2015/04/30 :: 母

病室の機器類が危険数値を示しアラームが鳴り響く中　2時間半。
この心電図が横棒になって甲高いピーっという音がするんだろうか？
オトーサンの最後がフラッシュバック。
泣かずにおれるのか・・・頭痛がし始め　少し休憩をと談話室に腰を下ろして
ほっとしつつ　　4/20のチューリップの記事をiPhoneのメモに打ち始めたものの
呼吸のこと　額の熱の事　酸素濃度の事　血圧の事　心拍数の事
頭を過ぎり指がとまる。

ぼーっと正面に眼をやる。
ナース達の様子とアラームの音と雰囲気。
ただならぬものを感じて病室に慌てて戻る。

担当医ではない別の医師が来て「まだ心臓は動いてるので・・まだです。」

まもなく　4/28 17時15分　母　永眠

10日間　往ったり来たり。
ほんの少し目を離したけど　看取れた事が不幸中の幸い。

もう戻って来ない。

もう会えない・・・

涙が滲む。
「覚悟は出来ているつもりでしたけど　やっぱり涙が出てきます。」
看護師さん達全員が作業の手を止めて「それはそうですよ。当然です。」

いつもどんな時も　最大の理解者　最強の味方。
それが　母　でした。　

そっと　ありがとうと言いました。

生前の言葉通り　式はせず　ささやかにお別れをしました。

合掌

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