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2004年05月10日
バンコク 三番煎じ旅行記 その2
まず前回の現地移動について補足。
あちらの運転手さんの辞書には、制限速度と車間距離という言葉はないらしいということが判った。ホアヒンへの往復時、何かあったらこのまま5人(運転手さんを含めれば6人だが)で心中だな、と真剣に想像してしまったさ。普通に怖かった。でも、渋滞よりマシだと思ってしまうあたりが何とも。
■呑み食い
宿泊先1階のバー(?):
朝食会場でもあり、レストランであり、バーであり。タイムサービスで、ビールを1本頼むともう1本は無料とのことだったので、夕食の前にkuro氏とちょっと寄ってみた。kana氏とcanaちゃんが帰ってくるのを待ちながら窓際でビールを呑みつつ過ごす時間。いいねえ。会社からは電話がかかってこないし、ビールはおいしいし。kuro氏はといえば、この店で呑む前にもすでに呑んでいたらしく、店を出る頃にはふつーに気持ちよさそうな感じだった。休日ですね。
しかし、あの時間、私達しかお客はいなかった……。
カントン:
前回プーケットで食べたタイスキがとてもおいしかったので、タイスキを食べたいというリクエストがkana氏から出た際も諸手をあげて賛成した。
向かうはカントンというお店。そして、このお店まで行くのに宿泊先からBTSにして一駅分をてくてくと歩いた。夜の街を眺めながら。観光地を巡るのもいいけど、やはりこうして散策(というほどでもないけど)するのが面白い。ずんずん突き進んでいく先頭の方を眺め、ふと不安になって地図を眺めてみると、案の定行き過ぎ(笑)
カニだ、野菜だ、アルコールだと、さんざ飲食い。ガイドブックによると、ひとり頭200Bで十分お腹いっぱいになるらしいのだけど、蓋をあけてみたらひとり370Bだった。しかも、手元には某氏からお借りした10%オフのメンバーズカードが。どれだけ食べとんねん、私ら。
スコータイホテルのバー:
日本でホテルのバーへ行く機会なんて滅多にないわけだけど、やっぱりいいホテルのバーはいい。すこぶる雰囲気が良かった。適度に暗くて落ち着いていて、冷房が効きすぎていないのもよろしい感じ。出来れば入り口真正面ではなくて、もう少し奥の方の席を案内してもらえたら良かったのだけれどね。某氏と某氏のお友達を交え6名で他愛もない話をしつつ、バンコクの夜はふけていくのでありました。ここで呑んだのは、マルガリータ3杯なり。
スターバックス:
私はコーヒーが飲めません。まあ無理して飲めば飲めなくはないのだけれど、自ら進んでコーヒーを頼んだりはしません。だから、日本でだってスタバへ行くのなんか年に1、2回程度なわけですよ。それが今回の旅行で3回(成田空港含む)も!もう2年くらい行かなくてもいいですね、割合的に考えた場合。もちろんコーヒーではなく、ずっとマンゴシトラス飲んでました。
コジャレたベトナム料理店:
某氏のお部屋近所にあるというコジャレたベトナム料理店。
メニューが全て写真付きなのが判りやすくて良かった。お魚さんがえらく立派に飾りつけされて出てきたのは驚いたけれど、その後、店員さんに取り分けてもらったらめちゃめちゃ地味になってしまったのがちょっと切なかった(笑) けれど、全部おいしかった。タイへ行ってベトナム料理。でもいいの。幸せ。
バンヤンツリー屋上のバー:
とにもかくにも店員さんのサービスに笑わせていただきました。
注文をお願いするのに、絶対こちらと目が合っているにもかかわらず黙殺されるというのは、滅多に経験できるものではありません、特に日本では(笑)
超高層ビルであるバンヤンツリーの屋上から眺めるバンコクの街は、思っていたよりもずっと美しかった。もちろんものすごい夜景とかはないけれど、十分満足。空にはお月様。流れる川は闇の中でそこだけさらに黒く静かに横たわっている。少し風は強いけれど、それが気持ちいい。ランチョンマットがわりは、石で作られたプレート。お洒落ねーと思ったけれど、これは重たくして風に飛ばされないようにするためではないかというお話が。なるほどね。
ここでは、マルガリータとギムレット。
ホアヒンのナイトマーケット内屋台:
生産ラインがひとつしかないゆえの悲劇。おばちゃん、休みなくめちゃめちゃ働いているのに、料理が出てくるのものすごく遅いの。自分達の賄い作ってるのかと、失礼なことを言っていたのは私達のテーブルなんですが、実は日本語丸わかりだったらどうしよう(汗)
何といっても海の近くですからね。この日はシーフード。貝とか魚とか盛りだくさんでものすごく美味しい。お魚の蒸したやつとかってこんなにおいしいと思わなかった。
周囲のお客さんがごっそり入れ替わっているというのに、私達だけはえらく長いことそこにいた気がしますな。kana氏が夢中でお魚ほじっている姿が非常に印象的でした(笑)
WORLD CENTRAL PLAZA近くの屋台:
そうそう今回の旅行で比較的衝撃的だったのは、ビールに氷を入れること(笑)
冷えてないビールが出てくるんだからそれは普通なんだろうけど、薄まったビールに若干の抵抗があるのは慣れないせいかな。しかし、屋台で普通に出てくる氷を抵抗なく口に入れられるくらいにはアジア旅行には慣れたのだろうと。
というわけで、バンコクラストナイトの食事はお土地柄らしく排ガスをもろに浴びながら。ここでもやはりお魚がおいしい。雷魚の丸焼きですよ?どこで漁をしているのか微妙に気になるところではありましたけど(笑) カオニャオを初めて食べたんだけど、これおいしいね。(気にいったので、タイフードフェスで探したけど数キロ単位でしか売ってなくて諦めた。くすん) あと、鶏の丸焼きとか鍋とか。どれもおいしかった。やっぱり食事がおいしい場所に旅行したい。バタバタしていてお昼を抜くことが多かったけど、夕食は日々満足だった。
(おまけ)
ホアヒンのスイート内宴会:
日本からびくびくしながら持ち出した牛○ンひとかたまり。そして日本酒にビールを囲んでの大宴会。酔っていなければ何でこんなことしているんだろうと思えるよなことに、精一杯頭を使ったような気がしたりしなかったり。お酒を飲みながら他愛もない話に笑いころげたりするのって楽しい。そりゃあそれは東京でだって出来ることかもしれないけど、旅先でだとちょっとだけ違う気がする。何が?ときかれるとうまく答えることはできない。でもね?
スイートをとって大宴会、ってのが今回の旅行でのひとつ目的として掲げられていた(?)ので滞りなく実行できて良かった良かった。
しかしまあ、ルームサービスで持ってきてもらったというお皿とフォーク・ナイフを翌朝水洗いしながら、一体ここはどこなんだっけ?と首をかしげたのは言うまでもなく。ホテルのお庭の向こうには広い砂浜と海が微妙にお酒の抜けきらない身体にまぶしかった。……ううむ(笑)
宿泊先での宴会:
何だかんだで宿に戻ってからも呑んでました。
コンビニでビールを買ってきたりして。
えーと、つまりアレだ。ずっと呑んでいたと(笑)
連日おいしいものを食べて、ホテルのバーで呑んで、何て贅沢。やはり麺をあまり食べられなかったことだけが心残りではありますが、飲食に関しては相当に満足。あー、また行きたいぞ。
というわけで、次は観光・お買い物編かな。
投稿者 kaori : 2004年05月10日 01:32
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