2003年12月10日
モツ鍋おいしい
終業直後、荷物を引っ掴んで羽田空港に向かう。明日は朝から福岡で仕事なので、前泊移動なのである。
直前に自衛隊のイラク派遣が決まり、テロの可能性が全くゼロではないかもしれないという恐怖に、ますます飛行機で移動するのが怖くて仕方がない今日この頃なわけですが。会社の人にそれを話したら、福岡行きなんだから起こるわけがないと呆れられた。でも、7、8年前(まだ前の会社に勤めていた)に、福岡空港で何かあったでしょう?事故だったかハイジャックだったか。名古屋でだって着陸寸前に炎上したし。どこでだって何が起こるか判らないのだ。そう言ってしまえば、飛行機でなく新幹線だって同じことなのだけれど。私としては、無事故神話を信じたいのよ。だから、全日空が好きだし、新幹線はもっと好き。ええ、事故ったらほぼ死ぬという話で言うなら全く同じ。それでも。
あれ?これじゃテロが怖いんじゃなくて、結局事故が怖いってことになるのか。
そして、今日も全日空に乗ったのだけれど、実は怖かった。着陸直前の機体ふらふら感は、ちょっと最近稀にみる恐怖。500席以上ある大きな機体。それがぐらぐら揺れるわけですよ。ひょっとして最後尾に近い座席だからなの?(良く知らない) 毎度のことではあるけれど、福岡空港に無事着陸した瞬間は本当に安心した。神様、今日も無事に到着しました。ありがとうございます。
で、何も口にしていない午後9時30分。私は地下鉄福岡空港駅のホームで、専務に電話をしておりました。別件で彼も福岡に宿泊していたのです。時間が時間だけに、さすがにもう夕食は済ませているだろうなあ、と思いつつ電話をしてみたところ、まだ食事中だとのこと。来るなら待っていても良いという言葉に飛びつき、博多駅からタクシーで5分。向かった先は牛モツ鍋屋さん。閉店間近の店内で、専務が2人前のモツ鍋を注文してくれる。
これがさ。もうめちゃめちゃおいしかったの。味噌とかすかにごま油の香り。ちょっとどろりとしたスープの中にモツとキャベツとニラとモヤシなどなどのたっぷりの野菜。鍋には白菜とか思ってきたけど、煮キャベツはなんでこんなにおいしいの。歯ごたえサイコー。というわけで、どんな味が混ざっているのか必死で確認しつつ食べる食べる食べる。途中からほとんど喋ることもなく必死で鍋に向かい、気づけばお腹いっぱい。「お腹いっぱいです!」と呟く私に、「そりゃ2人前頼んだから」とあっさり。
モツ鍋屋さんご近所のコンビニで、懲りずに酎ハイを購入し相乗りで宿泊ホテルまで。私は駅前の安ホテルをとっているので先に降りる。タクシー代はもちろん専務もち。上司と出張ってこういう時にいいのよね。明日の朝はのんびり。
それにしても、私の中で牛モツ鍋ブームに火がつきそう……。
投稿者 kaori : 2003年12月10日 23:59
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