作家って少ない気がするし(あくまで感覚)、そもそも痴情のもつれで心中とかなんてないんじゃない?(これも感覚) 浮気したって慰謝料を積まれるくらいで離婚できるし。ま、せいぜい「噂の真相」で数ページの記事をかかれる程度の(笑)

何か話がそれたな。
「惚れたはれただけでは、長いこと一緒にはいられない」という巷でよく言われる教訓めいた言葉を確認できる1冊。それにしても嫉妬という感情は妙だな、と。強い愛情(執着)を持っていなくても、やはりするものなのね。それとも、自分が執着していないと思っているだけで、やはり執着しているのか。あるいは、自分のものが取られるのが単純にいやだということか。

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2003年09月23日

秋のにゃんこ

毛布にもぐる狩野ここのところ、随分寒い。
ウチのお猫達も寒冷対策に出るようになった。
まず夜のおねむは、私のおなかの上。あるいは、布団の中。枕元にちょこんとすわり、「入れてくれ」と鳴く。無視していると前あしでぺちぺちとひとの顔を叩く。それでも無視していると、今度は必須で布団の隙間に顔を差し込んでくる。仕方ないので入れてやると、折り曲げた膝の下に潜り込んで眠る。
いやー、ちょっと寝づらいけど、それがまた可愛いのよ。

そして、前の冬まではそれもまだ良かったのだけれど……。
今年の冬は、春野さんがいらっしゃるわけで。2匹。2匹あわせて、7.8kg。彼女らが布団の中や上にどでんとされる姿を想像すると恐ろしい限りで、戦々恐々としていたわけなんですが。

座椅子で眠る春野とうとう今朝やられました。
寝苦しさに目覚めると、おなかの上には春野が、そして布団の中は足の間に狩野が、どでーん、と。体勢を変えるわけにもいかず、しばらく我慢してみたけれど、足がつりそうになったのでまず狩野を布団の中から、ちょいと移動してもらう。狩野だけでは不公平なので、続いて春野もおなかの上からどいてもらう。ようやく楽になって寝なおすけれど、この冬を越すのは何だか大変そうだ……。

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2003年09月24日

じゅらしっくぱ~く

飛び石連休明けの本日。頭はすっからかんかんか~んで、すっかり忘れていたのだが、社内の新入社員歓迎会だった。ウチの社内宴会はお祭りイベントであるから、幹事の方々は当日までにゲームの企画をしたり、景品の買い物に出かけたりと大忙し。もちろん当日だって、社員は開始時間に間に合うように仕事の調整をしたりする。

午後7時、雨降る中、てくてくと会場である野村ビルまで。
それから2時間。飲みはもちろん毎度恒例のビンゴゲーム。空クジなし。

今回、わたくしがゲットしたアイテムは、「ジュラシックパーク・インスティテュート・ツアー」のペアチケット。こんなイベントやってるのね。しかも、入場料たっかーい。

実は、ジュラシックパークを観たことがない。絶滅した生き物に対する興味ってのはあるのだけれど、精巧な作り物には興味がない。けど、せっかく貰ったので観にいってみることにする。感想はその後でね。

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2003年09月25日

見えたらすごいんです

携帯電話で撮影した写真が、サイトで公開する分には、本職デジカメで撮影したものと比べても遜色ないことに気を良くし、本日もねこちゃん写真を。

すやすや 春野春野のお気に入りは、イスの上。たいていいつもこのイスの上で眠っている。狩野に比べて、この春野という子はとても猫らしい表情をしていると思う。眠っている時の目の形も、思い切り逆八の字だし。顔の形もそう。(「猫っぽい」の定義がどんなものかというのは不明:笑) 眠っている時は本当に天使のよう。だいたいこの角度では体型も判らないもんだからさ。こいつは見えたらすごいんです、といった感じ。とほほ。

もひとつすやすや 春野というわけで、本日は春野2連発。
狩野と同じく春野もふかふかお布団が大好きなわけで、ベットの上にたたんである掛け布団の中にもごもごと頭から突っ込んで眠ることもある。で、そのうちこうして頭を出してきたり。カメラを構えると一瞬うす目をあけたりもするのだけれど、眠気には勝てない彼女なのだった。面白いなー。

ええと、明日は狩野スペシャルであります。

投稿者 kaori : 23:30 | コメント (0) | トラックバック

2003年09月26日

ネットワーク断

夜20時過ぎ。突然、社内ネットワークが不安定になる。ファイルサーバに接続できず仕事にならなくてかなりイライラ。各々のマシンにCR-Rドライブが付いているのが幸いし、ローカルに保存されている大容量ファイル(アップしたプログラムとか)のやりとりは何とかできるものの、ネットもメールも共有文書のメンテナンスも何も出来ない。

いやー、こんなに不便になるとは思わなかった。(思えよ)
ネットワークって偉大だ。(きっと違う)

復旧作業が先に進まないということで、とりあえず各人が退社し始めたのが、だいたい22時前。騒ぎに巻き込まれて、今日はみんな揃ってえらく遅かった。お疲れ様です。

自宅に戻ってメールを受信したら、社内からメールが来ていたのでとりあえず復旧しているのかもしれない。ほっ。

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約束どおり

そして本日は狩野写真デー。

布団からお顔がちょこんお布団から顔の先だけをのぞかせている狩野。これがまあ、可愛いんだわさ。(親バカ) 人間が布団から頭だけ出している姿は別に面白くも何ともないのに、おねこ様がやると愛嬌があるのは何故だろうねえ。



もじもじ……窓際にちょこんと座ってもじもじ。彼女は、前あしをきちんと揃えておすわりをする。からだの幅とちょうど合う感じで似合っている。最初は狩野に比べてちょっとぶかっこうだった春野も、最近は、だんだん上手になってきた。やっぱり真似するようになるのかしら。




哀愁のいつもの定位置である窓際にて激写。たいていいつもこの場所でお昼寝をしたりお外を眺めたり。春野と2匹連結して眠っていることもあるし、こんな狭いスペースで大乱闘を繰り広げていることもある。この時は、秋の窓辺を眺めつつうつらうつら。


何か用かしら?で、その眠りを妨げようとするカメラに向い、にゅっと顔を突き出す狩野。何してんのよ、写さないでよね、とでも言わんばかりの表情で。おめめまん丸だけど、ちょっと怖い。その実、揺れる携帯電話のストラップに気をとられているだけという。



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2003年09月27日

へえ

これ、すごく見たいかも。

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2003年09月29日

ぐるんぐるん

日記を再開した時に、今度は仕事の愚痴はできるだけ書くまい、と決めた。でも、難しい。とてもとてもつらい。ものすごく腹が立つし、でも、腹が立つ自分やそんな風に人のことを思ってしまう自分に自己嫌悪して、ますます泥沼。

こんな時は誰にも会いたくないし、喋りたくない。やり場のない思いを抱えてどんよりとするだけ。そりゃにこにこしてすべてを受け入れられたらどんなに素晴らしいか。だけど、それでは全てがダメになる気がして。そこのところをもっとバランス良くできない自分が、やはりもどかしい。

たった一言を欲しいと思うことが、何よりも高望みであると。そして、そのことに絶望したり。
とにかく、疲れている。癒しなんて、何があるのだろう。こんな時には何も役に立たない。そんな当たり前のことを思う。ああ、たかが仕事なのに。

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