2005年05月29日
鎌倉日帰り小旅行
お昼少し前に新宿駅で待ち合わせ、新宿湘南ラインに乗って横浜まで。お茶とチョコレートを買って休日の電車にゆらゆら。それにしても早いさね。あっという間に横浜だ。そこから乗り換えていざ鎌倉へ。実は鎌倉に来るのは中学校の修学旅行以来16年ぶりくらい。歳を取ったものです。大仏を見て、江ノ電乗ったことくらいしか覚えてないよ。あ、あとあじさい寺行ったかも。
鎌倉駅を出てまず小町通りへ。まずは昼食を食べようと思い、ガイドブックに載っていた和食のお店に向かう。ものすごくこぢんまりとした店内でお弁当を食べ、お腹がいっぱいになたところで腹ごなしに銭洗弁財天に行くことにする。
てくてく、てくてく。最初のうちは良かったけど、坂道にさしかかったところであっという間にバテ気味。こんなことでどうすんのやろ、これからまだ結構歩くはずなのに。情けないなあ、と思いつつようやく目的地に到着。張り切ってお金を洗う(笑) ホントは1万円を洗おうと思っていたんだけどさ、銭洗いだからやはりジャラジャラ洗った方が雰囲気出るかと思って、手元にあった小銭を全部出して洗ってみた。何故か外貨も入っている(笑) 洗ったお金は有意義に使ってくださいって書いてあったけど、すぐにそれでミネラルウォーター買った。水は大事だからね。これは有意義ってことで。
続いて、建長寺へ向かうのに亀ヶ谷切通しを通ろうとして道に迷った。携帯電話をあまり信じてはいけませんね。(でも、地図も読めないんだけどさ:笑) 周囲の方角が全くわかっていない時は尚更。天気が悪くなかったから良かったものの天気が悪かったら泣きそうだっただろうな。何しろ道なき道を歩いていたから。最終的に、ほんまにここでええのん?というような民家の間の急な階段を下りて下界へ。降り立った時の安心感といったら(笑) そこからまた若干迷ったんだけど、親切なおじさんに30分先あたりまでの道を教えてもらった。余程あの辺りでは迷える子羊が多いのだろう。だってそんな先の道案内まで出来ないし、教えてもらうこちらとしても覚えられないのよ。とりあえず辿り着いた先でまたわからなければ教えてもらおうと歩き出し、無事に亀ヶ谷切通しに到着。もうこの頃になると、妙な達成感が湧いちゃって、よくよく考えればそれほどでもない周囲の風景にも妙に癒されちゃったりして。前を歩く親子が犬を散歩させていて、もうそれだけでええなあ、と(笑)
建長寺では、チョコレートで血糖値を若干あげ、しばしお庭をぼんやりと眺める。鳥が池の水面をすれすれの飛ぶ姿を眺めつつ、疲れを取る私達。
気を取り直して、本来の目的地である鶴岡八幡宮へと徒歩で。一本道だったので、想像していたよりも随分近く早く到着した。何やら工事中の箇所も多かったのだけれど、とりあえずいっぱいお祈りして、目的である鶴を買った。買っただけで安心するのもどうかと思うけど、一心不乱に鶴にお祈りするのもちょっと不気味だしね(笑)
ああそうだ。境内にはちょっと可愛い男の子がちらほらといて目の保養にもなりました。絶対バイトだ。絶対。
いい加減疲れてきたし、とりあえずお茶しようということでお店をひやかしながら小町通りに戻り、適当な喫茶店でお茶。だけど、まだ大仏を見てないし、江ノ電にも乗ってない。友人は江ノ電に乗ったことがないとのことなので、お茶を終えた後、大急ぎで大仏へと向かったのでありました。何しろ大仏も閉まっちゃうからさ。
江ノ電を降りて足早に歩いていると、そこかしこに「大仏」駐車場とか「大仏」なんちゃらとか書かれている。挙句、バスの行き先に「大仏行き」とか書かれてるんよ。大仏行きって何さ(笑) 寺の名前あるだろうに。笑っちゃうやらわけわからないやら。閉院前、ギリギリに駆け込み、散歩の達人にあった間違い探しを若干真剣にやっちゃったりして、完全におのぼり観光客をし、さあ帰ろうと踵を返した私達の目に入ってきたのは、何と!!
タイの皇太子が訪れたという記念碑だった……。な、何故に大仏。しかも相当な年月を経て2回も。それも皇太子が!
首を捻りながら、それでも刻まれているタイ文字の音だけ必死で拾おうとするわけのわからない二人組(笑) 当然意味わかんないんだけど。ていうか、日本語訳そこに書いてあるからわざわざ読まなくてもいいんだって。それにほら、もう閉るんだってば(笑) それでも、写真だけは撮るんだってば!(笑)
ひと通りきゃーきゃーやった後、門のところまで戻ってみると見事に出口は閉められていて、入り口から警備員の方に外へ放り出してもらった。やれやれ。
一応これで目的は全て達したわけで、これからどうしようかねえ、という話になり、とりあえず江ノ電に終点まで乗ってみることに。もちろん私も藤沢まで乗ったことなんてない。海を見てみるのも悪くないと思ったのだ。日は傾きかけてるし、天気はあまり良くない感じなので、車窓から見える景色はお世辞にも綺麗ではなかったけれど、あまり見ることのない海辺の風景は、窓にかじりついて見るには十分値していたと思う。心地良く疲れて藤沢からJRで新宿へ。
夕食は、新しく発見した新宿南口にあるタイ料理屋さん。なかなかいい感じの内装で(ちょっとハイソなタイ料理屋さんといった感じ)、味も良かった。なかなか盛りだくさんの1日。たまには、ちょっと遠出ってのもいいね。またどこか行きたくなった。楽しかったー。これで願い事とか叶えばもっといいけどね。それはそれ、これはこれ、か(笑)
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2005年03月13日
香港4日目
頑張って8時前に起き、地下鉄に乗って飲茶。2フロアある大きなお店は朝から地元の人達で大賑わいだった。物珍しくてあれやこれやふたりして注文し、到底朝とは思えない勢いで食べ続けた。途中、何かわからないことがあって戸惑っていると、同じテーブルにいたご夫婦が、何となく手を差し伸べてくれたりで、非常に楽しい食事だった。タイムサービスで一品あたりも安かったし。しかし、いくら安いとはいえ、怒涛のように食べれば値段はいくわけで(笑)、前出のご夫婦のお会計が50元そこそこだったのに比べ、私達は100元を超えんばかりだった。やれやれ。
帰り道、心残りだった「重慶大廈(チョンキンマンション)」を正面から撮影をしてホテルまで歩く。重慶大廈は、やはり「恋する惑星」で冒頭に金城武が走りまわった場所。とことんミーハーなのよね。
荷造りは昨晩しておいたので、軽く荷物をまとめてホテルを出発。建設途中のディズニーランドを非常に遠くから眺めたりしつつ空港へ。空港はあまり混みあっていなかったので、お買い物の時間はたっぷりあった。実は最初に両替した分がまだ相当残っていたのだった。かと言って日本円に戻すほどでもない。そして、ここにきて非常に中華チックな携帯ストラップやら、ネックストラップやらがあって、そういったものを購入したら綺麗さっぱり
なくなった。
そんなこんなで再び飛行機に乗って、のんびり日本に戻ってきたのだった。毎度の駆け足旅行で疲れきったので、今回はバスで新宿、新宿から練馬はタクシーで帰宅。明日からフルで5日間働くと思うとちょっとぞっとするんだけど。
投稿者 kaori : 23:07 | Comments (0) | TrackBack
2005年03月12日
香港3日目
そこそこ早起きして地下鉄で香港島へ。ただのミーハーな私としては、「恋する惑星」の舞台を歩いてみたい!という願望があったわけで、その願望に同僚女子を付き合わせるハメに(笑)
まずは、ヒルサイドエスカレーター。トニー・レオンがこのエスカレーターを下って行く恋人のスッチーをマンションの窓から見送ったり、フェイ・ウォンがエスカレーターからトニー・レオンの部屋を見上げたりする、あのエスカレーターです。いやはや、想像以上に長い。私が行った時には既に昇り専用時間帯だったわけだけど、朝は降り専用らしい。もともとは終点に広がる高級住宅街の方々の為のもの。ところどころのエスカレーターの切れ目から街中に出られてなかなか楽しいわけだけど、ただの観光客の私達は登ったはいいけど、降りる時どうするの?といった感じ。
途中で、一度エスカレーターから離れ、やはり同じく「恋する惑星」でフェイ・ウォンが働いていた(金城武が日本語で電話をかけていたり、トニー・レオンが買いにきたりした)「ミッドナイト・エクスプレス」というお店を見学に。しかし、このあたりなのに……と思って探してもなかなか目的のお店が見つからない。ガイドブックにもちゃんと載っているのに、だ。ひとしきりぐるぐると見回した結果、私の目に入ってきたのは……「ForRent」の文字。そしてその下に、うっすらと私が探し求めていた店名が!(笑) どうやら、潰れたてほやほやだったらしい。まあ時がたつのは早いものよね。1995年に公開されて10年だものね。最近、飲食関係のレジを取り扱うようになってからしみじみ思う。本当に入れかわりが激しくて、同じ店がいつもそこにあるというのは、実はものすごいことなのだな、と。
せっかくだからと、もう一度エスカレーターに戻り頂上まで登ってはみたものの、その時には再度歩いて降りるほどの体力は残っておらず、タクシーを拾って駅まで戻ったのだった。適度にお腹もすいていたので、次は地下鉄で少し移動してガイドブックに載っていたおかゆ屋さんへ。雨の中で、若干迷ったのはご愛嬌として、お店は完全に地元のお粥屋さんといった風情で、これが大当たりでおいしかった。どちらかというと麺好きな私だけれど、これなら毎日お粥でもいいわ。うん。昼間からビールを飲んで、「ふーっ」と一息ついたら、お店のおばちゃんに笑われた。いいじゃん? 休暇(違うけど)なんだもん!
本当はこの後、ペニンシュラでお茶したかったのだけれど、時間とお腹に余裕がなかったので断念し、お土産を仕入れに地元のお店(スーパー? 百貨店?)に移動。ここも楽しいことと言ったら。茶器やら布製品やらお茶やら、笑っちゃうくらいに安くてお友達分に家族の分、自分の分までお土産を買っても1万円もしなかった。香港でのお買い物にあまり興味がないので、この先は香港ドル使い切りの時までそんなに使わないかな。
足が棒になったところで、帰りはタクシーでホテルまで戻りしばしの休息。夕方からの恒例クイズ大会の為に、必死で香港について学習をしたりして過ごす。毎度のことながら大変、これだけはね。
全員が合流し、夕食。食べながら、クイズやらゲームやらで慌しいが、こちらも賞金がかかっているので必死は必死。いい線まで行ったのだけれど、最後の最後で逆転されて2位。うーん。惜しかった。食事の後は、小雨降る中ビニール合羽を着てオープントップのバスで市内観光。20人以上も一緒に乗っていると怖いものなんてないから、皆すごいはしゃぎっぷりで、世間の皆様からは「何じゃありゃ」という視線を投げかけられておりました。ええ、典型的な日本人馬鹿観光客ですとも(笑) 女人街で車を降りて、屋台を小1時間ほどお店を見てまわった。中国出身の男の子がひとりいるので、彼に値切ってもらったりして夏物の服とお土産のTシャツを購入。そこそこ楽しかったけど、やはりタイのウィークエンドマーケットの方が断然楽しい印象。
普通のマイクロバスでホテルまで送ってもらい解散。まだ麺を食べていないことに思い当たり同部屋の同僚とふたりホテル近くの食堂で念願の麺を。けど、場所が悪いのかな。いまいちおいしくなかった。お粥の方がずっとおいしかった。
そして、香港で最後にやり残したこと。それは飲茶を食べること。けれど明日の朝は11時半にはホテルを出発ということなので、涙を飲んでホテルの朝食をパスし、街に出て飲茶を食べることに決定。早起きすることを心に決めて就寝。
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2005年03月11日
香港2日目、でもほとんどマカオ
早起きしてマカオ観光。九龍側の乗り場から船に乗ろうと考えていたのだけれど、タクシーの運転手から香港島側の方が本数も多くていいよと言われ、急遽変更。しかしタクシーに分乗してからの決定だったので、運転手同士が窓から顔を出して意志の疎通をはかり始めたわけだが、何故にああも喧嘩腰に聞こえるんだろうね(笑) 何を怒ってるんだろう?? と頭の中に?マークがいっぱい。おそらく怒ってもいないし、喧嘩もしていないだろうけど。
とりあえず無事に2台のタクシーがともに港に着いたけれど、案の定すぐに乗れる船は満席。ざっと1時間後の船しか取れなかった。キャンセル待ちに並ぼうとチャレンジしてみたけど、それもすごい行列でダメ。結局大人しく1時間待つことにしたわけだけど、外をみやったところ曇天からさらにお天気は崩れつつあり、海は大荒れ。つい先日、五島列島に行った時の悪夢が蘇る。揺れる……よなぁ。出航時間も大幅に遅れ、マカオでの待ち合わせ時間にも到底間に合いそうになくなった為、代理店に電話を入れるも、マカオに到着して入国手続きが終わったのは、指定しなおした時間からさらに30分は余裕で超えた11時過ぎだった。案の定船はすごく揺れたし、眠っているか喋っているかで気を紛らわすしかない状態。五島の時のように横になれるスペースもないし。何にしても吐くほどではないにしろ気持ち悪かった。お天気だったら海が見られて良かったかもしれないが。
ようやく到着したマカオで代理店の方と落ち合い(現地の日本語ができるガイドかと思っていたら、現地在住20数年の日本人の方だった)、バスに乗り込んでいざ観光開始。私達の出した希望は相当に無謀だったらしく、「普通は1日でこれだけは見ないですねえ……」と言われてしまった(笑) それでも「じゃ回りましょう」と言ってくれて、色々と街の説明をしていただいたり。さすが元ポルトガル領というか、アジアでのキリスト教布教の中心地だったからというか、回る場所も教会が多く、あちこちを見て歩く。何というか、どの建物も淡いパステルカラー(時々、ただのパステルカラーもあったけど)でいちいち可愛いくて大いに満足。ガイドブック片手に私達だけで歩くのとは違い、ガイドさんがひとつひとつ丁寧に説明をしてくれるので、それだけでもお金を払った甲斐があるというもの。丘に登ったり、街中を散策したり、ポルトガル料理を食べたり、相当盛りだくさん。「へえ」と思ったのは、台風が来た時に丘の上から住民に対して規模と警告を示す印が掲げられるという話。どこに行ったのかは、ガイドブックをひっくり返さないと覚えていない。ただマカオタワーは行っていない。お天気が全然ダメだったので(雨は降っていないけど、霧がすごくて)、丘の上からの眺めは全くアウトだったのだけれど。
カジノはねえ……。ラスベガスから来た、という鳴り物入りの巨大カジノに寄ったのだけれど、当然というか何というか本家本元ラスベガスの方がずっといい。まずかけ金が高い! これじゃ試してみる気にもならないしね。
ワインミュージアムでは、民族衣装を鑑賞しワインを試飲。アイスワインを購入。あちこちを駆け足で走りまわり、午後6時頃には再び香港に向けてマカオを発ったのだった。帰りの揺れはそれほどでもなかったけど、冷房直撃でひどく寒かった。でも、マカオは気に入ったのでまた行きたいかも。何と皇居ほどの大きさしかないそうなので、2泊くらいしてゆっくり散策してみたいかも。
香港島におりたった後は、夕食を食べる場所を探してみんなでぞろぞろ。ホントはビクトリアピークへ行きたかったけど、何しろ霧がすごくて断念し、適当な食堂を見つけて夕食とする。しっかし、麺とご飯が両方コースに出てくるって一体どうなの……。当然だけど食べきれない。腹ごなしに地下鉄に乗り、九龍側のホテルに戻る。明日は、後半組が合流するまでは自由行動。さて、どこに行こうか。もう決めてるんだけどね!
