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2003年10月19日
恐竜といっしょ
先日、新入社員歓迎会という名のもとに行われた社内宴会。ビンゴゲームで当たった「ジュラシックパーク・インスティテュートツアー」のチケット2枚。会期が来週までと知り出かけることに。ジュラシックパークはまともに見たことがないし、恐竜に興味があるわけでも全くない。けれど、チケットの値段が2,800円(×2枚)ときた日には、もったいないしそりゃ行くでしょう。つまり貧乏性。
タイ語の授業に間に合うよう正午に原宿で友人と待ち合わせ。代々木体育館の裏手にぽつんと(いや、それなりに大きいのだけれど)現れる会場。博覧会会場にあるパビリオンというか、テーマパークの屋内アトラクションというか、それひとつ分くらいといった印象。
余談だけれど、私が覚えている博覧会といえば、筑波の「万博」、名古屋「デザイン博」、九州の「旅博」、淡路の「花博」といったところ。行ったことがあるのは、デザイン博と旅博。地元でやっていたデザイン博はお約束として、旅博はたまたま高校の修学旅行(長崎とか)とバッティング。終わりかけの中、グラバー園でうろうろした記憶が。いずれにしても、たいして面白かったとは言いがたかった。今ならば、また違うのかもないけれど。(違うかどうかはそのうちわかるはず。もうすぐ愛知万博だしさ。勿論行くさ、会期中に一度くらい帰省するだろうし)
当然の如く筑波なんか記憶の彼方で、覚えていることといったら万博終了後に豊田産業文化会館内にできたプラネタリウムが、筑波で使用されたものと同じ型(仕組み?よくわからんけど)だったということ。プラネタリウム好きの私としては、「すげーすげー」と思ったもの。プラネタリウムが好きなだけで、星なんかに関しては全く知識はございません、はい。
で、話はジュラシックパーク(以下略)に戻るけど、パビリオンがい幾つも集まっていれば、それなりなのだけど、たったひとつではかなり寂しい。それでも人気パビリオンといった感じではあったかも。何しろ、1時間15分待ち。チケットもらうまでやってることすら知らんかったんだが、皆良く知ってるもんだねえ。しみじみ。
おかげで計画は大幅に狂い、タイ語の授業も1時間遅らせてもらったわけだけど、はてさてそれだけの価値があったか否か。自腹を切っていない分言いたい放題なわけで(苦笑)、客観的な観察に終始してしまう夢のないわたくし達。そういう意味では面白かった。そのくせもったいない病なんで、展示されている解説なんかは全部目を通さないと気がすまなかったりしてさ。誰よりも一番きっちり楽しんでるのかもしれない。何だそりゃ。
とりあえずのターゲットは、ジュラシックパーク(をリアルタイムで見ている)世代というよりも、その子供達に対してのようなイメージ。でも、文章にルビをふっているものといないものがぱらぱらあって、難しい漢字はわかんないし、中途半端感が漂う。しかも、あまりにオーバーアクションなお芝居やら演出やらで、リアル感全くなし。上昇、下降するエレベーターとか言いつつ、全く動いている気配ないし。これなら、ディズニーランドのホーンテッドマンションでの一発目のお部屋(ほら、先祖の肖像画が飾られているところね)のがよっぽど錯覚を覚える。手乗りミニ恐竜とか現実にいたら可愛いとは思う。でも、やっぱり毛の生えていない動物をペットにするのはなー、微妙な抵抗感。寝苦しくても何でもやっぱりぬくもりがないと!(笑)
お金がかかる理由はわかった。動く恐竜だ。あれはとーっても高いらしいし。あんなんをふんだんに使用していたら、3,000円近い入場料を取らねばならんだろうて。大変れす。しかし、何故に今の時期にこのイベント? やっぱりジュラ3の為? ううん。少なくとも私は観に行きたいとは思わなかったぞ。最後のお約束パニックも、「おお、ようやくちょっと面白くなってきた!」と思ったらもう順路終わり。公式サイトを見ていると、もっと天井高くて広大な敷地内に恐竜が放し飼いになっているっぽい雰囲気だったんだけど。違った。
というわけで、親子3人で行ったら7,100円。いいお値段だね。私だったらディズニーランドに行く。だって、アトラクションひとつで、フリーパスの半分以上だよ。ちょっとコストパフォーマンス悪すぎ。良く出来たアトラクション単独だって、2000円も取るこたあ滅多にない。(つうか、今は単独はダメなんだっけか)
興味のある方は、来週末にどうぞ。(すごく混んでると思うけど。もっと言えば、こんな感想書いてたら興味持たないよな)
投稿者 kaori : 2003年10月19日 23:39
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