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2003年11月25日
プーケット 第四日目
またまた午前9時の集合。今日は船に乗り湾に浮かぶ小島と「007」の撮影に使用されたというジェイムスボンド島の観光。ラフティング組もあったけれど、あまり怖いのは本意ではないのでとりあえず安全にこちら。船に乗り込む前に入ったお手洗いで初体験。おけにはいった水を柄杓ですくって流すという、手動水洗トイレ。日本のトイレに慣れていると微妙に変な感じ。
左右に点在する島々とマングローブ樹林を眺める小一時間。自然に対する感想とかってなかなかうまく言葉にできないし、言葉にするとありきたりになってしまう気がして何も言えないけれど、気持ちよかったのは確か。携帯カメラで周囲の景色を撮影したり。ジェイムスボンド島は何てことはない島で、他のグループの話によると、5分ほどしかいなかったというところもあるらしい。しかし、私達のグループはやたらと狭い島の中を歩き回り写真撮影をして、突然のスコールに雨宿りし、時間にして1時間近くはいたんじゃないかと思う。話のついでに、シーカヌーにも追加で乗ることに。
海に浮かぶ大型船がシーカヌー乗り場。45分ほども乗るらしい。最初は不安が隠せなかった私だけれど、後から皆に「良かったよー」とか言われるのも非常に癪なので、結局一緒に乗ることにする。船頭さんひとりにつき、ふたりが同じカヌーに乗る。穏やかな海を進むカヌーは思ったより怖くなくて、目前まで近づいてまわりの樹木を眺めることができる。船頭のおじさんは、英語で私達に話しかけたり、鼻歌でタイの歌を口ずさんでみたりしている。のどかな午後の光景。洞窟にさしかかると、それぞれが仰向けになってその場をすり抜ける。目の前に岩が近づく。でも、それを過ぎるともっと穏やかな場所が広がっていたりして、ああ乗って良かったなと感じたり。だけど、やっぱり怖がっている私は、船頭さん達にいぢられまくってスタート地点近くまで戻ってくる。4台のカヌーが固まって進んでいると、船頭さんらが口々にタイ語と英語をチャンポンで話しはじめる。「見て見て、きれいでしょう」と船を指差して話しかける。もちろん、そのタイ語を英語で説明をしてはくれたけれど、はじめて普通に理解できたタイ語。そう、「見る」と「美しい」なら判るのだった。ちょっと、いや、随分と嬉しかったのは確か。
無事に大型船へ降り立ち、再び船に乗って、今度は水上にあるムスリムの村へ。ここで昼食を摂っている間に強い雨がやってくる。さすがに足止め。その間に買い物なんかを少々。夕方は社長達と待ち合わせがあったので、かなりドキドキしていたものの彼らも遅れが出ていたらしく何とか事なきを得る。地上に戻り、プーケットタウンで、社長・専務と落ち合う。その他の男性陣は、夜のムエタイ観戦に向けホテルへと戻っていき、私達はタイ式マッサージを受けることにする。あいにくと予約がいっぱいだった為、少し早い夕食をとるために街へと向かう。
昨日の昼食に食べたタイスキが非常においしかったので、全く同じ店へと社長・専務を連れていく。私も同僚も、社長が気に入るかどうかをとても気にしていたわけで、チェーン店であるところのこの店が普段の基準からいけばそのラインからはるかに逸れていることも予想がついていた為にハラハラドキドキ。何だか判らないけど、VIPルームに通されて、日本に来たことは一度もないのに、やたらと日本語が堪能な支配人がつきっきりで世話をしてくれる(正直なところちょっとウザかったんだが:笑) 何とも基本通りにタイ語で「名前は?」と聞かれて硬直(笑) 意味はわかるし答えられるはずなんだけど、社内の人の前ではやたらと恥ずかしくて照れまくり。あきまへんな。
食後、若干の買い物をし、ちょうどいい按配にお迎えの時刻となりマッサージへ。薄暗い室内でやたらとおしゃべりなおばちゃん達に施術される。小声でお喋りはいいけど、端から端へ飴を投げるのはどうかと思うよ? 私の背中にきっちり当たったしね(笑) 色々痛いこともあったけど、やはりそれなりにすっきりとした気分で2時間後にはホテルへ。
それから、買い物へ行くという数人でトゥクトゥクに乗り「LOTUS」へお買い物。到着した私達の目の前には、偶然にもムエタイ帰りの男性陣が送迎車から降りている姿が。今回のメインと言っても良い食材買いに精を出す私。数え切れない位の麺をカゴに入れ、トムヤムペーストやら何やらもカゴに積んでいく。ビンなんて買ってどうすんねん!って感じではあるけれど、やっぱり日本で買うと高かったりなかったりするものはここで買っておきたいという衝動にかられるのでありますよ。そんなこんなで、両手に大荷物を抱えて店を後にくたくたになって部屋に戻る。明日は、エステ。でも、やはり午前9時集合だしねえ。
投稿者 kaori : 2003年11月25日 23:59
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