山口浩のブログ
2019 / 05   «« »»
01
W
 
02
T
 
03
F
 
04
S
 
05
S
 
06
M
 
07
T
 
08
W
 
09
T
 
10
F
 
11
S
 
12
S
 
13
M
 
14
T
 
15
W
 
16
T
 
17
F
 
18
S
 
19
S
 
20
M
 
21
T
 
22
W
 
23
T
 
24
F
 
25
S
 
26
S
 
27
M
 
28
T
 
29
W
 
30
T
 
31
F
 
meaning of mark :: nothing , comment , trackback , comment and trackback
Pageview

Online Status

Profile
おっさんらしく色々人間ドックで引っかかりながらも、長生きしたいオタク・・・。

ブログ自体はバージョン4。

Menu

RSS & Atom Feed
山口浩のブログ
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
福井県関連
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
特撮
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
玩具
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
オールドPC関連
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
TVゲーム関連
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
書評
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
映画
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3
日記
RSS1.0 / RSS2.0 / Atom0.3

Pickup Photo!
2017/03/11 :: 「チア☆ダン」観劇

広瀬すず、中条あやみ、福原遥、山崎紘菜、天海祐希らが出演の、女子チアダンス部映画、「チア☆ダン」を観劇。

元になったのは、福井商業チアダンス部が全米大会を優勝したストーリーから。ということで、全編福井弁で物語は進む。
まあ福井弁ネイティブの自分に言わせれば、かならずしも精度と言う点で首肯しかねる部分も多かったのだけれども、そもそも福井弁なんてマイナーな方言を全国区スターの広瀬すず様やら福原遥様が頑張ってくれているという事自体で感動的とも言うべきで。

ダンスについては、意外と見せ場が少ない。一年生のときの福井大会でのダメダンス、練習中のダンス、全米決勝でのダンスと、場面が少なく、下手から上手い、に切り替わるタイミングが唐突で、中間があまり見られない、というのが不満と言えば不満。

同じダンス練習映画と比較してみると、全編においてじっくりダンスをみせてくれた「フラガール」よりも、いささか不満の残る仕上がり。個々のソロの技術アップについても、あんまりフォーカスが合ってない。

反面、部活における部員の成長という点で、精神面や団結についての向上や、練習の苦労や挫折はしっかりと描かれており、近年上映された部活スポ根モノとしては、「スウィングガールズ」やら「KANO」といった映画よりも、筋立てが優れていると感じた。

あと、全編福井が舞台な割には、ロケは新潟でやってるので、明らかに福井より都会です。どう見ても福井駅前や足羽川には見えません。舞台となる学校は新潟ロケでしょうがないと思うけど、町並みの場面は福井に撮影に来てくれればよかったのに・・・。

あとはせっかく福井を舞台にしているんだし、新潟にロケに来てるのだから、雪の場面を増やしてもよかったんじゃないか、と思う。屋外の雪、室内の猛特訓とか、絵的にも栄えたんじゃないかな、と。

なんだかんだ言って、広瀬すず、中条あやみ、福原遥、山崎紘菜らのレオタード姿がたっぷり見れたので、ヘンタイオヤジ的には大満足です。←(腐れ外道)

!!$img1!!





all photo

Recent Diary

Recent TrackBack
「清須会議」読了
  └ 笑う社会人の生活
         └ at 2014/11/08 20:39:26

Recent Comments
Re:MSXのライバルたち その7。 MZ-1500
  └ バビロン王 at 2013/02/22 10:08:17
  └ 山口 浩 at 2013/02/23 1:38:07
  └ へ? at 2016/01/30 15:08:54
  └ 山口 浩 at 2016/01/30 22:13:11
Re:MSXのライバルたち その6。 PC-8001mk2SR
  └ カズ at 2013/02/20 2:52:23
  └ バビロン王 at 2013/02/20 10:12:07
  └ 山口 浩 at 2013/02/20 22:16:27
  └ バビロン王 at 2013/02/21 9:47:41
  └ 山口 浩 at 2013/02/22 0:50:23
Re:パワハラ問題つづく
  └ おっちゃん at 2018/11/09 18:05:07
  └ 山口 浩 at 2018/11/26 23:25:14
  └ おっちゃん at 2018/11/28 23:14:52
«« 刑事コロンボ「秒読みの殺人」について | main | 刑事コロンボ総論 »»
«« カテゴリ内前記事(刑事コロンボ「秒読みの殺人」について) | 映画 | カテゴリ内次記事(刑事コロンボ総論) »»
2013/07/07
刑事コロンボ「さらば提督」について

個々の作品論はこれで打ち止めにしようと思っている”刑事コロンボ”の話題。

今回も、あんまり評判のよろしくない「さらば提督」について。こいつに関しても出来るだけ弁護したい(笑)。

以下あらすじ。

”提督”の異名を持つ個人用クルーザー造船会社のオーナー、オーティス・スワンソンは、利益優先の経営を行う娘婿チャーリー・クレイのやり方に反発し、酒びたりの娘、ジョアナにも愛想を尽かしていた。
オーティスは、会社に対する愛着を失い、老後を別の夢に委ねようと考えていた。
義父の考えに危機感を抱いたチャーリーは、その夜、オーティス宅を訪れる。
そして、殴打に使用されたヨット用索巻き棒の血液を拭き取り、オーティスの死体を彼の帆船に乗せる。
チャーリーは、オーティスが愛用する帽子とジャケットを着こんで帆船を出向させ、沿岸警備隊にわざと姿を見せて死亡時間を偽装し、海の真ん中に至ると事故死を装って義父の死体を海に放り込んだ。
自分は潜水着で海岸へ戻ると、何食わぬ顔でそのまま自宅へ戻ったが、翌朝、”提督”の行方不明を受けて、捜査に乗り出したコロンボがチャーリー宅を訪れる。


