2003年10月13日
お出迎え
タイ語の授業が終わった後は、下落合の動物病院まで狩野と春野をお迎えに。ここ数日間は、かかりつけの動物病院にふたりとも預けていたのだった。
診察室に連れてこられる道すがら、すでに激しい鳴き声をあげる狩野。まあ、彼女の場合はいつものことなのだけれど、今回は春野も普段よりは強い声で鳴き声をあげている。元々聞こえない位の声でしか鳴かない子なので、きちんと聞き取れる声で鳴いているという程度だけれどね。頼れるのはお互いだけということなのかしら。呼び合っている感じで面白い。春野は相変わらずお姉さんで、狩野のことをものすごく気にしている。どうやら、ホテルでも同じだったようで、しきりに狩野を気にかけていたらしい。
先生曰く、「性格いいよね」とのこと。やっぱねー。この子はいい子なのよ。かなりがっつくのが玉に瑕なんだけど。でも、狩野だって、「随分穏やかになったね」と言われたし。日々成長しているのよ。それに、心臓の音も随分良いとも言われた。良かった良かった。
投稿者 kaori : 23:14 | Comments (0) | TrackBack
2003年10月08日
ツーショット
ある晩、会社から戻ったら毛布の上にふたりでちょこんと眠っている姿を発見。慌てて撮影。珍しく飛び起きて散らなかったので、何枚かの写真を。というわけで、今日はツーショット写真でごまかす!
それにしても、やっぱり狩野の顔は人間くさい感じがするんだよなあ(笑)
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投稿者 kaori : 11:41 | Comments (0) | TrackBack
2003年09月26日
約束どおり
そして本日は狩野写真デー。
お布団から顔の先だけをのぞかせている狩野。これがまあ、可愛いんだわさ。(親バカ) 人間が布団から頭だけ出している姿は別に面白くも何ともないのに、おねこ様がやると愛嬌があるのは何故だろうねえ。
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窓際にちょこんと座ってもじもじ。彼女は、前あしをきちんと揃えておすわりをする。からだの幅とちょうど合う感じで似合っている。最初は狩野に比べてちょっとぶかっこうだった春野も、最近は、だんだん上手になってきた。やっぱり真似するようになるのかしら。
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いつもの定位置である窓際にて激写。たいていいつもこの場所でお昼寝をしたりお外を眺めたり。春野と2匹連結して眠っていることもあるし、こんな狭いスペースで大乱闘を繰り広げていることもある。この時は、秋の窓辺を眺めつつうつらうつら。
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で、その眠りを妨げようとするカメラに向い、にゅっと顔を突き出す狩野。何してんのよ、写さないでよね、とでも言わんばかりの表情で。おめめまん丸だけど、ちょっと怖い。その実、揺れる携帯電話のストラップに気をとられているだけという。
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投稿者 kaori : 23:59 | Comments (0) | TrackBack
2003年09月25日
見えたらすごいんです
携帯電話で撮影した写真が、サイトで公開する分には、本職デジカメで撮影したものと比べても遜色ないことに気を良くし、本日もねこちゃん写真を。
春野のお気に入りは、イスの上。たいていいつもこのイスの上で眠っている。狩野に比べて、この春野という子はとても猫らしい表情をしていると思う。眠っている時の目の形も、思い切り逆八の字だし。顔の形もそう。(「猫っぽい」の定義がどんなものかというのは不明:笑) 眠っている時は本当に天使のよう。だいたいこの角度では体型も判らないもんだからさ。こいつは見えたらすごいんです、といった感じ。とほほ。
というわけで、本日は春野2連発。
狩野と同じく春野もふかふかお布団が大好きなわけで、ベットの上にたたんである掛け布団の中にもごもごと頭から突っ込んで眠ることもある。で、そのうちこうして頭を出してきたり。カメラを構えると一瞬うす目をあけたりもするのだけれど、眠気には勝てない彼女なのだった。面白いなー。
ええと、明日は狩野スペシャルであります。
投稿者 kaori : 23:30 | Comments (0) | TrackBack
2003年09月23日
秋のにゃんこ
ここのところ、随分寒い。
ウチのお猫達も寒冷対策に出るようになった。
まず夜のおねむは、私のおなかの上。あるいは、布団の中。枕元にちょこんとすわり、「入れてくれ」と鳴く。無視していると前あしでぺちぺちとひとの顔を叩く。それでも無視していると、今度は必須で布団の隙間に顔を差し込んでくる。仕方ないので入れてやると、折り曲げた膝の下に潜り込んで眠る。
いやー、ちょっと寝づらいけど、それがまた可愛いのよ。
そして、前の冬まではそれもまだ良かったのだけれど……。
今年の冬は、春野さんがいらっしゃるわけで。2匹。2匹あわせて、7.8kg。彼女らが布団の中や上にどでんとされる姿を想像すると恐ろしい限りで、戦々恐々としていたわけなんですが。
とうとう今朝やられました。
寝苦しさに目覚めると、おなかの上には春野が、そして布団の中は足の間に狩野が、どでーん、と。体勢を変えるわけにもいかず、しばらく我慢してみたけれど、足がつりそうになったのでまず狩野を布団の中から、ちょいと移動してもらう。狩野だけでは不公平なので、続いて春野もおなかの上からどいてもらう。ようやく楽になって寝なおすけれど、この冬を越すのは何だか大変そうだ……。
