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2004年09月17日

またまたバンコク旅行記1

2004年9月17日

am5:00 @練馬の自宅
起床。am11:00頃の成田発の飛行機に搭乗予定なので、とっとと出かけねばならぬ。さすがに最近では、ホントに搭乗2時間前に空港にいなければならないなんて思ってもいないけど、今回はひとりで出国するのでとりあえずきちんとセオリーにのっとってみることにした。身支度をして、昨晩準備しておいた荷物(大きな布袋とGAPの紙袋に突っ込んだ液体関係、主にアルコールなど)を持ち上げると想像していたより大幅に重くてちょっとめげる。最寄駅まではタクシーだし、そこから先はほとんど歩く箇所もあまりないから、一番問題なのは空港内をうろうろしている時だけのはずなんだが、やはりちょっと(苦笑) 気をとりなおしてよっこらしょと部屋を出た。


am8:00 @成田エクスプレス車中
隣に座ったにーちゃんが、香水をぷんぷんさせていたので気持ち悪くて仕方がない。最近とみに匂いに敏感になっているのは、やはり体調があまり良くないからかしら。鼻はあまり良くないのにこういったものだけにはすぐ反応してしまう自分がちょっと嫌だ。しかし全席指定でしかも満席状態だったから席を移るわけにもいかず、口をぱくぱくさせながらあさっての方向を向いて息をしておりました。やれやれ。


am9:00 @成田空港
連休前日だけあって人が溢れております。行列に並びチェックインして、旅行保険の手続き。気づくと結構時間がたっていて、出国手続きに並ぶ行列を前にして「2時間前についていて良かった」と胸をなでおろした。すごい人なんですわ、これが。好き勝手に行列作って並んでいるから狭い入り口にさしかかるとあっちこっちから人が押し合ってすごいことになっている。もうちょっと考えて並ばせた方がいいのに、と思っているとすぐ近くで他の旅行客が同じようなことを職員に言っていた。ま、そりゃそうだわな。
荷物のなかにまたもや生肉が入っていた(しかも発泡スチロールケース入りだよ!:笑)ので、びくびくしていたけれど何ということもなく通過。出国が済んだら結構いい時間になっていた。お店でも見ようかと思ったけれど、そんな時間もなくてそのまま搭乗ゲートへ。


pm12:00 @バンコク行き機内
毎度のことですが、隣のおじさまおふたりとお喋り、なのですが、隣のおっちゃん、私の毛布の上にビールひっかけやがった。むう。まあ、でも別の毛布もらってくれたし許そう(えらそう) 
今回はタイ航空。昨年プーケットへ行った時にもタイ航空だったけど、何か今回機内食があまりおいしくなかった。メニューは何だったっけ? あまり覚えていないし、まあいいや。
それより機内上映の映画が思いのほか面白くて、夢中になって見てしまった。ハリーポッターの最新作とガーフィールド。お喋りしていながらも、スクリーンが気になって視線を固定してしまっている失礼な有様。

入国カードと税関の書類を書いていたら隣のおじさまずが、じいっとこちらを見ている。書き終わったら見せて欲しい、見ながら書くから、というではないですか。おいおい……初めてじゃないでしょうに。そして書いている様をよおく見ていたら、性別のところを女性と書いていた。ま、丸うつしですか!(笑) 指摘する声が笑わないようにするのに、ちょっとだけ苦心。


pm4:00 @ドンムアン空港
成田から来た飛行機でも、バスで到着口までってことあるのね。思わず「げ、バスかよ」という声が漏れてしまったわたくしですが。海外だって国内線と同じなんだな、と思ってしまった。出張に慣れた頃、新幹線が私鉄に乗るような、そして飛行機が新幹線に乗るような、そんな感覚になったことを覚えているけれど、国際線は国内線に乗るようなそんな感覚になってきた感じがするかな。但し、問題は語学力なんだが。

今回は、バンコク滞在中であるところのタイ語の先生に迎えに来てもらったので空港での言葉の壁は全くなし。こうして人は甘やかされていくのです(笑) ああ、ありがたい。


pm5:00 @バンコク市内 シェラトン・グランデ・スクンビット客室内
アホみたいに大枚はたいて、シェラトン宿泊。3泊しかしないしまあいいかと(あまり良くないけどな)
お部屋は14階あたりにある下から2番目のランク。いやでも、いい部屋ですよ。ウォークインクロゼットもついてるし、浴室も広いし、ベットも大きい。もちろんお部屋も広い。フルーツもたんまり盛ってあるし。