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2005年03月10日
香港1日目
社員旅行は休日を挟んで手前から旅立つ前半組と後半組に別れる。これまでたいてい後半組だったのだけれど、今回珍しく前半組。本当はね、後半組がいいの。何故かと言えば、後半組だと帰国してから次のお休みまでが短いから(笑) 旅行の後、丸々一週間働くというのはなかなかにしんどいものです。
とまあ、そんな愚痴はさておき。朝も早くから成田空港に集合。私にしては珍しく集合時間に余裕を持って空港に到着し、キャリーの鍵だとか旅行保険だとか細々とした用を済ませて、ほぼ定刻に集合場所へと向かったのだけれど、普段からはあまり考えられないことなので少し怖い。飛行機落ちなきゃいいけど。だって、今回の航空会社は出張でも乗らない苦手な○ALなんだもの……。しかし、今回はシャトルに乗らずに行ける近場の搭乗口だったし(初めてかもしれない!)、機内も比較的すいていて、指定された座席以外の場所でのんびり過ごすこともできたし、座席ごとにスクリーンはあるしで、比較的快適だったことは確か。揺れたけどな。
映画は何を見たんだっけか。さっぱり覚えていない。眠ったり食べたりしている間にあっという間に香港。
空港はとっても綺麗だったけど、旅行代理店が何ともはや。到着口を出ても、空港に迎えに来るはずの現地ガイドが見当たらない。ぐるぐる見渡しても見当たらない。出発前に手渡された案内書にも実は集合場所は書かれていなかった。最後の打合せの時、私も一緒に出席していたけれど、確かに何も言っていなかった。これまでが「到着口を出たところ」という状態だったので、今回もそうだと思いこんでいたわけ。まさか到着口が二つとはねえ……。まあ、二つあっても全然おかしくないわけだけれど、お出迎えは私達が出たのとは違う方の到着口に来ており、香港のツアーではそのもう一方の到着口に集合するのが一般的らしい。
だけどさあ。そんな「一般的」なんて知るわけないし、最初から言えよ、と。そりゃ私達もうっかり気づかなくて聞かなかったのも悪いけど、あまりに不親切ではないか。航空券の手配もその代理店がしているわけだし、どちらの到着口から出るかも当然承知しているはず。あくまでツアーなんだからさ。一番「あらら」だったのは、現地ガイドの言い訳。「普通はあちらですから」 だから、普通を知らないの、私達!
とは言いつつ、私の場合、社員旅行じゃなかったらそんな腹を立てたりもしないだろうな。比較的そういうことには寛容だったりする。飲食店の店員の対応が悪い場合でも、ほとんど苛々しないし。だけど今回は社長が同じフライトで来ていたものだから(遠い目)
そんなわけで、ホントは公共交通機関で向かいたかった中心部。けれどこれはツアーなので、全員で送迎の車に乗り込み1時間ほどバスの旅。しかし、車窓から目に入るのは想像を絶する数の高層マンション。しかも、日本では滅多にお目にかかれないすんごい階数。自分が住むことなんて絶対ないと思いつつ、気持ち悪くなってしまった。地震がないということが前提らしいけど、ホントに絶対ないと言い切れるのかよ~。ぶるぶる。
宿泊先に到着したのは夕方近くで、荷物を置いたらひと息つく間もなく夕食へ。見知らぬ街中を社長を先頭にぐんぐん歩く。多分ホテルに紹介されたお店。開店前に到着してしまったので、お店の前でメニューを見ながらしばらく時間を潰す。何料理だったかは覚えてないけど、普通においしかった。でも、特筆すべきものもなし。ただ、私は豚足好きよ。ゲテだとは思わない。食事をしている間にだんだん夕暮れてきて、大きな窓の向こうに香港島の夜景が少しずつ綺麗になっていく様子が見えた。あまり良い天気ではなかったから、多少の霧がかかっていたのだけは残念。
食事の後は全員で街中をうろうろと。個人的には、明日のマカオ観光用の船チケットを購入しに行きたかったのだけれど、まあ何とかなるでしょう。(しかし、案の定というか、この決断がやはり翌日に響いたのだった) ホテルのすぐ裏が海で、霧が出ている香港島をバックに記念写真を撮したり、今昔映映画スターの手形がずらりと並ぶ海岸沿いの道を歩いたり。過去に亡くなった映画スターの手形は星型になっていて名前がそえられているのだけれど、レスリー・チャンのものも星型になっているのを見た瞬間には思わず涙しそうになったものです。さんざん歩き疲れた挙句、社長が全員にドリアンをご馳走してくれた。(いや、ご馳走かどうかは微妙だ) 実は初めて食べたんだけど、何というか芋というか栗の味……。もそもそしているし、臭いよりも食感がフルーツといった感じがしない。
あまりに疲れ果てたので、同僚にお酒を買ってきてもらい早々に部屋に戻り、買ってもらったビールを飲んで明日の集合時間を決めて睡眠。
投稿者 kaori : 23:29 | Comments (0) | TrackBack
2005年01月16日
石和温泉
昨日から一泊二日で、行きつけの居酒屋さんのオープン1周年記念の小旅行in石和温泉、であります。参加者に関して言えば、女性はママ達を除いたお客さんは20代から30代くらいかな、男性は……良くわからない。年配の方も多そうな感じはするけれど。バスに乗って出発したのは12時30分頃。すぐに飲み始めた結果、お手洗いにしょっちゅう行きたくなってすごく困った。やっぱお手洗いのついていない車の中で、アルコールの大量摂取はやめた方がいいね。
道路がものすごくすいていたせいで、宿への到着時間も早くて、お風呂にのんびり入ったり、部屋でまったりテレビを見たりで時間を過ごし、宴会。そして二次会のスナック。……うーん、どうだろう。普段、決して品が悪いわけではない男性客の方々なんだけど、やはり普段と違う酒の席だとはしゃいじゃうのかな。本気で下心があるわけではないと思うし、悪気があるわけでもないことはわかっているのだけれど、やっぱりちょっとそれは若い女性に対してはやったらあかんよ、ということが結構目についたりした感じ。私ら、コンパニオンじゃあないしねえ……。私はともかくとして、誘った友人には悪いことしたなあ、と申し訳ない気持ち。と、酔っ払って寝てしまった私が目覚めた時に、枕元で友人たちが喋っているのを聞いて思ったのだった。
さて午前4時頃に目が覚め、友人たちから聞かされた事実(空白の数時間の間に起こった出来事)に関しては、ちょっとここでは書くことができないのが残念だけれど、ひたすら笑っている間に再び寝るタイミングを逸してしまい寝不足のままで朝を迎えることに。若干二日酔い気味。バスの中でもずっと目を閉じているのみ。ワイン工場への見学にも行ったけれど、試飲なんてとてもじゃないけど積極的にする気にならず。ひんやりとした外の空気を吸うだけで満足。そう、昨晩はとんでもなく雪が降ったのだ。おかげで、もう一箇所行くつもりだった忍野八海には行けず。何しろ側道に少し入った途端、まだまだ除雪されていない雪が残っていて、バスを最徐行で運転していくのがやっと。もう少しで目的地に近づくというあたりで、とうとう運転手さんがギブアップした。「下り坂は自信がありません……」
当然だけど安全第一。それならUターンしましょう、というわけでその場所を探してみたもののこれがなかなか見つからない。ようやく適当な場所を見つけたと思ったら、道路の真ん中でタイヤが空回りしてしまうというアクシデントに見舞われたのだった。反対車線は大渋滞。男性陣はすぐに車からおりて、バスを後ろから押し始めたのだけれど、びくともせず。そのうち地元の皆様も出てきてそりゃもう大騒ぎさ。十数分後、ようやくタイヤが無事に回転し、バスも動き出した時には周囲から拍手がもれたほど(笑) 昨晩は、相当な酔っ払いだったおじさん方もいざとなるとさすがですね。コトが起きた時に、すぐに行動ができるというのはすごいことだと思うですよ。若干見直した。
あ、忘れてましたが、昼食は河口湖のほとりにある食堂で「ほうとう定食」。うまかった。野菜付のお土産があったので即購入し、次の週末に予定されている鍋の会に持っていくことにする。
帰りの道路もガラすき(正月も連休も終わったし、天気も良くないからあまり外出する人もいないらしい)だったので、結構早い時間に練馬まで帰りついた。近所のラーメン屋で早めの夕食をとってそのまま帰宅。あっという間に週末が終わってしまい、何だか明日から仕事なのが信じられない。そして、よりにもよって明日は外出。疲れきっているので早めに眠ります。どんな状況でも、やはり自宅の布団が一番だよな。
投稿者 kaori : 22:10 | Comments (0) | TrackBack
2005年01月15日
温泉宿におります
数日間のことについては、後追いで書きますが、とりあえず温泉(笑)
温泉入って食事までの間、超まったり。
女4人で韓流ドラマを眺めながら、突っ込みまくっております。
これからまた飲むのだ。
露天風呂は寝る前か明日の朝か。
あー、極楽なりよ。
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2004年09月20日
またまたバンコク旅行記4
2004年9月20日
am7:00 @宿泊先ホテル 客室内
ぼんやりとした頭で今日の予定を考えた。とりあえず空港まで行かないといけない。不慣れさと危険度なんかを考えて早朝ではなく昼間便を選んだわけだけど……迷った挙句、日本語サービスのボタンを押して受話器を取ってしまった。情けないですねー。いや、頑張れば自力でタクシーにも乗れると思うし、ホテルの人とだってカタコトの英語で会話もできるとは思うのだけれど、いかんせん勇気がないんですね。間違っていたらどうしようという。
で、どうしたかといえば、あまり大きな声では言いたくないのだけれど、ホテルのリムジンサービス使いました。バカです。大バカです。まあ東京でこの距離のタクシーを使えば相当のお値段でしょう、それでも安い。快適で(おそらく)安全、行き先だけ告げれば黙っていても目的地に到着する。それ相応の価格ですね、もちろん贅沢には違いないけれど。
am9:30 @リムジン車内
というわけで、チェックアウトも完了し空港へ。
のんびりしようと思っていたけれど、結局今回もばたばたと過ごしてしまった。毎回、それほど欲張っているわけではないはずなのに何でだろうね。窓からの景色を眺めながら、ぼんやり。ついこの間、バンコク市内へ向かって走っていたはずなのに。旅が終わる時は、やはり少し寂しい。もちろん、これから飛行機に乗らないとならないわけで、それはそれで憂鬱で、おそらく成田空港に到着した時には安心するだろう。きっと日本が一番、などと思って。
am10:00 @ドンムアン空港
さて、とうとう異国でひとりチェックイン。もっともパスポートと航空券を差し出せばあっさりと終了するのだからたいしたことはない。が、通路側をお願いします、ってのを言わなきゃいけないから真剣なのよ。たったそれだけと言うなかれ。実用英会話はほとんどしたことがないんだから。(ま、どうせ単語しか言わないんだけど) 前回、友人が空港使用税を支払う姿を遠くから眺めていたので、とりあえず次に自分がしなければならないことは判ったし、この空港を帰りに使うのも3度目なので随分と心に余裕でありました。問題は、飛行機に乗ることだけ……。
pm0:00 @機内
ニコールキッドマンの新作映画を観ていた。機内食は相変わらずあまりおいしくなかった(笑) 珍しく隣のおじさんともお喋りしなかった。やはりちょっと疲れていたんだと思う。
しかし、どれだけリラックスしに行ったとしても、帰りの飛行機ではどうしても疲れてしまうから海外もちょっと考えものだな。そうするとアジアはアジアでも、もっと近場がいいのか。あるいは、ビジネスクラス以上に乗るべきなのか。さあ。
pm8:00 @成田空港
到着! しかし、成田エキスプレスがない……ちょっと帰宅が遅くなるけれどそれもまたよしだな。とりあえず無事に帰ってこれて何より。楽しかったー。また次が楽しみ。
さて、翌日からまた仕事です。
投稿者 kaori : 23:59 | Comments (0) | TrackBack
2004年09月19日
またまたバンコク旅行記3
2004年9月19日
am10:00 @宿泊先ホテル 客室内
だ、駄目だった。起きられなかったのです。つまり朝食が食べられなかった。やってしまった。がっくり。
やっぱりね、いいホテルにはスケジュール的に余裕のある場合に宿泊しないとダメなのよね。けれど、スケジュール的に余裕がある場合というのは当然滞在日数が多いわけで、そんな時に豪華ホテルに宿泊したらお金がかかって仕方がない。ああ、ジレンマ。
ところで。テレビを眺めていたら高校生・大学生の創作ダンスの全国大会の様子がNHKで流れていたんだけど、寝ぼけ眼で眺めていた私の耳に入ってきたのは、私の母校である女子高の名前だった。うげ。一気に目が覚めてしまった。バンコクまで来てこんなものを見るとは。ご活躍結構なことです。
am12:00 @ジムトンプソンバーゲン会場
BTS終点からタクシーにかなりの時間乗った場所、広さで言うなら有明の某展示場の各ブロック1つ強くらいの会場内に、相当余裕を持って様々な商品が並べられていた。会場内の3分の1程度は、買い物客の人々がしゃがみこんで品物を広げていて一体何をしているのかと思えば、入り口で渡された買い物用の巨大ポリ袋へと手当たり次第につっこんだ品物の中から、本当に購入するものを取捨選択する場所なんだとか。ほほう。面白そうだ。
待ち合わせ時間を決めて、個人行動を開始。欲しかったバッグを中心にひと通り見てまわり、やはり手当たり次第にブツを袋へと放り込んだ。Tシャツ、カバン、コースター、シャツetc……。購入候補にもあがらなかったけれど、水着もあるんだよ。シルクの水着……? 周囲の人々が袋をずるずると引きずって歩いているのと同様に、私もそうしないと歩けない位の荷物になっていた。
待ち合わせ場所に現れた私を見て、先生は案の定大爆笑。これから取捨選択するんだってば! 早作業を開始し、購入しないと判断されたモノをその辺りに放置していく。そうすると係員の人が収集して歩くのだそうな。すごいねえ。周囲を見渡すと、2割は日本人だったと思う。
それでもさすがタイだと思う。それほど金額が跳ね上がることもなく、買い物完了。ひとつひとつの品物をパッケージするものまで一緒にくれるのだ。さすがだねえ。
さすがついでに、会場からBTSの駅までぴんくの無料バスが走っていることを帰りに知った。バスに揺られてBTSまで。とりあえずホテルに戻ったのであります。荷物重いし。
pm2:00 @ロビンソン地下のフードコート
バーゲンの帰りに友人に電話したところ、連日の夜遊びがたって相当疲れておられる様子。どうやらホテル向かいのロビンソン地下で、昨晩合流していた友人のそのまた友人と一緒に昼食をとっているというので、私達も食事をしに。クーポン制って面白いねえ。カレーとスープで50バーツ。食べ過ぎ。
うーん、次回の目標としては、こういうところでひとりで食事が取れること(笑) いい加減それ位できるようになれよ、といった感じですが。
pm4:00 @チャトゥチャックのウィークエンドマーケット
友人のそのまた友人(くどい:笑)の彼と先生と共に、ウィークエンドマーケット。友人の……(以下略)の彼が、以前タイ文字の可愛らしい時計を見つけたというので、同じものがないかと列を作って市場内をうろうろする。彼の記憶だけが頼りなのだけれど、相当に広い市場内そうそう場所が特定できるわけもなく、あっちのお店こっちのお店へと目移りし、その都度「一期一会」と口ずさみながら安物買いを繰り返すのであります。
聞かされてはいたけれど、次回来た時に同じ店になど到底辿りつけるわけがないということを実感させられましたわ。そんなわけで、結局時計を見つけることは叶わず、2時間強で市場を後にしたのであります。先生曰く「2時間で帰るなんて初めてだ……」とのことだったけれど、わたくし的には初回としては満足。また行くもんね。
pm7:30 @ロビンソン地下食品売り場
さて、一番楽しみにしていた食品のお買い物。いやあ、もうスーパーって何でこんなに楽しいんでしょう。インスタントおかゆ・麺・固形スープ・インスタントカレーや、友人から頼まれていたトムヤムペーストなどなどをカートいっぱいに詰め込んでお会計。今回は荷物が少ないなあと思っていたのに、やっぱり増えたよ。持って帰るの大変そうだ。ジムトンプソンで買った大きな布袋が大活躍ね。
pm9:00 @プロムポンのタイすき屋
ホテルでしばらく休憩した後、夕食に出かけた。最後の夜は何が食べたい?と訊ねられ、「タイすき」と即答したのであります。アソークからひと駅のプロムポン駅にて。タイすきって、特別何がどうというわけではない(日本の鍋とほとんど変わらない)のだけれど、タレがおいしいのね。ビールも鍋の具も満足のいくまで食べ、お店の従業員も帰りかけているところで撤収。
pm11:00 @スコータイのバー
前回バンコクに来た際に非常に気に入ったので。
しかし、今日はカウンターのおねーちゃん達が常連さんとおぼしきデブのおじさんにまとわりついて、きゃーきゃーやっていた(笑) まあ他にたいしてお客もいなかったからだろうとは思うけど、何というかちょっと意外な感じが。雰囲気重視だと思っていたのに、一角が女の子のいるお店みたいに見えたぞ。いや、全体的に言えばそんなに下品な感じではなかったけど……。
それにしてもスコータイ内の雰囲気は、落ち着いていて豪華で、でも品が良くてとても素敵。こういうところで1週間ほど過ごしてみたいと思う。交通の便が悪いのがかなりのネックではあるけれど、そもそも気にしてはならないことなのか。高級ホテルに泊まるのならば、徒歩などと言わずタクシーで行動しろ、と(笑)
