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2004年11月14日
「私と円紫師匠シリーズ」北村薫
何ヶ月も前にとりあえず(文庫版で出版されているもの)全て読了していたのだけれど、5冊もあったからここに何も書かずじまいだった。何しろどんどん内容が難しくなっていくんだもの(笑) ええと、文学なんかにまったく明るくない私としては、この小説の内容は必死で読まないとついていけないんですよー。小説を読むのに、読んでいる最中から他の資料が欲しくなるというのはどういうことですか(笑) そんなわけで、内容を理解するのが大変でうまく感想が書けない私。
良く言っているけれど、人の死なないミステリーというのが好き。小さな、でも自分の中としてはけっこう大きな疑問やら事件やらを解決していく過程がいいな、と。そうそう殺人事件なんて転がってはいないし(いや結構多いか)、それを探偵さながらに解決する人だってそうそうはいない。殺人事件ものって、いくらフィクションとはいえ、どうやってもありえない何かを遠くから眺めている感じを拭うことはできない。もちろん、トリックが明らかにされていく様が面白いものもあるのだけれどね。
ところで、主人公の名前を出さない効果って、確かにあるんでしょうね。何だかちょっとずるい感じがしなくもないですが(笑)
えーと、作品の中身については何も書きません。最初にも言ったけど、書けないのよ(泣)
投稿者 kaori : 2004年11月14日 11:41
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