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おっさんらしく色々人間ドックで引っかかりながらも、長生きしたいオタク・・・。
ブログ自体はバージョン4。
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2015/05/11 :: 路面電車EX
・
イカロス出版のムック本、「路面電車EX」は、年2回刊と発行数は少ないが、地方の鉄道行政を見るに参考になるいい本だと思われ。
なにより福井にも一応福井鉄道の路面電車があるので(笑)、福井に関する記事が多いというのもいい。
特に近年、福井県はスモールシティ構想に舵を切っており、地方私鉄の支援にも力を入れているので話題性が多く、取り上げるべきトピックも沢山あるので、その分、福井のことも記事になりやすい。
最新刊が最近発売されたので買ってみたのだが、今回のメイン特集は、同じ北陸で路面電車促進の雄たる富山県が中心。
新幹線の高架下に、路面電車が直接乗り入れるという野心的な試みが、このたびついに完成という事で、その盛況ぶりが伝えられる。
福井に関しても、えち鉄と福鉄の乗り入れ進捗状況と問題点に対して白黒ページながら4ページを割いて特集している。
とかく地元にいると、こういう話はネガティブな点しか伝わってこないものだが、全国的に見るとそういった試みが県外からもどのような期待を持って見られているのか、マイナス思考に陥らないでプラスで見ていくためにも、こういう記事を読むのは価値があると思う。
!!$img1!!
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イカロス出版のムック本、「路面電車EX」は、年2回刊と発行数は少ないが、地方の鉄道行政を見るに参考になるいい本だと思われ。
なにより福井にも一応福井鉄道の路面電車があるので(笑)、福井に関する記事が多いというのもいい。
特に近年、福井県はスモールシティ構想に舵を切っており、地方私鉄の支援にも力を入れているので話題性が多く、取り上げるべきトピックも沢山あるので、その分、福井のことも記事になりやすい。
最新刊が最近発売されたので買ってみたのだが、今回のメイン特集は、同じ北陸で路面電車促進の雄たる富山県が中心。
新幹線の高架下に、路面電車が直接乗り入れるという野心的な試みが、このたびついに完成という事で、その盛況ぶりが伝えられる。
福井に関しても、えち鉄と福鉄の乗り入れ進捗状況と問題点に対して白黒ページながら4ページを割いて特集している。
とかく地元にいると、こういう話はネガティブな点しか伝わってこないものだが、全国的に見るとそういった試みが県外からもどのような期待を持って見られているのか、マイナス思考に陥らないでプラスで見ていくためにも、こういう記事を読むのは価値があると思う。
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■ Re:もし
└ 同じ境遇の者です at 2017/06/04 23:00:53
└ 山口 浩 at 2017/06/06 22:27:57
└ 同じ境遇の者です at 2017/06/07 0:09:51
└ 山口 浩 at 2017/06/09 0:39:19
└ 同じ境遇の者です at 2017/06/04 23:00:53
└ 山口 浩 at 2017/06/06 22:27:57
└ 同じ境遇の者です at 2017/06/07 0:09:51
└ 山口 浩 at 2017/06/09 0:39:19
■ Re:1988年2月、では何を買うべきだったのか?
