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おっさんらしく色々人間ドックで引っかかりながらも、長生きしたいオタク・・・。
ブログ自体はバージョン4。
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2014/03/28 :: フィギュアライズ6カブトも完成
・
まだマスクドフォームは組み立てていないが、フィギュアライズ6のカブト、ライダーフォームもパチ組み完成。
!!$img1!!
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まだマスクドフォームは組み立てていないが、フィギュアライズ6のカブト、ライダーフォームもパチ組み完成。
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■ Re:もし
└ 同じ境遇の者です at 2017/06/04 23:00:53
└ 山口 浩 at 2017/06/06 22:27:57
└ 同じ境遇の者です at 2017/06/07 0:09:51
└ 山口 浩 at 2017/06/09 0:39:19
└ 同じ境遇の者です at 2017/06/04 23:00:53
└ 山口 浩 at 2017/06/06 22:27:57
└ 同じ境遇の者です at 2017/06/07 0:09:51
└ 山口 浩 at 2017/06/09 0:39:19
■ Re:1988年2月、では何を買うべきだったのか?
└ `バビロン王 at 2015/01/09 8:03:50
└ 山口 浩 at 2015/01/11 23:04:17
└ 同じ境遇の者です! at 2016/04/18 10:20:19
└ 山口 浩 at 2016/04/20 0:03:53
└ `バビロン王 at 2015/01/09 8:03:50
└ 山口 浩 at 2015/01/11 23:04:17
└ 同じ境遇の者です! at 2016/04/18 10:20:19
└ 山口 浩 at 2016/04/20 0:03:53
■ Re:福井市の1980年代PC事情
└ バビロン王 at 2016/02/02 21:56:24
└ 山口浩 at 2016/02/04 23:16:39
└ バビロン王 at 2016/02/07 17:59:21
└ バビロン王 at 2016/02/02 21:56:24
└ 山口浩 at 2016/02/04 23:16:39
└ バビロン王 at 2016/02/07 17:59:21
■ Re:MSXのライバルたち その7。 MZ-1500
└ バビロン王 at 2013/02/22 10:08:17
└ 山口 浩 at 2013/02/23 1:38:07
└ へ? at 2016/01/30 15:08:54
└ 山口 浩 at 2016/01/30 22:13:11
└ バビロン王 at 2013/02/22 10:08:17
└ 山口 浩 at 2013/02/23 1:38:07
└ へ? at 2016/01/30 15:08:54
└ 山口 浩 at 2016/01/30 22:13:11
■ Re:疲れる
└ あばれるくん at 2015/11/02 1:12:58
└ あばれるくん at 2015/11/02 1:13:25
└ 山口 浩 at 2015/11/02 22:16:01
└ あばれるくん at 2015/11/02 1:12:58
└ あばれるくん at 2015/11/02 1:13:25
└ 山口 浩 at 2015/11/02 22:16:01
2013/06/26
刑事コロンボ「断たれた音」について
[映画]
・
”刑事コロンボ”作品評3回目。これまた評判微妙な「断たれた音」。
以下あらすじ。
難聴のチェスプレイヤー、エメック・クレイトンは現世界王者だったが、東欧の古豪で元王者のトムリン・デューデックが病から復帰し、クレイトンに挑戦してきた事で、クレイトンの立場は危うくなる。
直接対決は未経験ながら、デューデックの実力を肌で知るクレイトンは、デューデックに内心おびえていた。
二人の対決前日、ひょんなことで夕食を同席する事となったクレイトンとデューデックは、その流れで二人で密かに前哨戦を対決する事となった。
2度のゲームで圧勝したデューデックは、「今夜はたまたま私の運が良かっただけ。明日になればまた変わる」と謙遜するのだが、クレイトンはその実力差に愕然となる。
翌日の本戦で無残な敗北を喫したくないクレイトンは、ニセの電話で人の良いデューデックを呼び出して、二人の宿泊するホテルの地下で、廃棄物を粉砕するダストシュートにデューデックを突き落としたのだが・・・・。
これもねえ。賛否両論と言うか。絶賛する人もいれば、「そんなんで逮捕できるかー!」って人も。
以下ネタバレあるので要注意。