am1:00 @宿泊先ホテル 客室内
スコータイからタクシーで戻ってきて、とりあえず荷造りを。そのうち、先生が部屋まで訪ねてきてくれたのでしばらくテレビを見たりお喋りをしたり、荷造りアドバイスをもらったり。am2:00頃でしょうか。先生はお部屋に戻っていかれました。近いうちにまた東京でお会いしましょう。
さて、明日は朝ご飯食べて、チェックアウトして、空港へ向かわねば。
投稿者 kaori : 23:59 | Comments (0) | TrackBack
2004年09月18日
またまたバンコク旅行記2
2004年9月18日
am9:30 @宿泊先ホテル 客室内
起床。テレビを点けっぱなしで寝ていた。これは仕方ない。一人でホテルに泊まる時には必ずテレビを点けっぱなしで寝るから。怖いのね。これは国内でも海外でも同じ。
部屋のカーテンを開けると、少しどんよりとした空が広がっていた。
am10:00 @朝食ビュッフェ会場
身支度を整えて朝食会場へ向かう。こういうホテルの朝ビュッフェとかって、本当はのんびりと時間をかけて食べるものなのかもしれないけれど、いかんせん時間がないから脇目もふらずに必死こいて食べる食べる食べる。メニューは本当に豊富で、洋食から日本食、調味料はタイ風までよりどりみどり。んー、幸せ。
しかしながら、のんびり幸せに浸っている場合ではないので、10時30分5分前には食べ終わって、BTSアソーク駅までてくてく。BTSまで徒歩1分という素晴らしい立地のおかげで、ほとんど遅刻せずに待ち合わせ場所までたどり着くことができたわけだ。
am11:30 @ジム・トンプソンの家
ここも最初から行こうと決めていた場所。大通りからちょっと入っただけのところ(とは言っても数分歩くけれど)なのに、とても静か。木々が適度に茂る中に立つ赤い建物は、雨が降りそうな少しだけ重たい空の下で何となくしっとりとして見えて、色の割には落ち着いた感じに見えた。そういえば、ゴールデンウィークに来た時よりは暑くないな。湿気とどんよりとした空気。何となく日本の梅雨に似ている気がする。こうして外から建物を見ると、あまり晴れた空の下には似合わない気がしてくるが、はて。
日本語ガイド(大学生のタイ人の女の子だった)が、所蔵品について説明をしていってくれる。ひとつひとつの場所でちょこっとずつ笑わせるようなことを言おうとしている彼女が微笑ましい。可愛いぞ。
ジム・トンプソンがよく友人達を招き談笑をしたという部屋は、オープンエアで庭を見渡せ、敷地外の運河の気配も感じることができる。ああ、いいなあ。こんな場所でのんびりできたら、ものすごく気持ちいいだろうに。
敷地内をぐるりんとまわった後、その中にあるお店を少々冷やかした。明日は、ジム・トンプソンのバーゲンに行く予定をしているので価格のチェックをしようということで(笑) いやー、もう可愛いの何のって。バッグもTシャツもハンカチも。当然のように高いんだけど、魅力的。涎が出そうだったけれど、明日まで我慢の子となってその場を後にした。
pm1:00 @MBK内
ジム・トンプソンの家から少々歩いて、MBKへ。相当に喉が渇いていたのでお茶することにして、小一時間程度うだうだ。その後、MBK内をふらふらしながら、ネイルアートをやってくれる店を探しまわる。途中で色々とウィンドウショッピングをしながら、先生が喋る言葉をほんとうにちょこっとだけ聞いてみたり。お買い物くらいはひとりで出来るようになりたいなあ。(カタコト英語でなら、今でも何とかなるけどな:笑)
結局、MBKからお隣の建物へ移ったあたり、小さなお店がひしめきあっているあたりで店を決める。両手の指をやってもらって、200B。やすーい。ものすごく上手にやって欲しいとか思っているわけでもないので、技術云々は横においておいて、安くていい。ただ、やすりのかけ方を覚えてしまった。今までの自分のやり方ではいまいちだった理由がよく判った。爪の内側からかけるのね。仕上がってみると爪の先もつるつるになっていて、とりあえず値段と釣りあいは取れていると納得。
それにしても、結構人通りの多いあのあたり。けれど、同業種のお店はひしめきあっている。お客は結構入るのかしら? 家賃と人件費を考えると相当なお客が入らなければやっていけない気がするのさ。手足両方の爪のお手入れとネイルアートをして、だいたい600B。つけ爪なんかをすれば1000B近くいくのだろうか。しかし、そんな上得意さんが頻繁に来るとも思えないし、何しろほんとに狭い店内に5人もの店員がいるのだ。ううん。
pm3:30 @宿泊先ホテル 客室内
ネイルアートの後、先生と別れ、そのままBTSでホテルまで戻ってきた。相当疲れていたのでとりあえずベッドに横になる。カーテンを開けたまま気持ちよくお昼寝であります。
pm6:00 @地下鉄ペップリー駅~友人宅
夕食(日暮れ後)の前に友人宅で少々飲もうという話になり、スクンビット駅から地下鉄でひと駅揺られて地上へと出た。こうやってひとりで知らない街を出歩けるようになるなんて数年前には思いもしなかったこと。慣れというのはすごいものだとしみじみ思いながら、携帯電話で教えてもらった道を辿る。
途中のコンビニと屋台でさっくりと買出しをした後、友人宅訪問。
「スコールが来ると家の前の道が冠水するのだ」と友人からのメールではよく聞かされていたけれど、実際にその道を目の当たりにすると何だか感慨深いものが。いやあ、どうやって通勤すんのよ、これで(笑) スーツ着てるんだよね? うーむ。
リフォーム番組大好きというわたくしにとって、家の間取りってのはどれだけ見ていても飽きないのですね。そんなわけで、友人宅の1LDKは素敵だった。一人暮らしには広すぎると思えるような寝室にはでっかいベッドがひとつ。そして、立派なキッチン。素敵。いいなー、いいなー。こんな部屋に住みたいよ。ぐすん。
pm8:00 @チャオプラヤ川沿いのレストラン
レストランのすぐ脇を川沿いホテルが出しているライトアップされた遊覧船(?)が行ったりきたりするのを眺めながらの夕食。写真を撮ろうと思ったんだけど、やっぱり綺麗には撮れなかった。やはり取扱説明書も読んでいないからダメか。きっと何か設定があるはずだろうけど。
am0:00 @シャングリラホテル一角のサービスアパートメント
友人のそのまた友人が暮らしているという豪華サービスアパートメントにお邪魔する。リバービューの高層階で、そりゃあもう眺めも宜しくて素敵。室内の家具も豪華だし、キッチンも立派。さすがにお家賃を聞くことはできませんでしたが、一体幾らくらいするんだろうか……。
途中から人数も増えてわいわいやっていたような気がするけれど、最後にはおっきなぬいぐるみ抱えて、豪華ソファーに埋まりながらねむねむしておりました。
am4:00 @宿泊先ホテル 客室内
やっぱりこの時間。テレビをつけっぱなしにして睡眠。
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2004年09月17日
またまたバンコク旅行記1
2004年9月17日
am5:00 @練馬の自宅
起床。am11:00頃の成田発の飛行機に搭乗予定なので、とっとと出かけねばならぬ。さすがに最近では、ホントに搭乗2時間前に空港にいなければならないなんて思ってもいないけど、今回はひとりで出国するのでとりあえずきちんとセオリーにのっとってみることにした。身支度をして、昨晩準備しておいた荷物(大きな布袋とGAPの紙袋に突っ込んだ液体関係、主にアルコールなど)を持ち上げると想像していたより大幅に重くてちょっとめげる。最寄駅まではタクシーだし、そこから先はほとんど歩く箇所もあまりないから、一番問題なのは空港内をうろうろしている時だけのはずなんだが、やはりちょっと(苦笑) 気をとりなおしてよっこらしょと部屋を出た。
am8:00 @成田エクスプレス車中
隣に座ったにーちゃんが、香水をぷんぷんさせていたので気持ち悪くて仕方がない。最近とみに匂いに敏感になっているのは、やはり体調があまり良くないからかしら。鼻はあまり良くないのにこういったものだけにはすぐ反応してしまう自分がちょっと嫌だ。しかし全席指定でしかも満席状態だったから席を移るわけにもいかず、口をぱくぱくさせながらあさっての方向を向いて息をしておりました。やれやれ。
am9:00 @成田空港
連休前日だけあって人が溢れております。行列に並びチェックインして、旅行保険の手続き。気づくと結構時間がたっていて、出国手続きに並ぶ行列を前にして「2時間前についていて良かった」と胸をなでおろした。すごい人なんですわ、これが。好き勝手に行列作って並んでいるから狭い入り口にさしかかるとあっちこっちから人が押し合ってすごいことになっている。もうちょっと考えて並ばせた方がいいのに、と思っているとすぐ近くで他の旅行客が同じようなことを職員に言っていた。ま、そりゃそうだわな。
荷物のなかにまたもや生肉が入っていた(しかも発泡スチロールケース入りだよ!:笑)ので、びくびくしていたけれど何ということもなく通過。出国が済んだら結構いい時間になっていた。お店でも見ようかと思ったけれど、そんな時間もなくてそのまま搭乗ゲートへ。
pm12:00 @バンコク行き機内
毎度のことですが、隣のおじさまおふたりとお喋り、なのですが、隣のおっちゃん、私の毛布の上にビールひっかけやがった。むう。まあ、でも別の毛布もらってくれたし許そう(えらそう)
今回はタイ航空。昨年プーケットへ行った時にもタイ航空だったけど、何か今回機内食があまりおいしくなかった。メニューは何だったっけ? あまり覚えていないし、まあいいや。
それより機内上映の映画が思いのほか面白くて、夢中になって見てしまった。ハリーポッターの最新作とガーフィールド。お喋りしていながらも、スクリーンが気になって視線を固定してしまっている失礼な有様。
入国カードと税関の書類を書いていたら隣のおじさまずが、じいっとこちらを見ている。書き終わったら見せて欲しい、見ながら書くから、というではないですか。おいおい……初めてじゃないでしょうに。そして書いている様をよおく見ていたら、性別のところを女性と書いていた。ま、丸うつしですか!(笑) 指摘する声が笑わないようにするのに、ちょっとだけ苦心。
pm4:00 @ドンムアン空港
成田から来た飛行機でも、バスで到着口までってことあるのね。思わず「げ、バスかよ」という声が漏れてしまったわたくしですが。海外だって国内線と同じなんだな、と思ってしまった。出張に慣れた頃、新幹線が私鉄に乗るような、そして飛行機が新幹線に乗るような、そんな感覚になったことを覚えているけれど、国際線は国内線に乗るようなそんな感覚になってきた感じがするかな。但し、問題は語学力なんだが。
今回は、バンコク滞在中であるところのタイ語の先生に迎えに来てもらったので空港での言葉の壁は全くなし。こうして人は甘やかされていくのです(笑) ああ、ありがたい。
pm5:00 @バンコク市内 シェラトン・グランデ・スクンビット客室内
アホみたいに大枚はたいて、シェラトン宿泊。3泊しかしないしまあいいかと(あまり良くないけどな)
お部屋は14階あたりにある下から2番目のランク。いやでも、いい部屋ですよ。ウォークインクロゼットもついてるし、浴室も広いし、ベットも大きい。もちろんお部屋も広い。フルーツもたんまり盛ってあるし。
とりあえず風呂に入ったりすることを済ませて、先生と一緒にホテルの向かいのロビンソンで買出しを済ませる。ああ、スーパーって楽しいなあ。また今度どっちゃり買い物しよっと。食料品大好き。安いし、おいしいし。
pm7:30 @バンコク市内のシーフードレストラン
ホテルのロビーでバンコク在住の友人が合流。
彼が提案するお店の中から、先生と選択したシーフードレストランへ(もちろん友人につれていってもらう:笑)。
タイの料理ってホントにおいしい。この国へ来る楽しみの3分の2はおそらく食事だな。せっかくデジカメを持ってきているのだから写真撮ればいいのに、飲食いに夢中でちっともそんな気になれないのが悲しい。後から何を食べたのかすら思い起こせないし。先日牡蠣にあたったので雨季にそれを食べる気にならないという友人を尻目に牡蠣をたんまり食べたり、海老を食べたり。
pm10:30 @地下鉄駅構内
バンコクに最近開通した地下鉄の駅。今回の目的のひとつに地下鉄に乗ることを挙げていた私なので、ワクワクしながら構内に入った。地下鉄なら毎日乗っているだろうと言われるけれど、まあそれはそれ、ここは異国だし、新しいものにはいつだって興味があるもの。
しかしここのエスカレーター、スピードがはやすぎやしませんか? 昇りならいざしらず降りでこんなに早かったら私乗れません……。この歳になっても降りのエスカレーターが苦手な私としては、ちょっと恐怖。
8月にバンコクへ行ってきたという友人から、余った地下鉄のカードを借りていたので、それを使って改札を抜けてみた。Suicaと同じ方式でカードを所定の位置に触れさせるとゲートが開く。若干反応は遅いけど。1回1回購入するタイプのチケットは、オセロゲームのコマというかコインというかそんな感じのもの。やはり所定の位置に触れさせるタイプ。でもそれって慣れないから何だか妙で、最初はどう扱ったらいいのか判らないのも当然か。今回、改札の前で迷っている人を何人か見た。(多分、観光客)
そして観光客らしく駅のホームで記念撮影。綺麗な駅の構内はなんだか京都の地下鉄東西線を思い起こさせたのでした。
am0:00 @バンコク市内 海老釣り
前出の友人が先日、やはりここで海老釣りをしたらしい。その時の模様はここに詳細(?)に書かれているが、それ以来リベンジを果たしたくてしかたのないバンコクの彼は、やっぱり私を海老釣りに連れてきたわけだ。釣堀の様子は帰国した友人から聞かされてはいたけれど、いやはや結構繁盛しているもんです。24時間営業の釣堀らしく、深夜だというのに(深夜だから?)多くの人が釣り糸を垂れている。
ビールを片手に、そしてもう一方の手には釣り竿を持ち、なんとなく周りを見渡すとうまい人はうまいのね。どんどん釣っていくのさ、これが。私らのところはだんまり。
ところがしばらくして、私の浮きが反応した。ゆっくり引き上げてみたら、想像よりも随分と立派な海老さんが釣れていた。やっぱり記念撮影をしたのだけれど、その時の友人の顔は沈んでいた。さしずめ今日も釣れなかったらどうしようといったところ(笑)
ところが、先生が帰ってしばらくした頃から、とうとう彼にも海老釣りの神様が手をさしのべてきたらしい。次々と釣り上げ午前2時をまわった頃には合計4匹も釣り上げていたのだ。最初の1匹を釣り上げた時の記念写真での友人の顔はさきほどとは対照的で満面の笑みとはこういうものを言うのだなと思うほどのものだった(笑)
釣り上げた海老は、お店で焼いてくれて食べることができる。もちろん自分で釣ったからというのもあって非常においしくいただきました。思いの他面白かったし(何をするわけでもなく、釣り糸垂れてるだけなんだけど)、結構静かに燃えるものだということが判ったので、次回バンコクへ行く時にはもう一度やりたいかも。
am4:00 @宿泊先ホテル 客室内
ようやくホテルに戻ってくる。友人からの頼まれものを無事に渡してようやくひと安心。
お礼に一杯いただき、他愛もない話をして時間を過ごす。
彼が自宅へ戻ったのはおそらく4時頃ではなかったかと。バンコクと日本の時差は2時間だから、今の東京の時刻は既にam6:00ということになる。今回は、2.25日くらいの日程だという心づもりだったのだけれど、初日がえらく長い1日になったので(笑)、もう丸1日いたような気分になってしまった。ちなみに、24時間以上活動していたことになるしね。とりあえず布団に倒れこみ眠る。……嫌な予感だな。高いホテルなんて取るんじゃなかったか(笑)
明日は、ジム・トンプソンの家へ行く予定で、10時30分に先生と待ち合わせしている。朝食も絶対食べないともったいないから、頑張って起きるのだ。
投稿者 kaori : 23:59 | Comments (0) | TrackBack
2004年07月13日
再びの京都最終日
旅行(最終日というか)2日目。
朝起きたら温泉行こうと思っていたけど、やっぱムリだった。眠いもん。母と伯母はふたりして温泉へと出かけている間、少しだけ睡眠。戻った母達と共に今度は朝食会場。ちょっと微妙。やはり蓼科の方がいいかも。
今日は早起きして京都観光などと思っていた割には随分とのんびりしてしまい、結局チェックアウトしたのは10時近くだった。
米原駅に到着した時には既に目的の電車出発時刻5分前を切っていて、まだ切符を買っていなかったりで焦っていたら、窓口のにーちゃんも焦ってしまい、さらにこっちも焦るという悪循環(笑) 何しろ米原駅の新幹線側改札から在来線側までは若干距離があるので、私だけなら(普段から慣れているし)いいけど、母達をかなり必死に走らせてしまった。すんません。こういう時に限って、列車の発車ホームがどこだか判らなかったりするんだよな。おかげでかなり危なかった。私が列車に乗った直後に扉が閉まり、まだ母も伯母も乗っていなかったので、一瞬顔面蒼白になったが、次の瞬間、扉を開けてくれて無事乗車と。何とも迷惑な乗客。当然周囲から注目を浴び身の縮まる思いをしている私をよそに、母達は臆せずシルバーシートへ(笑) うわあ。
で、米原から1時間弱で京都駅に到着。目的地は嵯峨野だからここでお乗換えなわけだけど、母から何線に乗るのかと問われ一瞬考え込んでしまった。その姿を見てまた母は不安になった模様だが、そうじゃないのだよ。乗り場はきちんとわかっているんだけど、それが何線なのかを意識したことがないだけ(5年の間に何回行ったよ:笑)。はて、何線?
