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2003年10月24日
平和
今週末は愛知へ帰省。
金曜日の夜は新幹線も軒並み満席で、会社から「えきねっと」で指定券を。新宿駅に到着したのが微妙に19時を過ぎていたから、西口1階のみどりの窓口は閉じられてしまった。地下のみどりの窓口は込み合っていて、素直に並んでいたら間に合わない感じ。指定券受け取るだけなのだけど。しばらく考えて東口に移動することにする。東口のみどりの窓口には、えきねっと予約の引き換えができる自動券売機があるので。
新宿駅西口の地下みどりの窓口でお並びの皆様。絶対、東口へ回った方がいいっすよ。小走りで向かえば5分以内だし、あきらかにすいていると思う。それに最近の自動券売機って優秀。乗車変更だってかけられちゃう。割引とかが必要でなければ東口へ。窓口も多いから、並んでもきっと早いし。
でまあ、名古屋から知立ときて名鉄三河線に乗り換えるわけなんだけど、22時過ぎの三河線なんて適度にすいていて、荷物を座席の上に置いていても迷惑にならない位の状態。向かいの席に座っていた女性が途中で降りた後、彼女の隣に座っていた男の子(っても23、4歳くらいかなあ)が、自分の持っていた袋(布製)を枕にして横に倒れ込んだ。おいおいいくら何でもと思ったけど、どうも様子が変。そのうち、袋をひらいて嘔吐しはじめたではありませんか。あちゃ。
周りに座っていた人達は、目配せをしながら苦笑い。でもさ、そこから先が東京と微妙に違う気が。とりあえずみんなティッシュを出して男の子の手に握らせる。背中をさする。隣に座る女性は、バックからパックのお茶を取り出し、「お茶飲みます? 飲みかけだけど……」と差し出す。いやあ、いい光景ではありませんか。人々が密着してたりするとなかなかできないよな、こういうの。動こうにも身動きとれないしね。座席の余裕は、心の余裕。
窓の外は真っ暗。線路沿いの田んぼの先に見えるのは、パチンコ屋の派手な電飾と車のライトだけ。その光が見えてくると私の降車駅が近いと判る。そして、電車を降り改札に向かったら何と自動改札になっていた。ずっと駅員さんが切符を切って、切符を回収していた改札口には、真新しい自動改札機が2つ。これで高校生達は、発車時刻ギリギリに定期をちらりと見せるだけで改札を駆け抜けることができなくなるのね(笑) あの頃の自分が一瞬横を駆け抜けた気がして、今通り過ぎた改札口をふと振り返る。ちょっぴり感傷的で平和な秋の夜。
投稿者 kaori : 2003年10月24日 23:59
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