└ `バビロン王 at 2015/01/09 8:03:50
└ 山口 浩 at 2015/01/11 23:04:17
└ 同じ境遇の者です! at 2016/04/18 10:20:19
└ 山口 浩 at 2016/04/20 0:03:53
└ `バビロン王 at 2015/01/09 8:03:50
└ 山口 浩 at 2015/01/11 23:04:17
└ 同じ境遇の者です! at 2016/04/18 10:20:19
└ 山口 浩 at 2016/04/20 0:03:53
■ Re:福井市の1980年代PC事情
└ バビロン王 at 2016/02/02 21:56:24
└ 山口浩 at 2016/02/04 23:16:39
└ バビロン王 at 2016/02/07 17:59:21
└ バビロン王 at 2016/02/02 21:56:24
└ 山口浩 at 2016/02/04 23:16:39
└ バビロン王 at 2016/02/07 17:59:21
■ Re:MSXのライバルたち その7。 MZ-1500
└ バビロン王 at 2013/02/22 10:08:17
└ 山口 浩 at 2013/02/23 1:38:07
└ へ? at 2016/01/30 15:08:54
└ 山口 浩 at 2016/01/30 22:13:11
└ バビロン王 at 2013/02/22 10:08:17
└ 山口 浩 at 2013/02/23 1:38:07
└ へ? at 2016/01/30 15:08:54
└ 山口 浩 at 2016/01/30 22:13:11
■ Re:疲れる
└ あばれるくん at 2015/11/02 1:12:58
└ あばれるくん at 2015/11/02 1:13:25
└ 山口 浩 at 2015/11/02 22:16:01
└ あばれるくん at 2015/11/02 1:12:58
└ あばれるくん at 2015/11/02 1:13:25
└ 山口 浩 at 2015/11/02 22:16:01
2013/07/02
刑事コロンボ「二つの顔」について
[映画]
・
刑事コロンボの話題、 このブログでの6作品目は、「二つの顔」。
本作にはアンチのような人すらいる問題作。さて、擁護論陣を張りますか(笑)。
以下あらすじ。
富豪クリフォード・パリスは老境の身ながら、身体壮健、トレーニングに励む毎日で、趣味を同じくするうら若き美女、リサ・チェンバースとの婚約を済ませていた。
結婚前日、ハサウェイ弁護士や甥のデクスターが訪れて、結婚を祝福するが、その夜、クリフォードはトレーニングルームで運動中に死亡している所をリサに発見される。
一見、自転車漕ぎ器でエクササイズ中の心臓発作かと思われたが、捜査を担当したコロンボはいくつか不審な点を発見、パリスの遺体を解剖に回す。そこで明らかになったこととは・・・。
これねえ。自分、二見書房のノヴェライゼーションを先に読んじゃったのよ。そしたら何も面白くないんだ、これが。
映像を先に見るのが正解だね。きっついノヴェライゼーションだった、あれ・・・。
いつもに増して、ネタバレ成分高し。未見の人注意!
倒叙推理の場合、犯人が誰なのかは視聴者も最初から判っていて、その上で探偵役とどう対決していくのか、そこが見ものとなっている。
コロンボも倒叙パターンのミステリであるからにはそれが通例で、この作品も他回と同じく、犯行の場面は映像にはっきりと描かれている。
視聴者の誰もがいつものコロンボを堪能し、いかに甥のデクスターがコロンボに追い詰められていくのか、そこに注目してる矢先、デクスターの双子の兄、ノーマン登場。デクスターとそっくり、区別つきまへーん。どっちが犯人か、わかりまへーん。
すれっからしのコロンボファン、驚愕。いきなり倒叙から、フーダニット(犯人当て)に方向転換!
これがまずもの凄い仕掛け。コロンボマニアを嘲笑う、第一の爆弾!
だから、これは、予備知識なしで見た方が絶対に面白い。尚且つ、コロンボの普段の作風に慣れ親しんだファンであるほど、「やられた!」となる。
しかも、刑事コロンボの冒頭フォーマットに則った形で、視聴者を出し抜くという高等技術。
そして、解決編で第二の爆弾、優れたロジックでコロンボが犯人を導き出す。ここの論旨展開もお見事で、いつものコロンボらしい優れた頭脳の冴えを披瀝してくれる。
この解決方法は、凡百の刑事ドラマ、二時間サスペンスには到底真似の出来ない、ミステリマニアの集積らしい”刑事コロンボ”の真骨頂を十分に発揮している。
この作品を、「倒叙じゃないから嫌い。コロンボらしくない」という人もいるが、刑事コロンボは、羊の皮を被った狼というか、倒叙の皮を被ったバリバリの本格推理ドラマというか。だからして、コロンボに於いては、倒叙がフーダニットに逸れるというのは、実はちょっと先祖返りをしているだけの話で、コロンボの推理ドラマとしての本質をいささかも損ねる事のない、トリッキーさに満ちたケレン味溢れるバリアントの一種なのだという事を、自分は強く主張したい。
それに、この回以降毎回フーダニット化したというならともかく、以後の回では再び倒叙推理に回帰するわけだから、たまにはこういうお遊び回があってもいいし、むしろ、よくこんなストーリーを思いついたなあ、と心底驚き感心してしまうわけだが。
”倒叙”という目に見えるフォーマットにこだわると、コロンボの本質を見失う。最高にトリッキーな本作は、まあ傑作とは呼べないが、十分に秀作と呼べるものであると確信する。
さあ、真犯人は誰だ!