嵯峨野到着後、ガイドブックで見つけた豆腐料理の店で昼食をとった。嵐山渡月橋のすぐ近くにありながら、通りから少し入っただけでとても静かな環境で食事をいただけるなかなか雰囲気のよろしい、そして値段も手ごろなお店でありました。ごちそうさま。
そして自販機でお茶を買った後、いざ嵯峨野めぐりへ。
竹林が見たいという伯母のリクエストで天龍寺よりスタート。私はどちらかというと天龍寺を最後にまわる逆向きコースが多いが、そうなると竹林は最後になってしまい歩き疲れて見る気にもならないと困るので、正しく序盤に竹林を持ってくることにした。
天龍寺のお庭に関しては、上のほうからの眺めがやはり素敵だと思う。が、体力的な問題で省略してしまったのが残念。そして竹林。私はここがとても好き。何度来ても飽きない場所だ。思いの他風が通らず暑かったけど。
結局見所はスキップが多く(だって坂を登る寺が多いんだもん)、私のおすすめに立ち寄るコース。途中、人力車のにーちゃんやタクシーのうんちゃんに声をかけられるが、丁重にお断りする。「道わかる?」とか聞かれたけど、別に地図なくても問題ない位なんで(笑)
さて、竹林を抜けたら次のポイントは落柿舎ね。遠くから眺めるのはもちろん、ここでぼんやりするのが好きなのだけれど、母には不評。「これだけで150円? 座るところなら裏にいっぱいあるじゃない。庭も裏から見られるし」って、そうじゃないでしょ?全く風情がないんだから(怒)
続いて祇王寺。やっぱりね、嵯峨野は紅葉が一番だと思うので、観光地的に夏は決して悪くはないが微妙なラインだとは思う。そして、それをカバーするのはその寺々が持つ歴史なりに思いを馳せる楽しみだと個人的には考えるのだけれど、母には……(以下略:笑) ガイドブックくらい読もうよ! ただ案内されるだけじゃ面白くないよ!(読んでも判らないとか言われたらどうしよう……)
そして最後に念仏寺。もうここまで来るとさ、暑さやら疲れやらで私が歩く気力なく、向かってきたタクシーに乗って嵐電の駅前まで戻るというていたらく。運転手さんに夏の嵯峨野は午前中ですよと笑われる。しょうがないじゃん!
駅前の喫茶店で冷たいものを食べ、嵐電で四条大宮まで。でも四条大宮から四条寺町へ向かうのにタクシーに乗ったら大渋滞だった。四条烏丸を抜けたら大丈夫だろうと思った通り、確かにそうだったのだが、しかしその先も祇園祭りの鉾準備で道路はごった返していた。今年の宵山は週末にあたるので、さぞかし盛り上がるだろうて。母達も意外なモノがおまけに見られて良かったかも。私にとって京都の人ごみなどたいして何でもないと思うけど、母にとってはすごい人らしい。そうか、すごいのか。
ラストお土産ものを見に錦市場。湯葉や漬物なんかを買って、地下鉄四条駅から京都駅へ向かう。コインロッカーに入れた荷物を持って新幹線に乗って名鉄に野って、また豊田まで戻った。ドアtoドアで2時間という距離は、まあ近いと言っていいだろうね。何というか駆け足2日間。やっぱりホテルでのんびりするには2泊しないとあかんね。うん。
そして次回は台湾へ行こうというお話に。何しろ母達は海外へ行ったことがない。いや、確かに国内の温泉でのんびりというのはいいと思う。でも、何ていうのかな。一度くらい行っておくのも悪くないと思うのね。初めて海外の空港に降り立った時に感じた不思議な感覚を私は今でも覚えている。ロスの空港から見えた景色や、ジャカルタの空港で見た南国の木々や空気や。そんな日本でない国のにおいや雰囲気を体験させたいというか。本当はさ、自分が行ったことのある国へ行きたいんだけど(だって不安ぢゃん)、そう長いこと飛行機には乗っていられないだろうからとりあえず近場で。しかし、やはり行ったことのない国は不安。何せ言葉も……(やはり以下略) というわけで、来年までに一度下見に行きたいかも(笑)
投稿者 kaori : 23:28 | Comments (0) | TrackBack
2004年07月12日
再びの京都初日
当初の予定よりも1時間早く出発。名鉄三河線はまあ普通の混み具合だったけど、名鉄本線はえらい混みっぷりだった。私は慣れているけど、母達はねー。
長浜へ行く予定を大幅に変更したので、京都駅から山科、山科から浜大津へと向かう。そして、大津港から琵琶湖遊覧のミシガンに乗った。いやはや食事もせずにただ1時間30分船に乗り変わり映えのしない景色を眺めていると眠くなって仕方がない。確かに風は気持ちが良くて昼寝には絶好の船上。だけど、昼寝だけに2640円は高いよ。
船に乗ってしばらくしてから、やめればよかったね、との母の言葉をきき脱力。あなたが乗りたいと……(笑)
大津港の近くで昼食をとったらもう宿に移動することにした。何しろ夜はホテル主催の無料バスツアーがあり、夕食はその前なので早めに宿に着かないとのんびりすることもできない。そして、昼食時に伯母が竹林を見たいという話をしたので、明日の行き先は急遽嵯峨野めぐりと決定。京津線からJRに乗り換える石山駅の本屋で京都のガイドブックを購入し、車中で熟読。そうかあ、ガイドブックなんて買ったことなかったから何だか新鮮な感じだ。
米原から送迎バスに乗って5分強でホテル到着。米原の駅からでも目立つ建物で屋内も派手(笑)。部屋は一番狭い部屋で、ベッドがふたつと4畳半くらいの座敷つき。普通に広めのお部屋だった。お部屋でくつろぐ間もなく夕食の時間となり食堂へ移動し、早めのご飯。もうこの時点で夜のツアー(梅花藻鑑賞)に行く気力がうせていた。食事は非常においしかったけどね。母と伯母をツアーに送り出し、私は部屋と温泉でのんびりすることにした。フロントでDVDプレイヤーを借り、温泉で風呂に入って部屋でごろごろ。温泉はやはり蓼科のが良かった。広い露天風呂はいいのだけれど、景色が全く見えないのはつまらないな、と。ここならばせっかく湖畔なのだから琵琶湖が眺められたら素敵なのに。
ツアーから戻ってきた母達が次に温泉。笑いながら戻ってきたので何だろうと思ったら、ジャグジーで溺れそうになったらしい(笑) ここの温泉には一人用のジャグジーが屋外に4つある。その浴槽の中に横たわろうとしたところなかなか沈まなかったらしい。まあ確かに、手すりがないのはつらいと思った、私も。決して溺れやしなかったけど(笑)
投稿者 kaori : 23:59 | Comments (0) | TrackBack
2004年07月11日
京都3日目
朝5時にホテルへ戻ってきた割にはきちんと10時には起きて身支度。でも普通に考えたら5時間寝てるから普段と変わらないもんね。うんうん。二日酔いの気配もなく元気にチェックアウト。フロントでは友人もチェックウトを待つ列に紛れていた。明け方まで一緒に飲んでいた別の友人のチェックアウトは何時だろうか(ホテルは別だった)、起きられるのだろうかねと、一応電話してみたけれど応答なしだったので捨て置く(笑)。同じホテルに宿泊していた友人は着物を着ていて、これから貴船で昼食だと言っていた。風流だ、素晴らしい。
私はといえば、荷物があまりにも重く(何しろ1週間分だし、本やら何やらどっちゃりと入っていた)京都駅までタクシーで向かうことにして友人と別れた。さて、久々の京都よさようなら。もっとも、この時明日も京都駅に降り立つことになろうとは予想もしていなかった。あくまで明日からの旅行は米原・長浜のつもりだったんだもの。
そう、実家に戻って翌日からのスケジュールについて話をしていたところ、
「えー、町並みや寺なんて見ても面白くない。琵琶湖みたい」などと母上は申された。な、何ですとー? 何故今さら私がミシガン……と一瞬眩暈を覚えたけれど、まあそこは親孝行ですから、電話をかけて予約する。しかしここで大幅に予定と予算が狂ったわけだ。だ、大丈夫かなあ、明日から。親と旅行なんて行ったことがないから(子供の頃は別ね)若干不安。ま、なるようになるでしょう。
てことは、また明日は京都下車かい……(汗)
投稿者 kaori : 23:59 | Comments (0) | TrackBack
2004年07月10日
京都2日目
引き続き京都。日中は誰とも約束をしていなかったので、のんびりと眠りお昼から河原町通り近辺を徘徊。新京極に出現していた映画館にふらりと入ってみたり(但し映画は観ていない)、ネイルアート用のシールや洋服なんかを購入して、ひとり遊びをしばし堪能。後はホテルに戻り集合時間まで時間を潰す、ていうか遅れたけど。
さて、夕刻から今回のメイン。川端正面のお店で韓国料理を食す!他にも昨日から京都入りをしていた友人とその彼、そしてこのメインの為だけに本日の夕方に京都入りした友人もうおひと方の総勢4名にて。20時過ぎにお店に到着したところ、既にお店の前には人が並んでおった。お外で待っている間に蚊にくわれるわ、雨は降ってくるわで少しだけ災難(その時持っていたカバンが紙製だったのだ)。
多分お店に入ったのは、20時30分過ぎだったと思う。辛い料理のオンパレードでビールをひたすら消費しつつバカ話に興じている間に、時計の針は午前1時をさしていた。いやでも、すごくおいしかった。レバ刺が食べられなかったのは残念だけど、また行きましょう。
そして友人が学生時代に通っていたという飲み屋さんへ移動。どうもあれは店じまいをしようとしていたんだと思うんだよね。が、快く迎えてくれ結局気づけば午前5時。若干朦朧とした頭で、恐縮ながらお店の方に宿泊先まで友人と共に送っていただく。読んでいるわけもないですが、ありがとうございます。ええ、トマト(しかも4つ)もいただきまして(笑)
ああ、やっぱり京都は楽しい。
投稿者 kaori : 23:18 | Comments (0) | TrackBack
2004年07月09日
京都1日目
久々の京都出張!
