お花見真っ盛り。
あのブルーシートや宴会モードの浮かれた人達を見ると　あの時を思い出します。

オトーサン永眠の翌年　お墓参りに行って　なんだかおぼつかない思いで　桜咲いてるかも知れないと篠山城跡に行きました。

桜の下はブルーシートが敷かれ　楽しそうに騒いでいる人達大勢。
子供連れで　お弁当を囲んでる。
花見はそうするもんですよね。

koharuと二人　人の多さに　その日が日曜日だったことを思い出し　ただ花だけふらりと見に来る人はいないと気付きました。
自分達は場違いな所に来てしまった。
周りの陽気さ眩しさにいたたまれなくなったのでした。

出店も出て　何か食べようと思えば食べられたのに　とてもそんな気持ちにはなれなくて　来るべきじゃなかったと早々と帰ったのです。

十数年後　明石へ。
池の周りはやっぱり沢山の人　少し慣れて　草餅などを持って行って食べたものの　やっぱり落ち着いてはいられなくて　花見だと浮かれる気分ではなく　そういう人達の中に居ることがいたたまれず　そこそこで引き上げたのでした。

翌年　今度は淡路へ。
平日は人気も少なく　のんびり歩いて桜を見ることができました。

桜のせいではなくて　人の多さがダメなのか・・・平日の人の少ない時に行けばいいんだ。

少しづつましにはなってると思うのですが。

花見と言う言葉でその頃のことを思い出し　ふと　じっと座っていられなくて用もないのに部屋をウロウロ行ったり来たりしてした頃を思い出し　思い出したことでまた部屋をウロウロしそうになるのが不思議。

桜が咲いて華やかな春の陽気は大好きだったのに・・・今は少し苦手なのかも知れない。

桜だけそっと見にいけるところないかな・・・(^^;
造幣局の通り抜けは大丈夫でした。花を見るだけですから・・・