ところで、なんで傑作とまでは呼べないかというと、まあ例によって物証ほどんどないからです(笑)。でも、個人的には、映像作品の方を先に見ていたら、存分に楽しめた作品だと思う。
つくづく、二見書房がうらめしい(笑)。
刑事コロンボの話題、 このブログでの6作品目は、「二つの顔」。
本作にはアンチのような人すらいる問題作。さて、擁護論陣を張りますか(笑)。
以下あらすじ。
富豪クリフォード・パリスは老境の身ながら、身体壮健、トレーニングに励む毎日で、趣味を同じくするうら若き美女、リサ・チェンバースとの婚約を済ませていた。
結婚前日、ハサウェイ弁護士や甥のデクスターが訪れて、結婚を祝福するが、その夜、クリフォードはトレーニングルームで運動中に死亡している所をリサに発見される。
一見、自転車漕ぎ器でエクササイズ中の心臓発作かと思われたが、捜査を担当したコロンボはいくつか不審な点を発見、パリスの遺体を解剖に回す。そこで明らかになったこととは・・・。
これねえ。自分、二見書房のノヴェライゼーションを先に読んじゃったのよ。そしたら何も面白くないんだ、これが。
映像を先に見るのが正解だね。きっついノヴェライゼーションだった、あれ・・・。
いつもに増して、ネタバレ成分高し。未見の人注意!
倒叙推理の場合、犯人が誰なのかは視聴者も最初から判っていて、その上で探偵役とどう対決していくのか、そこが見ものとなっている。
コロンボも倒叙パターンのミステリであるからにはそれが通例で、この作品も他回と同じく、犯行の場面は映像にはっきりと描かれている。
視聴者の誰もがいつものコロンボを堪能し、いかに甥のデクスターがコロンボに追い詰められていくのか、そこに注目してる矢先、デクスターの双子の兄、ノーマン登場。デクスターとそっくり、区別つきまへーん。どっちが犯人か、わかりまへーん。
すれっからしのコロンボファン、驚愕。いきなり倒叙から、フーダニット(犯人当て)に方向転換!
これがまずもの凄い仕掛け。コロンボマニアを嘲笑う、第一の爆弾!
だから、これは、予備知識なしで見た方が絶対に面白い。尚且つ、コロンボの普段の作風に慣れ親しんだファンであるほど、「やられた!」となる。
しかも、刑事コロンボの冒頭フォーマットに則った形で、視聴者を出し抜くという高等技術。
そして、解決編で第二の爆弾、優れたロジックでコロンボが犯人を導き出す。ここの論旨展開もお見事で、いつものコロンボらしい優れた頭脳の冴えを披瀝してくれる。
この解決方法は、凡百の刑事ドラマ、二時間サスペンスには到底真似の出来ない、ミステリマニアの集積らしい”刑事コロンボ”の真骨頂を十分に発揮している。
この作品を、「倒叙じゃないから嫌い。コロンボらしくない」という人もいるが、刑事コロンボは、羊の皮を被った狼というか、倒叙の皮を被ったバリバリの本格推理ドラマというか。だからして、コロンボに於いては、倒叙がフーダニットに逸れるというのは、実はちょっと先祖返りをしているだけの話で、コロンボの推理ドラマとしての本質をいささかも損ねる事のない、トリッキーさに満ちたケレン味溢れるバリアントの一種なのだという事を、自分は強く主張したい。
それに、この回以降毎回フーダニット化したというならともかく、以後の回では再び倒叙推理に回帰するわけだから、たまにはこういうお遊び回があってもいいし、むしろ、よくこんなストーリーを思いついたなあ、と心底驚き感心してしまうわけだが。
”倒叙”という目に見えるフォーマットにこだわると、コロンボの本質を見失う。最高にトリッキーな本作は、まあ傑作とは呼べないが、十分に秀作と呼べるものであると確信する。
さあ、真犯人は誰だ!
ところで、なんで傑作とまでは呼べないかというと、まあ例によって物証ほどんどないからです(笑)。でも、個人的には、映像作品の方を先に見ていたら、存分に楽しめた作品だと思う。
つくづく、二見書房がうらめしい(笑)。
posted at 2013/07/02 21:15:05
lastupdate at 2013/07/04 0:38:48
【修正】
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