でもすごい荷物を抱えていたので、京都駅から四条河原町までタクシーに乗った。ところが、車中で気づいた財布の中身。万札しかなかったのだな、これが。大変恐縮して運転手さんに伝えたのだけれど、もう猛烈に感じ悪いのおっちゃん。謝ってるのにぶすーっとしてるんだよね。客商売なんだからさ、内心はどう思っていたとしても「いいですよ」の一言くらい言えっての。こっちはひたすら頭下げてるのにさ。これが普通の観光客だったら京都のイメージ悪くしてるところだよ。何しろ京都駅から四条河原町なんて普通に観光客を運ぶルートじゃんかよ。何だかムカムカ。おまけに会社に電話したら、気になってた事項がやっぱりアウトだったことを知らされ、仕事を始める前から落胆。ああ、イヤな予感。
イヤな予感は的中するもので、初期不良も発覚してブルー。もっとも今はすぐに新しいモノを持ってきてくれるようになっていて一安心。明日の午前中は仕事か?と一瞬不安になったし。別にすることないからいいけど。
それにしても暑かった。お昼ごはんを食べようと思い、客先から外へ出たけれど一体どこへ行けばよいのかさっぱり勘が戻らない。あの頃私はどこで昼食を食べていたんだろう……。いや、帰ってきた今ならば普通に阪急百貨店やら高島屋やらのレストランフロアへ行けば良かったんだと思いつくけれど、その時はあまりの暑さなんかに脳がやられてたんだな。気づけばがんこ寿司でちらしを食べていた。何してるんだ、私は。
仕事終了後、今回はさすがに疲れた身体をひきづって宿泊先まで。といっても徒歩10分も歩かないけど、足が痛くて痛くて。こんなのは久しぶり。ただ、河原町通りに並ぶお店は、お部屋で少し休み、ちょっとした買い物を済ませて待ち合わせの寺町三条へ向かった。京都在住の友人と夕食。普段、居酒屋でぐへぐへと飲んだくれているのに、今回は何だかちょっとコジャレたお店でお食事となった。非常に美味しいだったけれど、やっぱりちょっと居心地が悪いというのは損な性格だよな。
久々に会った友人達の顔を見て少しの寂しさと、たくさんの安心感を。
部屋に戻ったら東京の友人から電話が入っていた。明日のお食事会in京都川端正面への参加可能連絡だった。まあ色々あるけれど、それなりに……いや、相当に毎日楽しく暮らせているんだろう、私。周りの友人達にこっそりと感謝。
投稿者 kaori : 23:59 | Comments (0) | TrackBack
2004年06月08日
社員旅行 in 蓼科 3日目
のんびりと起床し、朝食終了1時間前の9時にすべり込みでレストランへ。11時チェックアウトだから、もう今日は温泉行けないね、と話しつつ、朝からモリモリ食べる。
話題は、人を使うということについて。
何がコンプレックスって、私はうまく人を使うことができない。だから上に立つ立場というのは、苦痛以外の何ものでもないわけだ。例えば、人に何かを任せたとする。もちろん、その仕事に対する監督責任は自分にあるわけだ。だから彼や彼女が何をしているのか、都度チェックすることが自分の仕事のはず。けれど、なかなかそれが難しい。結局、自分のチェックの甘さを「あー、やっぱり自分でやれば良かった」という言葉にすり替えてしまう。最悪。さらに、人の顔色を窺ってしまう性格ゆえにうまく人に仕事をふることができない。つまり、使われている間はそこそこ仕事はこなすけど、使う立場になるとさっぱり使えない歳をとったらいらない人材なわけだ。がっくり。
しかしながら、ウチの会社には人を使う為に生まれてきたような人が約1名いらっしゃる。その方の采配を見ていると真剣にすごいなあと思う。で、次の瞬間落ち込むんだよね。あー、能力ないよなあ、私って、と。ところが、そのことについて同僚がぼそりと言ってくれた言葉に、目からウロコ。いや、所詮自分を慰める為の言い訳に過ぎないわけだけれど、思わず納得してしまった。
その方のご実家は、その昔住み込みの使用人を何人も抱える程のお店を営んでいたという。ということは、お坊ちゃま(お嬢様)であるところの上司は使用人の方々を「使う」立場だったわけだ。使用人達に嫌われるようであってはならないし、かといって遠慮も良くないだろう、うまく自分の立場をしめしながら育ったに違いない。それは本人の意識するとしないにかかわらず。
つまりは、そういった能力は天性のものもあるとは思うけど、環境に左右されるものでもあるんだよ、というのが同僚のお言葉だった。だから、私達のようなド庶民にはなかなか難しい部分だってあるよ、と。ええ、本当に言い訳。そんなことはよおっく判っているのだけれど、でも、何だか救われた気持ちになった。もちろん、上司にだって色々悩みや行き詰まりがあることも判ってはいるのだけれど。
朝食を食べ終わった後はホテル内の売店でお土産をわさわさ買い込んで、部屋で荷造り。あっという間にチェックアウトの時間となってしまった。皆で車に乗り込み、まずバラクラ・イングリッシュガーデンへと向かう。庭園に入ってはみたものの、まだあまりお花は見頃ではなくて、ハーブがわさわさ集まる場所で、手のひらで匂いをかいでみたり。そのうちに、それまで何とかもっていた暗い空から強い雨が降り出したりで微妙な気配。仕方がないので、お土産物屋さんをかなりしっかり物色。買い込みましたよ。
ローズヒップティー、その他フルーツティーのセット、ブランデー入りのジャム、ガーリック入りマヨネーズ、ハーブソルトなんかを。すっかり幸せな気分に浸っていると、何とお外は晴れてきた。そこで、とりあえず移動。
次は、茅野駅近くの酒蔵園へ。前半の下見組がここへ行ったという話を聞いて、男の子達が決めてくれたらしい。しかし、到着してみると酒造園はシャッターが閉められ見学という雰囲気ではない。不安になって電話をしてみると、完全予約制だという。あちゃー、ダメかしらと思ったら何のことはない「今、予約したからあけてくれるって」だそうな(笑)
薄暗い蔵の中をぞろぞろと歩く。酒造りの道具やらビンやらがずらりと並んでいた。一升瓶って、今では透明だったり、茶色だったりが多いけれど、酒造園にあったのは水色の瓶だった。言われてみれば、随分昔には良く見た気がするけれど、気がするだけかな。
最後に販売スペースなのだが、まあ試飲させてくれるわくれるわ(笑) ここで日本酒の辛口、甘口について教えていただく。で、それについて書こうと思ったのだけれど、ちらとサイトを流してみたらどうも教えられたことだけでは足りないっぽいので、やめておく(笑)
結局ここでは全員が散財。普段飲まない人までがっつりと買い物していた。私は、「すいーと」という日本酒に、「パンプキンレディ」というちょっと珍しいかぼちゃ焼酎を購入。瓶がね、とても可愛いの。細長いオレンジの瓶は部屋にかざっておいてもいい位。飲み終ったら一輪挿しに。別注なのだそうだ。今度、宴会があるときに持参する予定。それまでは台所の片隅に隠しておくことにする(笑)
そして、お昼ご飯を食べる為に店を探すがなかなかめぼしいところが見つけれられない。そのうち、随分前に行ったことのある原村Aコープの前を通りすぎた。あまりの懐かしさに少しセンチメンタルな気持ちになるが、やはり食べ物にはありつけない(笑) 結局、諏訪南インター近くのレストランで食事をして高速に乗った。しばらく走ると青空が広がりはじめなかなか良い景色。疲れもあって、車の中ではあまり話をしなかったけれども、まあそれはそれ。
談合坂のサービスエリアを通過しようとした私達の車だけれど、もう1台から「さよならしないなんてさみしー」という電話が入ったので立ち寄ることにした。車を運転してくれていた先輩に、その言葉を伝えた時の反応に笑ってしまった。
「明日会うじゃん」
そりゃそうだ。24時間もたたないうちに会社で顔をあわせるんだものね。寂しいも何もあったもんではない。ごもっとも(笑)
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2004年06月06日
社員旅行 in 蓼科 2日目
2日目の途中までは、以前ここに書いたのでよろしければ。
そして昼食の後は、部屋でタイ語の学習を。和室から応接スペースに持ち出した机(そうしないと布団3組敷くことができなかったから)を前に、ぺたんとすわりこんで教科書を開いた。先生から借りた小学生の読み物を少し読んでみようと思って。しかーし、辞書をひくことに思ったよりも手間取り、な、何とですよ!3行を2時間近くかけてしまったという大馬鹿者。やれやれ。そうこうしているうちに、同僚達がそれぞれ自由行動から戻ってきた。17時前には前半組が帰っていき、後半組は夕食へとお出かけ。「どっちの料理ショー」でウィンナーを出したことのある有名なステーキハウスらしい。建物のまわりには早めのバラが咲き誇り、店内の装飾に使用されていた。
サーロインステーキなんかを食べて、コンビニ寄って、お酒を買って部屋に戻る。
やっぱりまたお風呂に入った後で、「世界ウルルン滞在記」を皆で見つつ(スイ○ップの方の回だった)、買ってきたお酒を飲む。何だかんだで大変穏やかな1日。そして、部屋に戻り同僚の彼女と少しお喋りをして、早めにベッドにもぐりこみおやすみなさい。
隣では彼女が本を読んでいたけれど、私はあっという間に夢の世界だったようだ。
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社員旅行 in 蓼科 1日目
午前7時に会社前で集合。専務ともうひとりの車に分乗していざ出発。朝から事務所でひとりメールを打っていた仕事熱心な同僚がいたため出発が若干遅れたけれど(いやでも、かわいそうだよ。社員旅行の朝まで暗い事務所で仕事って)、たいした渋滞にも巻き込まれず他愛もない話をしながらとりあえず談合坂まで。どうでもいい話なんだけど、私はその昔「談合坂」を「団子坂」だと思っていた(恥) だって、音だけ聞いていると区別つかないじゃん(いや、つくか)。何で正式名称を知ったんだっけな。やはり実際に訪れた時だったかもしれない。帰りにその話を運転していた先輩に話したところ、思い切り鼻で笑われた。あ、あの、もう少しリアクションしてくださっても……。いえ、くだらないですが。
で、集合時間である10時まであと10分のところで、前半組との待ち合わせ場所であった女神湖に到着。前日に、運動ができる用意をしてくるようにと言われていただけあって、皆それなりの格好をしている。中にはかなりやる気満々の服装も見られて面白かった。そう、これから我が社恒例のゲーム大会がスタートするわけです。もう毎度のことで笑うしかなく。(というより前半組の一部のメンバーは、前日にとにかく下見やら準備やらで大忙しだったらしい。ありがたいことです。申し訳なさもかなりあるのだけれど)
まず最初のゲームは、しょっぱなから女神湖リレーマラソン。一周どれだけだろう。数キロだと思うのだけれど、その湖をひとり半周ずつ4人でリレー。もちろん班対抗。もっとも私は運動見学組なので、ストップウォッチ付きの時計を後輩から借りて、よーいどん。周囲の観光客の皆様におかれましては、さぞかし驚かれたことでしょう。静かな湖畔を猛然と走る集団。のどかなお散歩タイムを邪魔して申し訳ございませんでした(笑)
そして続いて近くのオフシーズンのスキー場周辺にてのオリエンテーリング大会。ゴンドラで上までのぼり地図を渡されて、またまたよーいどん。しかし1時間で7箇所全部見つけるのは至難の技だって。ウチの班はちっとも見つけられず。しかも、スキー場の傾斜はものすごくて、私には降りられませんでした。途中で、班の皆様より「やめた方がいい。ゴンドラでおりなよ」と気を遣われてしまう始末。でも、多分やらなくて良かった。駆けておりていく皆様をゴンドラの上から眺めておりました。
……話は変わるけど、何で駅に出来るエスカレーターは昇りが多いのだろう。足の痛い人たちって、確かに昇りも大変だけれど、断然降りの方がつらいと思う。膝の負担って降りの方がかなりかかると思うし。ホントはどうなのか判らないけれど、少なくとも私はそう思う……と、今回の急傾斜を眺めながら改めてそう考えた次第。
そしてこの大オリエンテーリング大会が終了して既に12時を大幅にまわり、さあ昼食といきたいところですが、何せウチの会社のことですから、おいそれと簡単に食べさせてはもらえません。続いて連れていかれたのは、そば道場とかいうそば打ち体験試食の店。今度はそば打ち対決ということらしい。でもこれは思いの他楽しかった。もっと大変なのかと思っていたけれど、全くそんなことなくて、簡単に出来たし。粉に水を少し入れて粉をひたすら混ぜる混ぜる混ぜる。その後またこねるこねるこねるこねる。その次は、のばすのばすのばす。おりまげる。切る。で、終わり。茹でるのはお店の方がやってくださるので、かなり楽チンというもの。しかし、麺を切るところにそれぞれの性格が出ますな。几帳面過ぎて切れてしまう人、それはきしめんですか、と訊ねたくなる人、それぞれの個性が麺に出ていて面白かった。面白かったけど、同じ班の麺は全てのメンバーが同じ釜で茹でられるので、きしめんとそうめんが混ざってザルに盛られてくるのは、ちょっと勘弁だったけど(笑) それでもできたての麺は想像以上においしくてかなり満足して宿泊先に向かったのでした。
宿泊先は、大手会員制リゾートホテルだったわけだけど、土曜日なだけあって結婚式のカップルに2組も鉢合わせした。片方のカップルは新郎も見かけたのだけれど、これがまたかなりいい男だった。くぅ。お幸せに。
女性の部屋はひと部屋で、土曜日だけは5人で宿泊。ベッドが2つと別に和室と応接室があるので、とりあえず全員は泊まれる。少し狭いけどね。窓の外は木々が揺れていてなかなか気持ちの良い風が吹いてくる。高原のリゾート、といった風情。
16時に宴会場集合なので、それまでにさっそく大浴場へと向かい入浴(露天風呂あり)。昼間の陽がさんさんと降り注ぐ露天風呂も良いものですね。同僚とふたりしばらくの間呆けておりました。
そして16時からの大宴会。お食事前にやったことはといえば、利き酒、利き味噌ゲーム。青汁、偽りんごジュース(中身は酢)を誰が飲んだのかゲーム、そしてロシアンカラオケゲーム。毎度のビンゴゲームになんかを。もうこの頃には随分と疲れてきて、半分眠かった記憶がある。でも、青汁が青汁の味まったくしなかった。どうやら私が青汁を飲んだらしいのだけれど、普通の野菜ジュースと何が違うのか判らなくて、「あ、私じゃなーい」と思っていたら、私だったという。何だそりゃ。芝居もできないじゃん。これでは(笑) そうそう、居酒屋出身の人が、利き酒ゲームで正解をぴたっと当てたのはさすがだった。
和食のコースで食事が出され(男の子達には量が少なかったのかもしれない)、宴会がお開きになった後、社長の部屋でゲームの続きを(もう、いいってやめようよ:笑)行う。からし入りシュークリームを食べたのは誰か、及びサーティ(30)を。その辺りでもう全員力尽き、解散となった。ああ、づがれだ。
とは言いつつも、その後女性の部屋で少しお喋りをした後、隣の部屋に遊びに行ってまたしばらくお喋り。そうしてようやく長い一日が終わったのでした。
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2004年05月30日
社員旅行 in 蓼科高原
バンコク旅行記も書き終わらないままに、社員旅行に突入いたしました。
いずれ、これは時系列で旅行記を書く予定(は未定)ですが、とりあえず。
現在2日目、ホテル内のインターネットカフェ(ワンドリンクのみで無料)で書いております。直前まで、同じくホテル内の映画館で映画。他の女の子達は高原にハイキングに出かけて行ったのだけれど、何となくのんびり過ごしたくて私は残留。朝食食べて、大浴場&露天風呂に入って、映画みて、インターネット(笑) 蓼科まで来て最後のは如何かと思わないでもないのだけれど、自分的には優雅な休日。午後からはホテル内探検でもすることにします。
ここまで来て映画を観るなんて、私くらいしかいないだろうと思っていたのだけれど、映画館近くで同僚とバッタリ会って苦笑。言われてみれば、彼もそのクチではあった(笑) そして、館内には同僚と私のふたりだけ。完全貸切状態でありました。映画の感想含め色々書きたいことはあるけれど、それはまた後日。あ、観た映画は「ラブ・アクチュアリー」 べたではありますが、予想外に面白かった。
こちらは、予想外にお天気が良くて気持ちが良いです。
でも、インターネットカフェ内のテレビでは、NHKの「のど自慢」がやっています。しかも、ホテルの人不在。「ご使用が終わりましたら、そのままにしておいてくださいー」って、ええんか? そして接続はINSです。うーん、何かかわいい。
さて、とりあえずお昼ご飯食べてきます。
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2004年05月16日
バンコク 三番煎じ旅行記 その3
■観光
今回は「欲張らないこと」を目標に掲げていたので、予定していた観光地も3箇所のみ。しかし蓋を開けてみたら、それすらままならなかったという……。
ワット・プラケオand王宮:
いや、イヤな予感はしていたのよ。
タクシーの運転手さんが、せっかく入り口の前で降ろしてくれたというのに、何を思ったか先の方まですたすた歩いてしまう私達。おそらく彼は見ていなかったと思うけど、見られていたら「やれやれ」と肩をすくめられていたに違いない。引き返してようやく入った場内すぐ右手に、不心得者の為に衣服やら靴やらを貸し出している事務所があった。足元を見下ろしながら、パンツに隠れていて判らないかと楽観的に考えつつ、少しどこかでヤバイかもと感じていた。
とまあ、悪い予感は当たるもので、ワット・プラケオの入り口できっちりおっちゃん達に止められた。良く見てるわね。仕方なく先ほどの事務所まで戻った。何とそこで靴下を15バーツで売られ、100バーツのデポジットを払って(このデポジットがちっとも理解できなかった。しびれを切らしたおねーちゃんが、100バーツ札を指差したのでようやく判った)貸し出されたのは、その辺のアウトドア系スポーツショップで売られていそうなペタペタサンダル……。えええっ。ひょっとしてヒールがあるとあかんかったんですか! しかも渡されたサンダルは、まるで三枚おろしの途中かのようにつま先がぺろんとめくれていた……。おいおい、これが良くて私のサンダルはあかんのかい(笑)
私もかかとが高い靴を履いているのには理由があるわけで、それを不心得者と一緒にされるのは若干心外ではあるのだけれど、それを説明できるほどの語学力があるわけではないから仕方ない。いくら理由があるからと言っても、TPOをわきまえた服装というのはあるわけだしね。
けれど、やっぱりこの一件で疲れてしまった。事務所の中の人達とのやりとりで精神的に消耗したし、かかとのない靴で広い敷地を歩きまわったことで体力的にも消耗。もうこれは仕方ない。
ワット・プラケオの中は面白かった。すごく。アンコールワットの模型も可愛かったし、エメラルド仏の大きさにちょっとびっくりもした。(写真は詐欺だねえ:笑) 何だろう、日本文化が「雅」と表現されるのならば、タイのそれは「華麗」というか「絢爛」というか。本当にひとつひとつ手作業なんだろうなあというきらきら輝く建造物。すごいなあ。やはり、ガイドに説明してもらいながら見学したい。見ているだけでも楽しいけれど、何だかもったいない気がするのよ。
王宮は、守衛さん(っていうのか?)が面白かった。当番ではない人々が影で、かなりやる気なさげにお喋りしている姿がほほえましくて。だって、そりゃ暑いよな。きっちり長袖の制服を着て炎天下のもと身動きひとつせずに立っているわけだから。
お庭にある植木の剪定も、鳥の姿だったり鬼だったり可愛いことこの上なし。最後に博物館(資料館?)で王家の方々が使用していたという食器なんかを見て溜息をついたりとか。
靴を事務所に返して敷地を出た。靴下、意外といいかもと思ったのに、ポリバケツの中に入れろと支持されてしまいしぶしぶ返す。15バーツって洗濯代なのかしら??