投稿者 kaori : 12:23 | Comments (2) | TrackBack
2003年08月20日
帰還
9日の日記に書いたショッキングな事件。これが、最も幸せな結末に落ち着いたので、ここで全貌を明らかに!(笑)
ウチでは二匹猫を飼っており、それぞれ名前を狩野と春野という。9日の朝、春野をキャリーに入れ外へ連れ出そうとしたところ、マンションの階段をおりきったところで事件が発生。彼女はキャリーの小蓋をバカ力で破壊し、外見からは想像できない速さで(若干太めなのね)目の前から走り去っていったのだった。捕まえることも出来ず、ただ呆然と立ち尽くすのみ。
見失った場所を中心に、嵐の中を懸命に捜索を行うが、発見できず。近所にある都営住宅工事現場のおじさんからは同情の眼差しを向けられ、衣服は雨風でびしょぬれ。その度に着替えて、また捜索。でも、成果はゼロ。とりあえず実家に戻るのを延期し、翌日に再度捜索することに。
春野を譲り受けた友人に連絡したところ、翌日はわざわざ遠方から捜索のお手伝いに来てくださるとのこと。何だかどんよりとした気分で、チラシを作ってみる。嵐の中にどこへ行ったのだろうと考えるが、数ヶ月前まで野良ちゃんだったことを思うと、意外と「広々自由だにゃ」とか思ってるかもしれないと想像して、悲しくなったりも。とりあえずサバイバル精神はかなり旺盛なので、滅多なことはないだろうと思いつつ、やはり心配。
翌朝、早起きをして(でも、もうかなり日差しは強かった)捜索開始。チラシをポスティングしたり、電柱に貼ったり、探しまわる。でもやはり全く見つからなかった。お盆休みだということもあるし、「10日目くらいでお腹がすいて、ひょっこり出てくる可能性もあるらしいよ」と友人から教えられ、期待をかけることにする。春野の場合は、10日も我慢できるだろうかねえ、と思わず苦笑してしまう。(ものすごい食い意地なのさ:笑)
マンションの下の駐車場にエサを置いたり、おトイレの砂をまいてみたりと策を練るが、何の音沙汰もなくてだんだん不安になっていく。もしも、何か月も見つからなかったら諦めようとか、狩野に猫界の仁義を教える為にやってきたお客様だったんだと思おうとか(かなり意味不明)。さらには、うちにやってきてしばらく、あまりに狩野に喧嘩をふっかけるので(遊びたいだけだと思うけど)不安になっていたこととか、全てをすっかり忘れて可愛かった姿だけを思い出し悲しくなったりもした。
そんなこんなで、ジャスト10日前後。
唐突に本日の夕方連絡が入ったのであります! ウチの斜め裏にあるマンション駐車場に春野そっくりの猫が、でかい態度で寛いでいると。ものすごく鳴いているという以外は、チラシに書いた内容と全く同じ。早速、カゴを持ってご対面しに伺ったところ、紛れもなくウチの春野ちゃんではございませんか。
ホントにどこへ行っていたのか。もちろん、発見された駐車場は失踪当時にくまなく探したつもりだった。あたりをつけた近辺でどうしても見つけられなかったから、もっと遠くへ行ったのかしらとも考えた。しかし、すぐ裏手だったとは。やはり私達の読みは正しかったわけだ。ちょっと運がなかったのね。うん。
戻ってきた春野は、狩野の為に用意してあったエサに猛然と走りより、全てを食べ尽くした後、悠々とおトイレに。この姿を見ては疑いもなく、本物である。少し軽くなって戻ってきたというのに、これではあっという間にリバウンドだね。けれど。それでもいい。二度と会えなくなるよりはずっとずっといい。
これが春野失踪事件の全貌。めでたしめでたし、である。
ところで、普段ちっとも鳴かない彼女はいったい何故あれほどまでに鳴いていたのか。とても寂しかったからなのか、それとも……お、お腹がすいていたから? ホントに10日目前後で見つかったことを考えると、どうにも後者である疑いが強い。あの鳴き声で近づいてきた人から食物をゲット!とか計算してんじゃないだろうかとか。やれやれ(笑)
何にせよ、春野の馬鹿力に耐えられるようなきちんとしたキャリーを買うことに決定。ペットの探偵を雇うよりはずうっと安上がりだしね(笑) 何よりもうあんな想いはしたくないもの。
投稿者 kaori : 21:12 | Comments (2) | TrackBack
2000年09月23日
狩野
なまえ:狩野
(吉野朔実「少年は荒野をめざす」
主人公狩野都から)
ねこしゅ:雑種日本猫
たんじょうび:2000年5月頃
うまれ:東京都八王子市
すきなもの:しらすのお缶詰 またたび
人間の食べ物には興味なし。
すきなばしょ:四角く切り取られたところ。
ベッドの下にある無印良品の収納ケース内。
せいかく:甘ったれの内弁慶。おなかがすくと噛んで知らせる(やめてほしい)
名前を呼ぶと返事をする(勘違いかも)
特技は、カーテンレールによじのぼってカーテンをはずすこと。
よく鳴くくせに、春野とは無言でバトルをする。
最近、春野を負かすようになった。
春野
なまえ:春野
(わがやにやってきたのが春。
狩野とお揃いにするために)
ねこしゅ:雑種日本猫
たんじょうび:2001年頃(多分)
うまれ:群馬県(多分)
すきなもの:食物なら何でも。
すきなばしょ:その時気持ちの良い場所。
ひとの好きな場所。
せいかく:自慢は野良ちゃん時代に培った旺盛なサバイバル精神。
キャリーをも破壊する馬鹿力。
でも、おなかがすいた時だけ消え入りそうな声で鳴く。
狩野が残したエサ入りの皿をじっと見上げてついてくる。
自分の分を食べ終わるも、人の顔を見て再び空の皿の前に戻る。
眠っている時に名前を呼ぶとしっぽを動かす。
だけど、どんな言葉を言ってもしっぽを動かすので意味はない。