これは全面擁護したい!
以下、これもネタバレ度合い強し! 未見の方注意。



コロンボには、犯人役の常連さんという俳優がいて、代表的な御仁だと、3度の犯人を演じたジャック・キャシディ、ロバート・カルプ、2度の犯人役を演じたパトリック・マクグーハンなどがいる。
新・刑事コロンボにてもマクグーハンは犯人役を再演しているし、旧作で犯人を演じたマーク・ハミルトンやウィリアム・シャトナーも新シリーズで犯人役をまた演じている。

日本の感覚で言えば、脇役ならまだしも、ゲストになるような有名俳優さんが同じシリーズで何度も別人として犯人を演じるというのは、かなり違和感を覚える。
古畑任三郎で例えると、小林稔侍さんや石黒賢さんが別役の犯人として二回、三回登場するようなモンで。木村拓哉氏が二度出てるけど、二度目はちょっと変則的な回だったし。

この違いは、日本ではタレントはキャラ売りしているけれども、アメリカでは演技売りしているという点から生まれるものなのかも知れない。

しかし、その流れで、コロンボでは過去に犯人役で出演していたゲスト俳優が、再度出演してきたら、視聴者としては「あ、この人また犯人役を再演か」と思うわけで。

「さらば提督」でも、以前に「歌声の消えた海」で犯人役を演じたロバート・ヴォーンが再登場、この段階で、みんな「あ、またこの人が犯人役だ」と思うはずである。
しかも、凶器の血痕を拭き取り、事故死に見せかけるような工作までやってのけるのだから、誰が見たって、こいつが殺したな、と。
しかしよく見てみると、犯行後の後始末シーンは丁寧に描かれ居ているけれども、肝心の殺人シーンは全く映されていない。

そして、みんながロバート・ヴォーン演じるチャーリーとコロンボの対決に注目しているところで、なんということでしょう、そのチャーリーが殺されちゃうわけで!
視聴者激震、こんな展開ありか!?と。

そして一気に、「という事は、いったい誰が犯人なのだ?」というフーダニット(犯人当て)になだれ込み!

視聴者への引っかけというのは、過去にも何回かやらかしているコロンボではあるが、本作が最大最強の引っ掛けトリックだと思う。

そして、その驚きが冷めやらぬまま、関係者を集めた謎解きシーンへ。
コロンボはたった一つの手がかりから、論理的に犯人は誰か、という結論を導き出す。
このロジックもなかなか見事なもので、たった一つの手がかりから事件解決まで持っていく、と言う展開は、英米推理小説の黄金時代に発表された某作を髣髴とさせる切れ味の鋭さである。

例によって「物証なし!」「確証なし!」「たった一つのキーワードから犯人断定しても逮捕できないじゃん!」というごもっともな意見で否定的に言われるパターンの結末なのだが、ぶっちゃけ、コロンボは刑事モノでも逮捕劇でもねえんだよ!!という無茶苦茶な極論を断言(笑)。

コロンボこそは、1960年代以降無風地区だった米国本格推理小説の正統派後継者で、ヴァン・ダイン、エラリー・クイーン、ディクスン・カー(カーは半分英国に足突っ込んでるけど)、レックス・スタウト等の、本格スピリットを最良の形で受け継いだ名探偵なのだ、と。

そういうコロンボが、倒叙の枠を突き破ってフーダニットに回帰するというのはむしろ自然な展開で、「倒叙でなければダメ!」という意見には何とも首肯しかねる。

また最後の犯人当てのロジックも、本格推理小説にて探偵が駆使するロジックとしては十分なものなのだが、”刑事コロンボ”という警官の逮捕劇と見てしまうと、不足になってしまうという感じ。

まあこちとら本格推理の末裔としてコロンボを見ているので、別に全然気にしないのだが、そうはいかないのが警官モノの辛いところ。

だけどねえ、自分はいい作品だと思うんだよな、「さらば提督」。
毎回こんな展開ばっかりというのなら話は別だが、たまに視聴者の裏をかくストーリーがあっても全然OK。

いちおう、コロンボシリーズのセオリーで、冒頭にXXにXXしてくるXXがXX、という展開は、本作でもきっちり遵守されている。

posted at 2013/07/07 20:48:34
lastupdate at 2016/04/02 5:18:22
修正
 
Trackback URL

クリップボードへコピーする場合は こちらをクリック(Win+IEのみ)

Trackbacks

Comments
このコメントは認証後に表示されます
by スーパーコピー シャネル サンダル keen
at 2019/04/16 8:26:30
 
このコメントは認証後に表示されます
by オメガスーパーコピー
at 2019/05/15 7:42:19
 

Post your Comment
name
mail
home
comment
文字装飾グラデーション絵文字

nextnext