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2005年01月24日
「オーシャンズ12」
ジュリア・ロバーツも寄る年波には敵わない。随分と老けた気がする。見ている私が麻痺してしまっているだけなのかもしれないけど、あまり美しくなかった感じ。演技力云々は脇に置いておいて、スクリーンの中の紅一点にしては華に欠ける。あるいは作り手側もそれを自覚して、若返りを目的にキャサリン・ゼタ=ジョーンズを投入していたりして?(笑)
前作「オーシャンズ11」で、ラスベガスからまんまと大金を盗み出したオーシャンら11人の大泥棒達。カモとなったベネディクトは盗難保険でお金が戻っても納得をしていなかった。タレコミから11人の居場所を突き止めて返済を迫る。期限を2週間に切られた彼らは集合、身の安全を確保する為、再び大泥棒の計画を実行に移そうとする。しかし、アメリカ国内では面が割れている。そこで今度のターゲットはヨーロッパ。だが……。
私は「オーシャンズ11」を含め、この映画のコミカルさとテンポの良さ、それからお遊び感がものすごく好きなんだけど、今回は「どう盗むか」の部分が随分と省かれていて、実は最後までちょっと理解に苦しんでいた。もちろん犯罪映画の王道をいく作品ではないわけだから見るべき部分が他にあるのはわかるけど、やっぱり理解できないとつまんないの。ラスト近くなって、もう1回DVDで見ないとなぁと既に考えていたという(笑)
ところで、今回個人的に一番おいしかったと思うのは、マット・デイモンだ。やっぱり彼は「かっこいい」役よりも、「情けない」役の方がぴったりとくる。というわけで、「ボーン・スプレマシー」は見ないことに決定!(笑) いやもう意外なオチがついていてなかなか可愛らしい。ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットも、いつもと同じく非常にカッコいい。何が起ころうとも絶対に彼らが負けることはないから、ドキドキしながらも安心して見ていられるザ・娯楽映画。とりあえず「オーシャンズ11」を予習してから見るとより楽しめるのではないかと。
それにしても、今回のは思い切り「オーシャンズ13」(作られるかどうか判らないけど)に対する前振りか? ていうか、このままだと「13」を通り過ぎて「オーシャンズ14」になっちゃうんですけど。……ああ、「13」は縁起が悪いから、一足飛びに「14」なのか? もしかして(笑)
投稿者 kaori : 2005年01月24日 20:13
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