この事件でコロンボが使うのは、非常にクリアなロジック。あなたが犯人である理由は、これこれこうです、という、明快な理屈で成り立っている。
ただし、理屈は明らかに正しいのだけれども、物証なしのため、逮捕劇としてはかなり薄弱になっており、ここが本作を批判する人の大きな理由になっている。
しかし謎解き自体は非常にフェアプレイで、コロンボが犯人を断定する決め手の手がかりも劇中でしっかりと描かれており、エラリー・クイーンばりの論理で推定すれば、その理由がはっきりと分かるようになっている。
いったい本格推理小説と言うものは、探偵の頭脳によって犯人が断定されても物証が挙がらないことがままあるのだが、そういう時は、物理捜査を担当する警察官なり、逮捕状を出す検察なりにゆだねてしまう展開となる事が多い。
しかしコロンボは、探偵と警察を兼任しているのがしんどいところ。
探偵が見事な推理で犯人を明らかにした後も、物証がなくて警察の逮捕が難しいときは、往年の名探偵ファイロ・ヴァンスだったら犯人の行為を逆手にとって間接的に犯人を殺してただろうし、同じくエラリー・クイーンやドルリー・レーンなら、精神的に追い詰めて犯人を自殺に追いやっていただろうけれども。
警官であるコロンボにとってはそれは禁じ手で、何が何でも犯人を逮捕せにゃいかんのが何とも辛い。
しかし、犯人を断定する見事な論理の展開は、古き良き英米黄金期の本格推理を彷彿とさせる明快さであるし、コロンボがその流派に連なる探偵であることをしっかりと示している。
ここは「証拠がない」とか、例によって「公判が維持出来ないだろ」とか無粋なこと言わずに、コロンボがどうやって犯人を断定したのか、そのロジックの妙味を楽しむのが本筋だと思うのだが。
さあコロンボは何の理由でもって、クレイトンが犯人であると確信したのでしょうか?
”刑事コロンボ”作品評3回目。これまた評判微妙な「断たれた音」。
以下あらすじ。
難聴のチェスプレイヤー、エメック・クレイトンは現世界王者だったが、東欧の古豪で元王者のトムリン・デューデックが病から復帰し、クレイトンに挑戦してきた事で、クレイトンの立場は危うくなる。
直接対決は未経験ながら、デューデックの実力を肌で知るクレイトンは、デューデックに内心おびえていた。
二人の対決前日、ひょんなことで夕食を同席する事となったクレイトンとデューデックは、その流れで二人で密かに前哨戦を対決する事となった。
2度のゲームで圧勝したデューデックは、「今夜はたまたま私の運が良かっただけ。明日になればまた変わる」と謙遜するのだが、クレイトンはその実力差に愕然となる。
翌日の本戦で無残な敗北を喫したくないクレイトンは、ニセの電話で人の良いデューデックを呼び出して、二人の宿泊するホテルの地下で、廃棄物を粉砕するダストシュートにデューデックを突き落としたのだが・・・・。
これもねえ。賛否両論と言うか。絶賛する人もいれば、「そんなんで逮捕できるかー!」って人も。
以下ネタバレあるので要注意。
この事件でコロンボが使うのは、非常にクリアなロジック。あなたが犯人である理由は、これこれこうです、という、明快な理屈で成り立っている。
ただし、理屈は明らかに正しいのだけれども、物証なしのため、逮捕劇としてはかなり薄弱になっており、ここが本作を批判する人の大きな理由になっている。
しかし謎解き自体は非常にフェアプレイで、コロンボが犯人を断定する決め手の手がかりも劇中でしっかりと描かれており、エラリー・クイーンばりの論理で推定すれば、その理由がはっきりと分かるようになっている。
いったい本格推理小説と言うものは、探偵の頭脳によって犯人が断定されても物証が挙がらないことがままあるのだが、そういう時は、物理捜査を担当する警察官なり、逮捕状を出す検察なりにゆだねてしまう展開となる事が多い。
しかしコロンボは、探偵と警察を兼任しているのがしんどいところ。
探偵が見事な推理で犯人を明らかにした後も、物証がなくて警察の逮捕が難しいときは、往年の名探偵ファイロ・ヴァンスだったら犯人の行為を逆手にとって間接的に犯人を殺してただろうし、同じくエラリー・クイーンやドルリー・レーンなら、精神的に追い詰めて犯人を自殺に追いやっていただろうけれども。
警官であるコロンボにとってはそれは禁じ手で、何が何でも犯人を逮捕せにゃいかんのが何とも辛い。
しかし、犯人を断定する見事な論理の展開は、古き良き英米黄金期の本格推理を彷彿とさせる明快さであるし、コロンボがその流派に連なる探偵であることをしっかりと示している。
ここは「証拠がない」とか、例によって「公判が維持出来ないだろ」とか無粋なこと言わずに、コロンボがどうやって犯人を断定したのか、そのロジックの妙味を楽しむのが本筋だと思うのだが。
さあコロンボは何の理由でもって、クレイトンが犯人であると確信したのでしょうか?
posted at 2013/06/26 22:16:40
lastupdate at 2013/06/30 10:17:34
【修正】
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