ワット・ポー:
実はワット・プラケオを出た時点でかなり消耗していたわけだけど、リクライニング・ブッダは見ておいた方がいいという、canaちゃんの薦めに従い、kana氏と共に王宮周りをぐるりんと徒歩でまわりワット・ポーへ向かった。しかしまあ、行けども行けども白い壁。広いもんですね。外出時には必ずミネラルウォーターを持って歩くようにしていたのだけれど、ホント持っていて良かったと思ったさ。
目的地に到着し、木陰に腰掛けると暑さの中にも、心地よい風が吹きぬけ非常にいい感じ。巨大な仏像をじっくり見物してしまった後はすることがなくなって、というよりは身動き取りたくなかったのよ。既にこの時、次に行く予定をしていたワット・ワルンへ行く気力がなくなっておりました。
リクライニング・ブッダは、大変不自然なカッコで横になっておられました。だって横になってんのに足揃えてるんだよ。右側を下にして横たわっているんだけど、左足がきっちり右足に揃えられている。おかしい、おかしすぎる(笑) 足の裏はきれいだったけど(笑)
ワット・アルン:
正直なところ入場してません。
だって、あんなに惜しげもなく外から見えてしまったら、別に入らなくてもいいよな気分になるじゃないですか。っていうのは半分建前ですが(笑)、でもあそこは渡し舟から眺めるのがやはりいい感じ。もちろん、あちこちにたくさんいるヤックを見るのも楽しそうだとは思ったけれど。
というわけで、ワット・アルンは次回のお楽しみにします。
次回……次回はジム・トンプソンの家にまず行きたいんですけどね(笑)
投稿者 kaori : 23:53 | Comments (0) | TrackBack
2004年05月11日
「なみだ研究所へようこそ!」鯨統一郎
随分昔のお話ですけどね、彼の「邪馬台国はどこですか?」を読んで面白かった記憶があったのです。それで久々に手にとってみたのですが。ええと、ごめんなさいっ。私ダメでした。あまりにムリムリのこじつけ一直線の謎解き。最後まで読むので精一杯、お腹いっぱい。特筆すべきことはありません。
まあ、サブタイトルで気づくべきではあったよね。
「サイコセラピスト探偵 波田煌子」って……。
投稿者 kaori : 00:23 | Comments (0) | TrackBack
「ささらさや」加納朋子
加納朋子の優しいミステリーは読んでいてほっとする。まずあまり人が亡くならない。亡くなったとしてもひどく残酷なものはほとんどない。(「ガラスの麒麟」はちょっとつらいけれどね) だから、心が疲れていたりする時に読むミステリーとしては非常によいと思っている。
今回のものは、しばらく前に幻冬舎から出ていたミステリー漫画雑誌で連載されていたのを読んで、そういえばあったねと購入してみた。
不慮の事故で亡くなった旦那さんは、乳飲み子を抱えた少し気の弱い奥さんが心配で成仏できない。自分の姿を見ることができる数少ない人間に、それぞれ一度だけ乗り移ることができるということを利用し、奥さんがピンチの時には姿をあらわし、解けない謎がある時にはそれを解決し、影ながら彼女を支えていく。そして、奥さんも周囲の人々とのふれあいなどを通じて少しずつ強くなっていき……そして、というお話。
よくあるお涙頂戴(ってわけでもないけど)ものだと笑いたければ笑えばいいさ。でも、小さな小さなミステリーを丁寧にといていくこの物語は、手作りの小物みたいでやはり好感が持てる。短編がいくつも集まって1冊になっているこのお話。ちょっとした合間に1話読めるのでお手軽なのも良いのです。
投稿者 kaori : 00:22 | Comments (0) | TrackBack
「禁じられた楽園」恩田陸
バンコク 三番煎じ旅行記ですが、次回は観光・お買い物編と書いたけれど、ちょっとだけ小休止して今回読了した本の話題に。
まず恩田陸。ここのところの作品の中では、わたくし的にはヒット。
大学で偶然同じ講義をとっており顔を知っているだけの彼に引き込まれていく男子学生、バイト先のマスターと知り合いだというだけの彼に声をかけられた美大生の彼女、そしてつい先日会ったばかりの友人が行方不明であるとその婚約者から告げられた男、それぞれが何かの力に引かれるようにひとつの場所に集まってくる。彼にひきつけられるのは何故か、彼は何者なのか。
最後のオチを除いては、抜群に面白かった。独特の世界が広がり、謎も無理なく提示されており、ぐいぐい読まされた。出来れば中断されずに一気にいきたいと思うくらいには。こういう夢か現かという雰囲気はものすごく好きなのだけど、いかんせんオチが、ね。
クライマックスにさしかかるとともに、微妙にトーンダウン。何だろう、風呂敷を広げ過ぎたわけでは決してないのだろうけど、どの謎に対する答えも中途半端な気がするし、キーパーソンであるところの登場人物も最後には謎めいた部分がすっかり取り払われてしまって、ただの変な人(そこまで言うか:笑) おまけにとんびにからあげだし。一応それぞれに何らかの答えが提示されているにもかかわらず、何も答えが出ていないというか。つまり納得がいかない。
ホントに途中までめちゃめちゃ面白かったのですよ。
だからこそ少し残念だった1冊。
投稿者 kaori : 00:20 | Comments (0) | TrackBack
2004年05月10日
バンコク 三番煎じ旅行記 その2
まず前回の現地移動について補足。
あちらの運転手さんの辞書には、制限速度と車間距離という言葉はないらしいということが判った。ホアヒンへの往復時、何かあったらこのまま5人(運転手さんを含めれば6人だが)で心中だな、と真剣に想像してしまったさ。普通に怖かった。でも、渋滞よりマシだと思ってしまうあたりが何とも。
■呑み食い
宿泊先1階のバー(?):
朝食会場でもあり、レストランであり、バーであり。タイムサービスで、ビールを1本頼むともう1本は無料とのことだったので、夕食の前にkuro氏とちょっと寄ってみた。kana氏とcanaちゃんが帰ってくるのを待ちながら窓際でビールを呑みつつ過ごす時間。いいねえ。会社からは電話がかかってこないし、ビールはおいしいし。kuro氏はといえば、この店で呑む前にもすでに呑んでいたらしく、店を出る頃にはふつーに気持ちよさそうな感じだった。休日ですね。
しかし、あの時間、私達しかお客はいなかった……。
カントン:
前回プーケットで食べたタイスキがとてもおいしかったので、タイスキを食べたいというリクエストがkana氏から出た際も諸手をあげて賛成した。
向かうはカントンというお店。そして、このお店まで行くのに宿泊先からBTSにして一駅分をてくてくと歩いた。夜の街を眺めながら。観光地を巡るのもいいけど、やはりこうして散策(というほどでもないけど)するのが面白い。ずんずん突き進んでいく先頭の方を眺め、ふと不安になって地図を眺めてみると、案の定行き過ぎ(笑)
カニだ、野菜だ、アルコールだと、さんざ飲食い。ガイドブックによると、ひとり頭200Bで十分お腹いっぱいになるらしいのだけど、蓋をあけてみたらひとり370Bだった。しかも、手元には某氏からお借りした10%オフのメンバーズカードが。どれだけ食べとんねん、私ら。
スコータイホテルのバー:
日本でホテルのバーへ行く機会なんて滅多にないわけだけど、やっぱりいいホテルのバーはいい。すこぶる雰囲気が良かった。適度に暗くて落ち着いていて、冷房が効きすぎていないのもよろしい感じ。出来れば入り口真正面ではなくて、もう少し奥の方の席を案内してもらえたら良かったのだけれどね。某氏と某氏のお友達を交え6名で他愛もない話をしつつ、バンコクの夜はふけていくのでありました。ここで呑んだのは、マルガリータ3杯なり。
スターバックス:
私はコーヒーが飲めません。まあ無理して飲めば飲めなくはないのだけれど、自ら進んでコーヒーを頼んだりはしません。だから、日本でだってスタバへ行くのなんか年に1、2回程度なわけですよ。それが今回の旅行で3回(成田空港含む)も!もう2年くらい行かなくてもいいですね、割合的に考えた場合。もちろんコーヒーではなく、ずっとマンゴシトラス飲んでました。
コジャレたベトナム料理店:
某氏のお部屋近所にあるというコジャレたベトナム料理店。
メニューが全て写真付きなのが判りやすくて良かった。お魚さんがえらく立派に飾りつけされて出てきたのは驚いたけれど、その後、店員さんに取り分けてもらったらめちゃめちゃ地味になってしまったのがちょっと切なかった(笑) けれど、全部おいしかった。タイへ行ってベトナム料理。でもいいの。幸せ。
バンヤンツリー屋上のバー:
とにもかくにも店員さんのサービスに笑わせていただきました。
注文をお願いするのに、絶対こちらと目が合っているにもかかわらず黙殺されるというのは、滅多に経験できるものではありません、特に日本では(笑)
超高層ビルであるバンヤンツリーの屋上から眺めるバンコクの街は、思っていたよりもずっと美しかった。もちろんものすごい夜景とかはないけれど、十分満足。空にはお月様。流れる川は闇の中でそこだけさらに黒く静かに横たわっている。少し風は強いけれど、それが気持ちいい。ランチョンマットがわりは、石で作られたプレート。お洒落ねーと思ったけれど、これは重たくして風に飛ばされないようにするためではないかというお話が。なるほどね。
ここでは、マルガリータとギムレット。
ホアヒンのナイトマーケット内屋台:
生産ラインがひとつしかないゆえの悲劇。おばちゃん、休みなくめちゃめちゃ働いているのに、料理が出てくるのものすごく遅いの。自分達の賄い作ってるのかと、失礼なことを言っていたのは私達のテーブルなんですが、実は日本語丸わかりだったらどうしよう(汗)
何といっても海の近くですからね。この日はシーフード。貝とか魚とか盛りだくさんでものすごく美味しい。お魚の蒸したやつとかってこんなにおいしいと思わなかった。
周囲のお客さんがごっそり入れ替わっているというのに、私達だけはえらく長いことそこにいた気がしますな。kana氏が夢中でお魚ほじっている姿が非常に印象的でした(笑)
WORLD CENTRAL PLAZA近くの屋台:
そうそう今回の旅行で比較的衝撃的だったのは、ビールに氷を入れること(笑)
冷えてないビールが出てくるんだからそれは普通なんだろうけど、薄まったビールに若干の抵抗があるのは慣れないせいかな。しかし、屋台で普通に出てくる氷を抵抗なく口に入れられるくらいにはアジア旅行には慣れたのだろうと。
というわけで、バンコクラストナイトの食事はお土地柄らしく排ガスをもろに浴びながら。ここでもやはりお魚がおいしい。雷魚の丸焼きですよ?どこで漁をしているのか微妙に気になるところではありましたけど(笑) カオニャオを初めて食べたんだけど、これおいしいね。(気にいったので、タイフードフェスで探したけど数キロ単位でしか売ってなくて諦めた。くすん) あと、鶏の丸焼きとか鍋とか。どれもおいしかった。やっぱり食事がおいしい場所に旅行したい。バタバタしていてお昼を抜くことが多かったけど、夕食は日々満足だった。
(おまけ)
ホアヒンのスイート内宴会:
日本からびくびくしながら持ち出した牛○ンひとかたまり。そして日本酒にビールを囲んでの大宴会。酔っていなければ何でこんなことしているんだろうと思えるよなことに、精一杯頭を使ったような気がしたりしなかったり。お酒を飲みながら他愛もない話に笑いころげたりするのって楽しい。そりゃあそれは東京でだって出来ることかもしれないけど、旅先でだとちょっとだけ違う気がする。何が?ときかれるとうまく答えることはできない。でもね?
スイートをとって大宴会、ってのが今回の旅行でのひとつ目的として掲げられていた(?)ので滞りなく実行できて良かった良かった。
しかしまあ、ルームサービスで持ってきてもらったというお皿とフォーク・ナイフを翌朝水洗いしながら、一体ここはどこなんだっけ?と首をかしげたのは言うまでもなく。ホテルのお庭の向こうには広い砂浜と海が微妙にお酒の抜けきらない身体にまぶしかった。……ううむ(笑)
宿泊先での宴会:
何だかんだで宿に戻ってからも呑んでました。
コンビニでビールを買ってきたりして。
えーと、つまりアレだ。ずっと呑んでいたと(笑)
連日おいしいものを食べて、ホテルのバーで呑んで、何て贅沢。やはり麺をあまり食べられなかったことだけが心残りではありますが、飲食に関しては相当に満足。あー、また行きたいぞ。
というわけで、次は観光・お買い物編かな。
投稿者 kaori : 01:32 | Comments (0) | TrackBack
2004年05月08日
バンコク 三番煎じ旅行記 その1
日付を遡って書きますとか何とか言っていたような気もするけれど、時系列で書き始めたら何だかいつもに増して締まりのない文章が気になり途中放棄。そんなわけで、彼女や彼にならい、三番煎じな感じもしつつ(いや完全にそうなのだけれど)皆で横軸大作戦といくことにします(笑)
そういえば、今回の旅行、社員旅行以外で初めて行く海外旅行なのでした。
■飛行機
海外へは行きたいけれど、飛行機は大嫌い。国内だったら、九州だって何だって新幹線で行けるところはどこまでもそれで行きたいという私のこと、アメリカにくらべればはるかに近いとはいえ、飛行機内で過ごす時間は苦痛なのであります。
往路:
出来ることなら、眠ったまま離陸し、着陸して目覚めるというのが理想。けれど、自覚はなくとも、海外に行くという時点で既に若干の緊張と興奮状態にあることは確かで、国内の出張時じゃあるまいし、そうそう始めから爆睡モードに突入できるわけがない。友人達とも席が離れているので、お喋りをするわけにもいかず、仕方なく持参の文庫本を取り出して読書のお時間。本に関しては別途。
さて、今回のフライト。久々のユナイテッドだったわけですが、これまで海外へ行った中で一番揺れた。めちゃめちゃ揺れた。あの程度たいしたことないよと言われるかもしれないけれど、何せ飛行機嫌いですからね、恐怖倍増よ。機内サービスのカップを手でしっかり持っていないと中身があふれでてしまう程の揺れ。
それでも、その合間を縫ってサービスされた機内食はしっかり食べ(味は可もなく不可もなく。やっぱり最初から疲れていたのかも。量が多いような気がしてパンは残した)、しかしアルコールまでは摂取する気になれず、水やオレンジジュース、トマトジュースでお茶を濁すというていたらくでありました。もったいない(笑)
まあそして、これこそ毎度のことではありますが、途中からお隣に座っていたおじさまとお喋りタイム。ええ、もちろん向こうから話し掛けられました。飛行機において隣におじさまがいらっしゃった場合の話し掛けられる率はほぼ100%を誇っております。しかし、えーとあまり嬉しくない……。もっとも、こちらとておばさんに片足突っ込んでますから、文句は言えないわけです(笑) ま、それでもお互いの暇潰しにはもってこいだったわけで、それなりに楽しい話も聞かせてもらいつつ。
中でも、年に何度もタイへ行っているという彼が、意外にもBTSチケットの買い方に困った時の話に心の中で思わず苦笑。(いつもお車でゴルフばかり行っていてはBTSなんて乗らないわな:笑)
現場でたまたま遭遇した日本人青年がいた。彼はおじさま方に親切に購入方法を説明し、その後の雑談で、自分について話すことになる。曰く、
「大学を卒業後、就職したけれど、その会社が倒産したので、こちらに来て1年ほどタイ語の勉強をしていた。それも終わって、今はこちらで働いている」とのこと。ん? 倒産したっていう話を除けばどこかで聞いた話のような……?? 倒産って嘘ちゃうん?(笑)
復路:
かなり体力的、精神的に消耗中で寝たり起きたり本を読んだりの時間。機内食も往路にくらべ味が落ちていた気がするが、これもやはり疲れのせいかも。何しろ連日のハイテンション夜更かし早起きの挙句、出発の日には2時間半くらいしか寝ておらず朝4時起きだったので、身体がびっくりしていたものと思われ。かといって、機内でじっくり睡眠がとれたかというとそうでもなくて、結局妙な体勢で寝ることに抵抗があるんだろうと思う。昔から、夜行バスの中では寝られなかった。目覚めた時に感じる目のしょぼしょぼ感。眠らなかった方がまだマシだったのではないかと思うようなあの感覚がイヤで、今回は意識的に眠らないようにしていたのかも。旅行時に持参した4冊の本のうち、2冊目をここで読了。
到着した成田空港はまだまだガラガラで、いつも並びに並んで通過する入国審査もすいすい完了。ああ、ピークじゃないって素晴らしい。
■現地移動
空港リムジン(空港→宿泊先):
バンコク市内宿泊先まで650B+高速代70B(だったっけ?)