とりあえず風呂に入ったりすることを済ませて、先生と一緒にホテルの向かいのロビンソンで買出しを済ませる。ああ、スーパーって楽しいなあ。また今度どっちゃり買い物しよっと。食料品大好き。安いし、おいしいし。


pm7:30 @バンコク市内のシーフードレストラン
ホテルのロビーでバンコク在住の友人が合流。
彼が提案するお店の中から、先生と選択したシーフードレストランへ(もちろん友人につれていってもらう:笑)。
タイの料理ってホントにおいしい。この国へ来る楽しみの3分の2はおそらく食事だな。せっかくデジカメを持ってきているのだから写真撮ればいいのに、飲食いに夢中でちっともそんな気になれないのが悲しい。後から何を食べたのかすら思い起こせないし。先日牡蠣にあたったので雨季にそれを食べる気にならないという友人を尻目に牡蠣をたんまり食べたり、海老を食べたり。


pm10:30 @地下鉄駅構内
バンコクに最近開通した地下鉄の駅。今回の目的のひとつに地下鉄に乗ることを挙げていた私なので、ワクワクしながら構内に入った。地下鉄なら毎日乗っているだろうと言われるけれど、まあそれはそれ、ここは異国だし、新しいものにはいつだって興味があるもの。
しかしここのエスカレーター、スピードがはやすぎやしませんか? 昇りならいざしらず降りでこんなに早かったら私乗れません……。この歳になっても降りのエスカレーターが苦手な私としては、ちょっと恐怖。
 
8月にバンコクへ行ってきたという友人から、余った地下鉄のカードを借りていたので、それを使って改札を抜けてみた。Suicaと同じ方式でカードを所定の位置に触れさせるとゲートが開く。若干反応は遅いけど。1回1回購入するタイプのチケットは、オセロゲームのコマというかコインというかそんな感じのもの。やはり所定の位置に触れさせるタイプ。でもそれって慣れないから何だか妙で、最初はどう扱ったらいいのか判らないのも当然か。今回、改札の前で迷っている人を何人か見た。(多分、観光客)

そして観光客らしく駅のホームで記念撮影。綺麗な駅の構内はなんだか京都の地下鉄東西線を思い起こさせたのでした。


am0:00 @バンコク市内 海老釣り
前出の友人が先日、やはりここで海老釣りをしたらしい。その時の模様はここに詳細(?)に書かれているが、それ以来リベンジを果たしたくてしかたのないバンコクの彼は、やっぱり私を海老釣りに連れてきたわけだ。釣堀の様子は帰国した友人から聞かされてはいたけれど、いやはや結構繁盛しているもんです。24時間営業の釣堀らしく、深夜だというのに(深夜だから?)多くの人が釣り糸を垂れている。
ビールを片手に、そしてもう一方の手には釣り竿を持ち、なんとなく周りを見渡すとうまい人はうまいのね。どんどん釣っていくのさ、これが。私らのところはだんまり。

ところがしばらくして、私の浮きが反応した。ゆっくり引き上げてみたら、想像よりも随分と立派な海老さんが釣れていた。やっぱり記念撮影をしたのだけれど、その時の友人の顔は沈んでいた。さしずめ今日も釣れなかったらどうしようといったところ(笑)

ところが、先生が帰ってしばらくした頃から、とうとう彼にも海老釣りの神様が手をさしのべてきたらしい。次々と釣り上げ午前2時をまわった頃には合計4匹も釣り上げていたのだ。最初の1匹を釣り上げた時の記念写真での友人の顔はさきほどとは対照的で満面の笑みとはこういうものを言うのだなと思うほどのものだった(笑)

釣り上げた海老は、お店で焼いてくれて食べることができる。もちろん自分で釣ったからというのもあって非常においしくいただきました。思いの他面白かったし(何をするわけでもなく、釣り糸垂れてるだけなんだけど)、結構静かに燃えるものだということが判ったので、次回バンコクへ行く時にはもう一度やりたいかも。


am4:00 @宿泊先ホテル 客室内
ようやくホテルに戻ってくる。友人からの頼まれものを無事に渡してようやくひと安心。
お礼に一杯いただき、他愛もない話をして時間を過ごす。

彼が自宅へ戻ったのはおそらく4時頃ではなかったかと。バンコクと日本の時差は2時間だから、今の東京の時刻は既にam6:00ということになる。今回は、2.25日くらいの日程だという心づもりだったのだけれど、初日がえらく長い1日になったので(笑)、もう丸1日いたような気分になってしまった。ちなみに、24時間以上活動していたことになるしね。とりあえず布団に倒れこみ眠る。……嫌な予感だな。高いホテルなんて取るんじゃなかったか(笑)

明日は、ジム・トンプソンの家へ行く予定で、10時30分に先生と待ち合わせしている。朝食も絶対食べないともったいないから、頑張って起きるのだ。

投稿者 kaori : 2004年09月17日 23:59

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