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2004年07月13日

再びの京都最終日

旅行(最終日というか)2日目。
朝起きたら温泉行こうと思っていたけど、やっぱムリだった。眠いもん。母と伯母はふたりして温泉へと出かけている間、少しだけ睡眠。戻った母達と共に今度は朝食会場。ちょっと微妙。やはり蓼科の方がいいかも。

今日は早起きして京都観光などと思っていた割には随分とのんびりしてしまい、結局チェックアウトしたのは10時近くだった。
米原駅に到着した時には既に目的の電車出発時刻5分前を切っていて、まだ切符を買っていなかったりで焦っていたら、窓口のにーちゃんも焦ってしまい、さらにこっちも焦るという悪循環(笑) 何しろ米原駅の新幹線側改札から在来線側までは若干距離があるので、私だけなら(普段から慣れているし)いいけど、母達をかなり必死に走らせてしまった。すんません。こういう時に限って、列車の発車ホームがどこだか判らなかったりするんだよな。おかげでかなり危なかった。私が列車に乗った直後に扉が閉まり、まだ母も伯母も乗っていなかったので、一瞬顔面蒼白になったが、次の瞬間、扉を開けてくれて無事乗車と。何とも迷惑な乗客。当然周囲から注目を浴び身の縮まる思いをしている私をよそに、母達は臆せずシルバーシートへ(笑) うわあ。

で、米原から1時間弱で京都駅に到着。目的地は嵯峨野だからここでお乗換えなわけだけど、母から何線に乗るのかと問われ一瞬考え込んでしまった。その姿を見てまた母は不安になった模様だが、そうじゃないのだよ。乗り場はきちんとわかっているんだけど、それが何線なのかを意識したことがないだけ(5年の間に何回行ったよ:笑)。はて、何線?

嵯峨野到着後、ガイドブックで見つけた豆腐料理の店で昼食をとった。嵐山渡月橋のすぐ近くにありながら、通りから少し入っただけでとても静かな環境で食事をいただけるなかなか雰囲気のよろしい、そして値段も手ごろなお店でありました。ごちそうさま。

そして自販機でお茶を買った後、いざ嵯峨野めぐりへ。
竹林が見たいという伯母のリクエストで天龍寺よりスタート。私はどちらかというと天龍寺を最後にまわる逆向きコースが多いが、そうなると竹林は最後になってしまい歩き疲れて見る気にもならないと困るので、正しく序盤に竹林を持ってくることにした。

天龍寺のお庭に関しては、上のほうからの眺めがやはり素敵だと思う。が、体力的な問題で省略してしまったのが残念。そして竹林。私はここがとても好き。何度来ても飽きない場所だ。思いの他風が通らず暑かったけど。
結局見所はスキップが多く(だって坂を登る寺が多いんだもん)、私のおすすめに立ち寄るコース。途中、人力車のにーちゃんやタクシーのうんちゃんに声をかけられるが、丁重にお断りする。「道わかる?」とか聞かれたけど、別に地図なくても問題ない位なんで(笑)

さて、竹林を抜けたら次のポイントは落柿舎ね。遠くから眺めるのはもちろん、ここでぼんやりするのが好きなのだけれど、母には不評。「これだけで150円? 座るところなら裏にいっぱいあるじゃない。庭も裏から見られるし」って、そうじゃないでしょ?全く風情がないんだから(怒)

続いて祇王寺。やっぱりね、嵯峨野は紅葉が一番だと思うので、観光地的に夏は決して悪くはないが微妙なラインだとは思う。そして、それをカバーするのはその寺々が持つ歴史なりに思いを馳せる楽しみだと個人的には考えるのだけれど、母には……(以下略:笑) ガイドブックくらい読もうよ! ただ案内されるだけじゃ面白くないよ!(読んでも判らないとか言われたらどうしよう……)

そして最後に念仏寺。もうここまで来るとさ、暑さやら疲れやらで私が歩く気力なく、向かってきたタクシーに乗って嵐電の駅前まで戻るというていたらく。運転手さんに夏の嵯峨野は午前中ですよと笑われる。しょうがないじゃん!
駅前の喫茶店で冷たいものを食べ、嵐電で四条大宮まで。でも四条大宮から四条寺町へ向かうのにタクシーに乗ったら大渋滞だった。四条烏丸を抜けたら大丈夫だろうと思った通り、確かにそうだったのだが、しかしその先も祇園祭りの鉾準備で道路はごった返していた。今年の宵山は週末にあたるので、さぞかし盛り上がるだろうて。母達も意外なモノがおまけに見られて良かったかも。私にとって京都の人ごみなどたいして何でもないと思うけど、母にとってはすごい人らしい。そうか、すごいのか。

ラストお土産ものを見に錦市場。湯葉や漬物なんかを買って、地下鉄四条駅から京都駅へ向かう。コインロッカーに入れた荷物を持って新幹線に乗って名鉄に野って、また豊田まで戻った。ドアtoドアで2時間という距離は、まあ近いと言っていいだろうね。何というか駆け足2日間。やっぱりホテルでのんびりするには2泊しないとあかんね。うん。

そして次回は台湾へ行こうというお話に。何しろ母達は海外へ行ったことがない。いや、確かに国内の温泉でのんびりというのはいいと思う。でも、何ていうのかな。一度くらい行っておくのも悪くないと思うのね。初めて海外の空港に降り立った時に感じた不思議な感覚を私は今でも覚えている。ロスの空港から見えた景色や、ジャカルタの空港で見た南国の木々や空気や。そんな日本でない国のにおいや雰囲気を体験させたいというか。本当はさ、自分が行ったことのある国へ行きたいんだけど(だって不安ぢゃん)、そう長いこと飛行機には乗っていられないだろうからとりあえず近場で。しかし、やはり行ったことのない国は不安。何せ言葉も……(やはり以下略) というわけで、来年までに一度下見に行きたいかも(笑)

投稿者 kaori : 2004年07月13日 23:28

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