前述の通り、社員旅行でない個人手配での海外旅行は初めてで、空港に旅行会社の送迎バスが来ていないというもの初めて。バンコク初めてな上に、語学能力の欠如はなはだしいわたくしめは、皆の後ろに隠れてリムジンタクシーの申し込みの様子を眺めておりました。しかし、「リムジン」という言葉から想像する車とはえらい違いますな。見た目は、普通のタクシーと変わらない気がしないでもない。帰ってきた今でも違いが判っておりません、はい。でも、手順を理解したので、ひとりきりで切羽つまれば自分で何とかできる……はず……。
そして、ドンムアン空港から市内へと移動する間、そのリムジンの中にて外の景色を見ながら話した内容といえば、仕事の話と資格試験の話と、それからえーと何だっけ。新宿近辺の居酒屋で喋っている内容と大差ないよね、一体ここはどこなんだか。
タクシー(市内あちこち):
初乗りは35B。
えーと、実は私。これまでの海外旅行でひとり歩きって一度もしたことがなかった。もちろん、ショッピングセンターやテーマパークやスーパー、そういった目的地として定められた場所での自由行動っていうのはあるけれど、ひとつの街中でどかんと「はい、野放し」っていうことは。
しかし今回はやりました。「初めてのひとりタクシー」(苦笑)
ワット・アルン観光を挫折して(笑)、ひとり宿泊先へと戻るタクシー。運転手さんは、私が渡した宿泊先への地図をいまいち理解してくれていない模様で、手にもったそれを上にしたり下にしたり。えーっと、タイ語で通りの名前も書いてあるんだけど。しかし、さすがに行きの道なんて覚えてない。よって、運転手さんにまかせるしかないのだが、でも今どこを走っているのかも判らない。そして土地柄の大渋滞。うんざりした様子で運転手さんが私に話しかけるけれど、あいにくと私はヒアリング能力ゼロなもので雑談すら叶わず、絶望の表情を浮かべた彼はカーラジオのスイッチを入れておりました。
一方、私はといえば、とりあえず市内地図を引っ張り出し現在地を割り出すのに必死。だって、とんでもないところに連れて行かれたら怖いじゃないの。GPS携帯が欲しい。国内なら、瞬時に自分の位置を確認できるのに。とにもかくにも、見当外れの場所を走っているわけでもないことに胸をなでおろしているうちにどこかで見た風景の中へ到着。まだまだ続く渋滞にやっぱりくらーい表情をしていた運転手さんは、私の方を振り返り「WALK! WALK!」と言い、そして料金を支払い降りていく私の後姿に「Oh! MyGod!」と呟いた。彼は私に、一体何を訴えたかったのでしょう……。いや、予想はついてるけどさ。ごめんねえ(笑)
BTS:
おお、これが話に聞くBTSですかとちょっと感動(何にだ?:笑)
都営線で見かけるのと全く同じ、ド派手な車体広告の外観は脇に置いておいて、車内は美しくて涼しい乗り物だった。日本の公共交通機関のハード仕様と違うのは、イスの材質。BTSの座席は布ではなく、むしろ駅待合室の座席かもしれない。
お買い物に大活躍だったけれど、券売機でチケットを買うには小銭しか使用できず、お札しかお財布に見当たらなくて一瞬焦ったのは内緒。(もちろん窓口のおねーさんに両替してもらったさ!)
余談ですが、ひとりの時、サイアムの駅の階段で転びそうになって足を捻った。足は無事だったけど、サンダルのヒールのゴムがねじれて元に戻らなくなって、少しだけ参った。改札前で、片足だけ脱いでちょっと力を込めて戻そうとしたけど、無理だった。そりゃあそうだ。全体重をあの小さな面積へかけてねじったのだから、手の力だけで戻るわけがない。かと言って、もう一度サンダルを足に戻して体重かけてみたけどダメだった(爆) 結局、サイアム・ディスカバリーで新しいサンダルを買うハメに(以下、買い物へ続く) サイアム・ディスカバリーの1階で、サンダルを脱いでああでもないこうでもないとやっている姿を、隣でタイ人のおばさんが憐れみのまなざしで眺めていた。私ってかわいそうな子だと思われてたかも。
リムジン(ていうかワゴン?:ホアヒン往路):
ホアヒンまで5時間(渋滞考慮)で2800B+高速代
とりあえず禁止事項。お手洗いのない移動交通機関でのアルコール摂取。
そう、車は急に止まれませんからね、特に渋滞が続いているとさ。お手洗いもままならないものなのです。毎回それはそう思っているのだけれど、とほほほほ。
タイでも3連休の初日だった為、予定より大幅に時間がかかってホアヒンへ。大人ばかり総勢5名の遠足。お小遣いやおやつに金額制限がなく、アルコールおっけーなのが特徴。しかし、交通費は安い。名古屋→大阪程度の距離のようだが、感覚としてはもう少し遠かった気がする。そして、ひとり頭560B。
タクシー(ホアヒン帰り):
何故だか帰りは、バンコク市内まで1400B+高速代
しめて行きの半分。……おかしいて。いくらバンコクと物価が違うってったってさ。おっちゃんほんまにもうかってんの? と疑いたくもなるようなお値段だった。
もっとも、車両の最後部座席は灼熱の楽園(?)で、エアコンの風は曲げた膝のあたりに申し訳程度あたるだけ。車内の飾りであった作りものの桃の木は、暖色系がゆえに暑くるしさをさらに倍増させていたし(いや、可愛いんだけど)、水分をとっていなければそのまま車内で脱水症状に陥るさ。でも行きと違ってそれなりに車が流れていたから、少しだけあけた窓から風が入ったり、車がびゅんびゅん走ると効きがよくなるエアコンは、なかなかに気持ちが良かった。でも、外を走る車の荷台には市販されているのであろうビニールのお屋根がついているものも多く、何だかそちらの方が涼しげに見えたのだけれど……。いやいや、やはり日差しは強いよね。車の中にいるのにがんがんに日焼けをしていそうな某氏を向かいから見ていたら、そう思わざるをえないのだった。
しかし、かわいそうなのは運転手のおっちゃん。またこれから里まで帰るんだもんね。
渡し船(ワット・ポー近くの桟橋からワット・アルン近くの桟橋まで):
えーと、2B(笑)
気持ちよかったー。ほんの少しの時間だったけれど、ゆらゆらお船。どんくさい私としては、乗る瞬間が微妙に怖かったのだけれど、ホントに気持ちが悪いのは、船に乗るまでの桟橋。だって、揺れるんだもの。船が揺れるのはいた仕方ない。でも、地に足をついているはずの場所が揺れるのはちょっとダメ。船と同じに揺れて当然と思えばいいのだろうけど、いかんせん船にはあまり縁のない国で生きてきたもので慣れません。ええ。
渡し船ぢゃない船(ワット・ポー近くから終点まで:ってどこだよ?:笑):
20分近く乗ってた?で、8Bだったかな。
で、船が生活に密着しているって何だか不思議な感じがした。普通にスーパーの買い物袋を持った女性が船に揺られている。観光客ももちろん多いけれど、普通に地元の人だろうなあという方々もいたり。
こちらは、結構長い時間乗っていたこともあり、周りに見える景色を眺めているだけでも楽しかった。そしてやはり涼しくて気持ちいい。今度は、最初から最後まで乗ってみてもいいかなあとか思ってみたり。
そういえば、ふと先日観た映画「ラブストーリー」を思いだした。こんなでかい川は渡ってなかったと思うけどさ。
うげ。1日書いてたよ。
次は、呑み食い編あたりいってみます。
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2003年11月27日
プーケット 第六日目
そして、いよいよ日本へ帰る日。
早朝出発だからとホテルから渡された朝食ボックス。まあ最後に空港付近で冷や汗を1回かいたり、バンコクでのトランジットでぶち切れそうになったりもしたけれど、何とか無事に成田へと飛び立つ。
行きと同じくタイ航空。連休が終わっているので、機内も比較的空いており、3席をひとりで使用することができるような勢い。往路と違って固まった座席がとれたのに、結果的にはバラバラ(笑) 寝たり起きたりを繰り返しているうちに成田。駐車場で社長らと別れ練馬まで。自宅前まで送ってもらってようやっと帰宅。狩野、春野がいない部屋。ちょっと寂しいけれど、スーツケースの中身をささっと片付けて眠る。明日1日出社すればお休みだ。頑張るぞ。
今回の旅行で一番残念だったのは、あれほど楽しみにしていた書店へいけなかったこと。ものすごく残念。またいつか、もっとタイ語を学習したらまた行きたいなあ。今度はのんびりして、買い物もゆっくりしたり、タイ料理も勉強したいかも。何にしても、今回は疲れた。ほんとに。
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2003年11月26日
プーケット 第五日目
本日はエステとお買い物の1日。但し、夕食は社長主催の晩餐会。エステが終わった後には、お買い物も全て済ませておかなければ。明日の早朝にはもうプーケットから発つことになるわけだし。
午前9時に集合して、えらく遠くのスパまで向かう。基本的には苦手なサウナに30分。その後はスクラブマッサージ、オイルマッサージ、フェイシャルと続く。特にスクラブマッサージは良かった。気分的なものだけれど、普段では落とせないものまで落ちていくような気がする。突発的な体調不良を起こしていた為、フェイシャルの待ち時間など腰が痛くて痛くてモジモジしていると、おねーちゃんがタオルを丸めて腰の下に入れてくれる。それでも痛いんだってば(笑)
3時間半のこのコースで、2800バーツ。なかなかいい感じのお値段だったと思う。日本では決してやることはないだろうけれど、優雅な気分になれるからたまにはこういうのもいい。何よりフェイシャルは気持ちよかった。
さて、その後一度ホテルに戻り、再度プーケットタウンに戻るという往復時間にして2時間のロスをしながら、お土産購入に走る。正直疲れた。ヘトヘトになってホテルの部屋で20分ほど横になる。どうも、私は最終日になると体調を崩すらしい。社長晩餐会へ行くのもつらい感じだったけれど、まさか欠席するわけにもいかないし、さきほど購入したばかりのタイシルクスカートを身につけ、えいやっと部屋を出た。プーケットのレストランには、店頭におかれた氷が敷き詰められた台上に、生魚がごろごろと転がっているところが多い。食べたい食材を選び調理してもらう。食材の値段には調理費用も含まれている。お昼ごはんを食べていなかったので、夕食を食べているうちに何となく元気になりかけているような気がしてくる。食事後、ほんの少し適当に買い物をしてホテルへ戻り、スーケースを広げてパズルを始める。元々スーツケースの半分はすっからかんだったから、その空の半分にいかにお土産をつめこむかというお話。やたらと麺を買い込んでいる私のスーツケースの中を見て、同室の同僚は「お店でも開くの?」と笑った。いや、まあ、お土産にもなるしさ。きっちりとお土産を詰め込み、ビールを飲みつつ就寝。何しろ明日は午前6時にはホテル発。隣の部屋からお誘いがきたけれど、疲れているので丁重にお断り。
丸っと4日もあって何をしようなんて思っていたけれど、実際にはかなりばたばた。リフレッシュしに行ったというよりは、駆け足でスケジュールをこなしたという印象。次に行くことがあるならば、今度は是非とものんびりしたいと思うなり。何はともなりおやすみなさい。
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2003年11月25日
プーケット 第四日目
またまた午前9時の集合。今日は船に乗り湾に浮かぶ小島と「007」の撮影に使用されたというジェイムスボンド島の観光。ラフティング組もあったけれど、あまり怖いのは本意ではないのでとりあえず安全にこちら。船に乗り込む前に入ったお手洗いで初体験。おけにはいった水を柄杓ですくって流すという、手動水洗トイレ。日本のトイレに慣れていると微妙に変な感じ。
左右に点在する島々とマングローブ樹林を眺める小一時間。自然に対する感想とかってなかなかうまく言葉にできないし、言葉にするとありきたりになってしまう気がして何も言えないけれど、気持ちよかったのは確か。携帯カメラで周囲の景色を撮影したり。ジェイムスボンド島は何てことはない島で、他のグループの話によると、5分ほどしかいなかったというところもあるらしい。しかし、私達のグループはやたらと狭い島の中を歩き回り写真撮影をして、突然のスコールに雨宿りし、時間にして1時間近くはいたんじゃないかと思う。話のついでに、シーカヌーにも追加で乗ることに。
海に浮かぶ大型船がシーカヌー乗り場。45分ほども乗るらしい。最初は不安が隠せなかった私だけれど、後から皆に「良かったよー」とか言われるのも非常に癪なので、結局一緒に乗ることにする。船頭さんひとりにつき、ふたりが同じカヌーに乗る。穏やかな海を進むカヌーは思ったより怖くなくて、目前まで近づいてまわりの樹木を眺めることができる。船頭のおじさんは、英語で私達に話しかけたり、鼻歌でタイの歌を口ずさんでみたりしている。のどかな午後の光景。洞窟にさしかかると、それぞれが仰向けになってその場をすり抜ける。目の前に岩が近づく。でも、それを過ぎるともっと穏やかな場所が広がっていたりして、ああ乗って良かったなと感じたり。だけど、やっぱり怖がっている私は、船頭さん達にいぢられまくってスタート地点近くまで戻ってくる。4台のカヌーが固まって進んでいると、船頭さんらが口々にタイ語と英語をチャンポンで話しはじめる。「見て見て、きれいでしょう」と船を指差して話しかける。もちろん、そのタイ語を英語で説明をしてはくれたけれど、はじめて普通に理解できたタイ語。そう、「見る」と「美しい」なら判るのだった。ちょっと、いや、随分と嬉しかったのは確か。
無事に大型船へ降り立ち、再び船に乗って、今度は水上にあるムスリムの村へ。ここで昼食を摂っている間に強い雨がやってくる。さすがに足止め。その間に買い物なんかを少々。夕方は社長達と待ち合わせがあったので、かなりドキドキしていたものの彼らも遅れが出ていたらしく何とか事なきを得る。地上に戻り、プーケットタウンで、社長・専務と落ち合う。その他の男性陣は、夜のムエタイ観戦に向けホテルへと戻っていき、私達はタイ式マッサージを受けることにする。あいにくと予約がいっぱいだった為、少し早い夕食をとるために街へと向かう。
昨日の昼食に食べたタイスキが非常においしかったので、全く同じ店へと社長・専務を連れていく。私も同僚も、社長が気に入るかどうかをとても気にしていたわけで、チェーン店であるところのこの店が普段の基準からいけばそのラインからはるかに逸れていることも予想がついていた為にハラハラドキドキ。何だか判らないけど、VIPルームに通されて、日本に来たことは一度もないのに、やたらと日本語が堪能な支配人がつきっきりで世話をしてくれる(正直なところちょっとウザかったんだが:笑) 何とも基本通りにタイ語で「名前は?」と聞かれて硬直(笑) 意味はわかるし答えられるはずなんだけど、社内の人の前ではやたらと恥ずかしくて照れまくり。あきまへんな。
食後、若干の買い物をし、ちょうどいい按配にお迎えの時刻となりマッサージへ。薄暗い室内でやたらとおしゃべりなおばちゃん達に施術される。小声でお喋りはいいけど、端から端へ飴を投げるのはどうかと思うよ? 私の背中にきっちり当たったしね(笑) 色々痛いこともあったけど、やはりそれなりにすっきりとした気分で2時間後にはホテルへ。
それから、買い物へ行くという数人でトゥクトゥクに乗り「LOTUS」へお買い物。到着した私達の目の前には、偶然にもムエタイ帰りの男性陣が送迎車から降りている姿が。今回のメインと言っても良い食材買いに精を出す私。数え切れない位の麺をカゴに入れ、トムヤムペーストやら何やらもカゴに積んでいく。ビンなんて買ってどうすんねん!って感じではあるけれど、やっぱり日本で買うと高かったりなかったりするものはここで買っておきたいという衝動にかられるのでありますよ。そんなこんなで、両手に大荷物を抱えて店を後にくたくたになって部屋に戻る。明日は、エステ。でも、やはり午前9時集合だしねえ。
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2003年11月24日
プーケット 第三日目
