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2003年09月17日

内田樹「期間限定の思想 おじさん的思考2」

随分と前に読了してから、そのまま放置しておりました。とりあえずここに書いておくことで、自分が何を読んだのかというのを記録しておけるのが良いので、忘れないうちにメモメモ。

大学教授であるところの著者が仮想女子大生の疑問・質問に答えたり、説教(?)したりする1冊。ここに登場する女子大生はまっとうだ。適度に勉強していて、適度に間が抜けている。勉強らしい勉強をせず、間が抜けっぱなしだった私なんかもう(笑) ふたりのやり取りに口をぽかんと開けつつ、なるほど、とか、うーん、とか唸りながら読むのみ。いやでも、とてもわかりやすくて楽しかったのはホント。

フェミニズム的な物言いに対する違和感とか苦手意識は、いつも私の中でぼんやりとしているのだけれど、そういったものが明確になって差し出されるとそれだけで何か気持ちが楽になるのは何故なのか。

全編に「納得!」という箇所がちりばめられているのに、たいてい読むのは寝る前とか通勤電車の中だったりするものだから、付箋をはったり、マーキングしたりとかそういったマメなことをしていない。そのせいでどこで「目からウロコ」だったのかが既に思い出せない。最悪。そんなわけで、また読み返すことになりそうな気配濃厚な今日この頃。ここまでくると何度読んでも新鮮でいいよ、なんてものを通り過ぎて、ちょっと情けない感が。

投稿者 kaori : 2003年09月17日 23:51

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