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2003年07月28日

「8人の女たち」

そして、もうひとつ観たのはこのビデオ。これ[amazon]も公開時から非常に興味があった作品。何せ出演している女優陣の豪華なことといったら。「女たち」をいかに重要視しているかというのは、唯一の男性出演者が後姿でしか描かれていなかったことで判る。ありゃ誰だ、とか思った。

結論から言えば、いまいち。ミュージカルシーンの必要性はあまり感じなかったし、全てをひとつの屋敷だけで完結させるのも、あまり効果的といったわけでもなかった。映画でなくて、舞台のが良かったたんでない?

色と欲とルサンチマンにまみれると女って怖い(あれ、男もか?)、と思わせる程度にはドロドロ感があってそれはそれで良かったのだけど。そのあたりは、女優の力量。但し、各人の個性が強すぎてまとまりのない感じは否めなくて。同じドロドロ(?)なら、「悪魔のような女」[amazon](リメイク版ね:笑)の方が好き。まー、これはイザベル・アジャーニ大好きっ子であるわたくしの贔屓目であるのかもしれませんが。登場の必然性はなくても、キャシー・ベイツはカッコいいし。3人は許せても、8人もいるとウザよな、かなり(笑)

やっぱね、最終的にホントに恐ろしいのは純真無垢な心だと思うの。知らなければ知らない方が人間幸せなコトのが多いわけよ。ほら、付き合ってる彼(彼女)の浮気は、知らないまま過ぎればなかったのと同じでしょ? 隠し通すのも愛情ってのは、間違ってないと私は思うね。あー、まー、なかなか難しいことではあるんだけどさ、って、私は何を言ってるの?(笑)

投稿者 kaori : 2003年07月28日 23:59

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