ゴルフ組がとっくに出かけていった午前9時、ロビー集合。本日は、市内観光と象乗り。とりあえず2箇所のビューポイントへと向かう。同行した代理店の方が色々説明してくれるけど、正直言って右から左。帽子を忘れてきたので(というか現地調達するつもりだった)、途中で購入。90バーツでリバーシブルだった。正直縫製やら生地やらは微妙だけれど、リゾートで使用する程度なら何ら問題なし。帽子をかぶり再び観光。果物(何だか砂糖をやたらとかけていた)を食べたり、椰子の実のジュース(想像ほど甘くなかった)を飲んだり。
カシューナッツの工場を見学した後、いよいよ象乗り。神様のお使いだというのに、そんな背中に乗っちゃっていいのかっちゅう気もしなくはないけれど、深くは考えまい。小象と写真をとったら、いざ出発。象の背中の上はそれほど怖いとは思わなかったけど、乗り降りする時は怖かった。山道を象さんの背中に揺られて歩く。象さんにはそれぞれ名前がついていて、私の前を歩く象さんの名前は、「ドラエモン」だった。(ちなみに後ろの象さんは、「ティアラ」。ウチの象は判らんかった) でも、タイ語で書かれていたそれは正確には「ドラエモン」ではなかった。忘れたけど。私が乗った象さんはえらくご機嫌斜めで(名前は「ジャイアン」かもしれない)、鼻をぶんぶん振り回して周りの草をつかんで上へ投げるという動作を繰り返していた。だから、象使いのおじさんが象から降りた瞬間は、びびりにびびりまくり。他の2頭の象では、途中から頭の上に乗せてもらっていたけれど、ウチだけはびびってそんな状態には程遠い状態。そのうち登りよりもはるかに怖い下りのコースにさしかかり、「おー」と恐怖の声をあげる目の前で、象の頭からビデオカメラを手に持ったままするすると降りていく同僚の姿が目に入る。まだ象に乗ったままの奥さんを地上でひたすらビデオにおさめる彼。何ちゅうか、あっさり象の頭から降りる姿にあっけにとられたね。さすがモンゴルで馬に乗っていただけある、と妙に感心。と、私の隣には今にも死にそうに顔をひきつらせている同乗者が約1名(笑)
ゴルフ後のマッサージ帰りの社長らと合流し、ホテルへ戻る。夕方帰る先発組のメンバーと仕事の引継ぎをして、空港へと旅立つ彼らをお見送り。その後、再びロビーに集まり夕食へ。やはりタイ料理のお店へ。ここの料理もおいしかったけれど、ダイビング帰りの同僚達も疲れ気味。この後、「プーケットファンタシー」というテーマパークにショーを観に行くのだけれど、何だかこうどんよりした雰囲気。やな感じだなあという予感は的中で、正直このテーマパークのショーは面白くなかった。象さんの出番も少ないし、今いちぱっとしない感じ。おそらくリピーターはいないんじゃないかという予想。かなり不機嫌な様子の社長にいささか恐怖を覚えながらホテルへ。途中オプショナルツアーの費用を集め、大金を握っていることの恐怖に若干おびえつつ一夜を過ごす。明日は、バンガー湾とジェイムスボンド島観光。忙しいねえ。
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2003年11月23日
プーケット 第二日目
リゾートホテルでの朝食は、たとえそれがレストランの中であったとしても優雅な雰囲気。暖かいからね、それぞれが着ている服も開放的だし、鳥はその辺を歩いているし、空は青いし気持ちいい。
というわけで、まだ寝ぼけている頭を抱えて朝食会場へと向かう午前7時。本日は、午前8時より社員旅行恒例ゲーム&スポーツ大会ちゅうもんが行われるのだった。とにかく時間厳守が唯一のルールといっても良い我が社であるからして、到着したらほぼ全員が既に集合し、朝食もあらかた食べ終わっている始末。とりあえず腹が減っては戦はできぬので、優雅な場の雰囲気とはそぐわないとは思いつつ、無差別に料理を皿へと積み上げ、黙々とひたすら食べる食べる食べる……。後から聞いた話によると、すげえ食べてる的な声が周囲からあがっていたらしい。知らんけど。
先発隊だった社長が、丸1日かけて準備を行った(ホテル内のミーティングルームを借りたり、プールにプールバレーのネットをセッティングしてもらったり、買い物をしてきたり、写真を撮影したりなどなど)為に近年稀に見る充実っぷりの行事。何しろ上位グループには賞金が出るほか、最下位チームには「ゲテモノ食い」という罰ゲームが課せられているからして、ゲームに対する真剣度は正直なところ全員すごい。ウチのチームも激しかった。そこまでせんでも……と思うよな燃えっぷりで、何でこんなことで汗かいてんだろうと時折疑問が湧き上がってきたもの。さらには、地元旅行代理店の日本人スタッフまで巻き込んでスポーツをさせてしまうというわけのわからなさ。連日連夜、朝から晩までウチの会社につきっきりのように世話をしているひとりなど、プールサイドで目が虚ろだったっすよ。後のメールで、「スポーツ大会はとても楽しかったです」なんて書かれていたけれど、いくら何でもそれは嘘だろう(笑) 水着忘れてきたからと、もうひとりのスタッフだけがプールバレーに参加していたけれど、十中八九は故意だったろうと私は睨んでいる(笑)
どうでもいいけど、ホテルで行われたゲームの内容。(来年の為に書き留めておく:笑)
タイについてのクイズ/買い物の値段あてクイズ/地元オプショナルツアーのカタログを使用した記憶力クイズ/ジェスチャー伝言ゲーム/30(サーティ)/ホテル内撮影ゲーム/プールバレー/水中競歩リレー/水中玉入れ/ビーチフラッグ/ビーチ縄跳び/ビーチで二人三脚
こんな感じ。全て終わった後は着替えてパトンビーチへ。しかしすぐに夕食にはありつけない。各人500バーツを渡されて、残り1時間半で出された指令は、中国寺院へ行くこと、市場へ行くこと、某ホテルへ行くこと、さらにおかまさんと一緒に写真を撮ること。そして、500バーツで値段あてゲームの買い物をしてくること。各グループ一斉に飛び出してそれぞれトゥクトゥクを拾ったり、地元の人に道をたずねたり。正直おかまさんと一緒に写真ってのは、ちと色々な意味で不安ではあったのだけれど、まあそれはそれで何とかなるもの。ばたばたと買い物を済ませ、ようやくありついた中華料理。食事をしながらさらにゲーム。ここまでくるともうぐったり。何しろ今回は得点係だったんで、ずうっと筆記用具を持ってひたすら数字を書きとめてきた1日。北京ダックはおいしかったけれど、あまり味も判らない程度には、疲れが。ようやく成績発表も終わり、罰ゲームもなくなったのは、はてさて午後11時近くではなかったかと。(途中、隣に座っていた代理店の方は、居眠りをしていた) その後、スーパーマーケットでお酒やら食料やらを買い込み、ホテルへ。隣の部屋でしばらくお酒を飲んだり喋ったりした後、就寝。長い1日。まだまだ明日も観光。なんだか苦行のような気がしてきた(笑)
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2003年11月22日
プーケット 第一日目
午前5時45分練馬駅集合。
冬だしね、まだ暗い道を練馬駅までてくてくと歩く。車を出してくれる同僚に拾ってもらって、もう一箇所で別の同僚を拾う。
しかし、若干集合時刻が遅めだったのかもしれない。3連休初日、朝の道路は想像していたよりも早く渋滞しはじめたわけで。首都高は渋滞で入り口は軒並み閉鎖中。空港での集合時刻の1時間前になっても、まだ都内で下を走っている状態。でも、運転してくれている同僚はいたって冷静で、ひょっとして焦っているのは私だけ??とか思っていたのだけれど。諸々の会話の結果、そうではなかったことが判明。ようやく錦糸町から上にあがった時には、集合時刻の15分前になっていた。
ところで、国内線のチェックインって出発時刻の15分前迄なんだけど、国際線ってどうなの? 集合は2時間前なんだけど、本当のデッドラインってどれくらいなんだろう。実は、私はそれを知らないのだった。運転していた同僚曰く、「大丈夫っすよ、30分前にチェックインしたことありますから」 そ、そうなのか?
というわけで、集合時刻に遅れること1時間で成田に到着。慌てて荷物を受け取り、チェックインをしてもらい、無事搭乗できることに。
ところが、ここからまたトラブルが。一緒にいた外国籍の2人が再入国がらみの問題で、かなりの時間をとられることに。外国で暮らすということは大変なことがあるのねと、同僚達とともにしばし待つ。ようやく手続きが終わると、既に出発時刻ギリギリになっていて、慌てる係員のお姉さんと共に空港内を走り出す。ああ、これが噂の、と思った瞬間。「間違えました」と方向をくるりと変えて再び走りだす一行。お姉さん頼むよ。
ダッシュしたわりには、飛び乗ったバスは一向に走り出す気配もなく、30分くらいは停車していたのではないかと。結局、出発時刻を大幅にオーバーしてようやく飛行機はプーケットへ。
さすがに満席の機内では、全員の座席はバラバラで、私の隣にはおじさんがふたり。本来は2人に挟まれる形だったはずが、彼ら2人が同じグループであったこともあり、親切にも私を通路側にしてくれた。ありがたい。途中で、飛行機が遅れた理由をおじさんから聞いたり、色々と話をしたりして6時間ほどを過ごす。正直、タイ航空の機内食はおいしくなかったけれど、おしゃべりは楽しかった。何故か常におじさん受け「だけ」はいい私であるからして、猫をかぶりつつ寝たり起きたり喋ったり食べたり。ていうか、食べてばかり。ほんの6時間程度の間に、おやつが出て、昼食がでて、またまた軽食がでて。最後のサンドウィッチなんて手がつけられずにそのまま戻したもの。
プーケットに到着し、何ひとつ聞かれることなくイミグレを抜ける。小さな空港。窓の向こうには夏の景色が広がる。代理店の送迎バスに乗ってホテルに着くと、第1班と一緒に先に到着していた社長がロビーへやってきた。とりあえず数日間のオプショナルやら何やらを打ち合わせをし、チェックインを済ませ、合流の夕食へと出かける。向かった先は、地元の人が多いというシーフードレストラン。ロブスターのお刺身を食べたり何やかや。とりあえず和やかに過ごす時間。テーブルの向こうには夜の海が広がり、遠くに町の灯りが見える。もちろん食事はとてもおいしかった。
今日までは旅行をとても楽しみにしていたのだけれど、始まってしまうと終わりがすぐそこに感じられて何だか悲しい。それってとても損な気はするのだけれど。
ホテルに戻っても、まだ10時過ぎ。それなのにやけに眠たいのはなぜか。朝が早かったから? いやいや、タイと日本には2時間の時差があるわけで、実はもう日本時間では零時過ぎ。そりゃ眠いはず。明日は、午前7時に集合してゲーム&スポーツ大会なり。朦朧とした頭で、日本時間のままになっている携帯電話でアラームをセットする。疲れで頭おかしくなっているらしく、同部屋の同僚とふたりわけのわからない会話を交わし、最終的な目覚まし時刻を日本時間の午前8時前にセット。お風呂に入っていった同僚が出てきたのにも気づかずに深い眠りへと落ちていったのであります。
投稿者 kaori : 23:53 | Comments (2) | TrackBack
2003年10月12日
おたる
チェックアウト後、小樽へ。途中、海が視界いっぱいに広がるが天気のせいか荒れ気味。小樽築港の巨大マイカルにぎょっとしながら小樽駅へ。やはり天気のせいなのか肌寒い。
ガイドブックに紹介されている洋食屋で昼食をとり、いざ観光。小樽市立博物館から小樽文学館へ。文学館は予想外に面白くて、展示物である文章を片っ端から読んでいく。ちょっと笑えたのが、伊藤整の書斎復元版解説文。これはニセモノ、これはホンモノ。ご丁寧に書かれていて、おかしい。棚に並べられている封筒は「職員総出で作った」ニセモノです、って……わざわざ書かなくても(笑)
その後、お土産購入タイム。疲れている同行者をそのへんのベンチに置き去りにし、精力的に土産ものを物色。何しろ明日はタイ語講座があるので、その時のお茶菓子というのが頭から離れない。先日、ビール博物館で購入したヱビスビールゼリー以外に、もうひとつぐらい何か欲しい。というわけで、六花亭のチョコレートを定番ですが。北一硝子立ち寄りお土産完了。運河沿いの店で夕食をとり、小樽ともさようなら。
しかし食べてばっかりの3泊4日。帰ったらちょっと考えないと。それに、観光らしい観光ってほとんどしてない。ま、いっか。そんなもんだ。行きたかった場所には次回(があれば)
投稿者 kaori : 23:59 | Comments (0) | TrackBack
2003年10月11日
やはり食うべし
さて、もう午前中に活動開始するのは諦めた私たちですが。
お昼ごはんの為に二条市場へ。ええ、正しい観光客ですもの、何と言われようと観光地へ向うのであります。商魂たくましいおじさんおばさんの間をぬって、目的のお店で二色丼を(いくらとうに) 東京でだって食べられるといえば食べられるのだけれど、値段が違うさね。ご飯に乗ってるいくらの量だって。おいしいかおいしくないかは別のお話で。そして、「送付しますよ~」としつこいおばさま達に根負け。「ホテルで食べたいんだけど?」 おばさんはしばし躊躇した後、蟹さんを食べやすいように分解。冷却材を入れ三杯酢までセットして渡してくれた。
満腹になった後は、札幌名所めぐり。時計台に北海道庁旧本庁舎。以前来た時にはゆっくり見ていなかったから、建物内部をじっくり観察。建物大好きな私としては、見ているだけでわくわく。堪能した後は、またホテルで一休み。
何もしてない。やばい。と思いつつ部屋で蟹を食べ、やはり夜は昨晩と同じ場所でベルギービールを。明日は強制的にチェックアウトさせられるので、必ず小樽へ。
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2003年10月10日
ジンギスカン
案の定、行動が開始できる状態になったのは午後12時過ぎ。とりあえず食う!ってなわけで、サッポロビール園へ。きっと本当においしいジンギスカンを食べるならそんなところじゃダメだよ、と言われるのだろうけど、何て言うのかなー、刷り込みっていうか(笑) 数年前に生まれて初めてジンギスカンを食べたのが、このサッポロビール園だった。その時に、ものすごくおいしかったのですわ。それまで、ラム肉はにおいが強くておいしくないという話を聞いてきたので、初めて食べたそのお肉が予想外においしくて衝撃を受けたのね。だから、ジンギスカンはビール園、と。
久々に訪れた今回は、前回できなかった博物館の見学から。もう相当お腹がすいていたこともあり試飲は我慢。お土産だけいただく。ホップというものを初めて見たけれど、強烈なにおいがするのね。驚き。
まあとりあえず食べられるだけ食べ、飲めるだけ飲んでビール園を後にする。巡回バスに乗り込みちょっとだけ市内観光。ホテルに戻り一休みした後、同行者の友人が勤める駅前ホテル地下にあるビール店(何か変:すんません)へ向う。ここで深夜までベルギービールをしこたまいただきホテルへ。
えー、食べただけで観光らしいものは何もしてません。ははは(汗)
翌日に期待。
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2003年10月09日
いざ北海道へ
午後7時過ぎに大慌てで退社、札幌行き最終便に乗る為に羽田空港へ。ほとんど人気のない出発ロビーで心配するのは、新千歳で札幌行きの最終電車に間に合うだろうかということ。乗り継ぎ時間が20分。少し遅れたらちとやばい。
ところが。悶々として搭乗した機内でふと耳に入ってきたのは、おんなじよーな心配をしていた男性が客室乗務員の方にしていた質問。どうやら最終電車は、この便の到着を待ってくれるらしい。おお、そうかそうか。ありがとー。後ろの方。
そんなわけで、午前零時過ぎに宿泊先にチェックイン。
空港でサンドウィッチをちょこっと食べただけであったので、不機嫌になる同行者をひきずってラーメン屋へ。行ってみたかったラーメン屋さんはすでに閉店後。次に行きたいお店へ。全部は食べられないから、ラーメンは頼まないとかゆうてたくせに、気づけば1杯全てたいらげられたどんぶりが隣に。何だい、そりゃ。
とりあえず明日のために、本日はおやすみなさい。果たして起きられるかしら。
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