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» 「超仮面ライダー電王 鬼ヶ島の戦艦」と「スタートレック」観劇 date : 2009/06/01
基本的に映画は邦画中心で見てる自分だが、「スタートレック」がリメイクされたと
あってはチェックせざるをえない。
それを観にいくつもりで最寄のシネコンのスケジュール表を見る。
朝早い方が空いてるかと思い、9:30からのを観ようと計画すると、その一時間前の
8:40からたった1回だけ、電王の映画がまだやってた。じゃあ前倒しで2本見ようと、
スタトレは次の12:15に観劇予定を移動。

朝っぱらでまだ駐車場の車も少ない中、さっそく電王とスタトレのチケットを買う。
「仮面ライダーとスタートレックのチケットですね、何枚御入用ですか?」
「一枚で」
「えっ」
「一枚で」
「・・・・・・承知いたしました。」

よかった、「なにそれこわい」とか言われないで。

肝心の映画であるが、電王は去年観にいったクライマックス刑事よりも面白かった。
子供を飽きさせないタイミングでアクションシーンとギャグをテンポよく挟む腕前は
手練れの仕事。こういう子供映画はまずそういうポイントが一番大事。
販促枠ディケイドの登場も、TVと話が地続きなので一応理由もつく。
某青は何しに出てきたんか解らんけど(笑)。まあ憑代を呼ぶ役なんだろうけどさ。
去年のキバの顔見世興行は酷かったので、それに比べれば随分マシ。

しかし、まあCMでやってるからネタばれにはならんと思うが、巨大戦艦とのCG戦は
ねえ・・・・。ああいうのは戦隊物に任せておけばいいのに。
デンライナーという大きな乗り物を使う以上、ある程度は仕方ないのだが、
あそこまで派手にやられると、ちょっと辟易。

まあ、良くも悪くも電王の映画という感じ。
最大の収穫は沢木ルカ。こりゃ大物、五年後女優寄りになるかアイドル寄りに
なるかはまだ分からんが、いずれにせよ期待大。
興行終盤だと思うが、数量限定モモタロス未契約Ver.のストラップも貰えたので
まずまず満足。


さて、本命の「スタートレック」であるが、うーむ、これ、どうだろう。
劇中に散りばめられた小ネタは旧来のファンなら存分に楽しむ事が出来るし、
すでに物故者も出ているオリジナルキャストから若返りが図られた演者達は、
パーソナリティもよくコピーされてそれほど違和感のないキャラ立ちだったが、
どうにもこうにもストーリーが違和感。

監督のJ・J・エイブラムスは旧作のファンではないそうだが、スタトレファンに
侮られないよう十分細部に拘った、と言っていた。
まあ、たしかにそういった拘りはしっかり感じることができたのだが、エイブラムス自身
旧作のファンではないだけに、以前からのしがらみをぶった切ったところがある。

でも、そういった”しがらみ”こそが、スタトレの本質のような気もするんだよなあ。

アメリカ本国やネット上での評判は概ね良好。しかし、自分はこの話自体に
ちょっと抵抗がある。

アメリカ本国での本作の好評は、例のTV版「エンプラ」の出来が酷かった
キックバックじゃねえのか(笑。

あと、スールー・ヒカルは日系人(か日本人)に演じて欲しかったなあ。
もひとつ、ウフーラ役のゾーイ・サルダナがエロい。
まあオリジナルのニシェル・ニコルズも若い頃は結構綺麗だったけどね。
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  posted at 2009/06/01 1:59:54
lastupdate at 2009/06/01 3:34:54
»category : 映画関連修正

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