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» Theゲームナイト第13回 date : 2008/09/29
BS日テレのTheゲームナイト第13回を見る。

今週プレイするゲームは、最新、’08年ドイツ年間ゲーム大賞の「ケルティス」。

プレイヤーはホストのいとうせいこう、最近すっかりレギュラーのバカリズム升野。
そして前々回登場の後、一回とびで再登場の水戸華之介、女子枠は前回から
引き続きの加藤理恵という四人。

ケルティスの内容。
ゲームボード上に放射状、色分けされた5つのコースが用意されている。
各コースは9つのマスがあり、プレイヤーはランダムで分けられた手札の中から、
5つのコースと同色のカードを提出し、その色のコースへ自分の持ち駒を1マス
進める事が出来る。

但し、カードには1から10の数字が書かれており、そのコースの駒をさらに
進める時は、同色のカードを、昇順か降順の数字で並べていかなくては
いけない。これがこのゲームの肝ではないだろうか。
プレイヤーは複数の駒を所持しているが、どの駒をどの色のコースへ進めるか、
自分の所持するカードと相談しながら考えなければならない。

9マスには下から−4、−3、−2、1、2、3、6、7、10と数字がふられているので、
ゲーム終了時点で駒が止まっているマスの数字を合計し、点数を競う。
最終的に5つの駒が6点以上のエリアに侵入した段階でゲーム終了。

ゲーム上のマス目には他にも色々なイベントがあるのだが、基本的なルールは
以上のようなもの。


放送されたゲームでは、いとうと水戸が熾烈なトップ争いを繰り広げ、
加藤がそれを追い、升野が一人離されて最下位・・・・という展開。

最終的に駒の止まっている位置が点数になるので、途中経過で誰が何点取っているか
極めて分かりにくく、各人の緊張が伝わりづらかった。
また、手札がブラインドなので、だれがどういう戦略を取ろうとしているのかも
不明。
各人色々悩んでいるのだとは思うが、そもそも派手なアクションの少ないゲーム
なので、皆が沈思黙考、うーんと悩んでるシーンが多く、テレビ栄えしない・・・・。

ゲームの作者は有名なライナー・クニツィア。
いかにもクニツィアらしい、思考とジレンマのゲーム。そしてクニツィアらしく、
正直、自分の肌にあわない・・・・。
ゲーム自体はそれほど重くなく、1プレイ1時間以内に収まるとは思うのだが。

今までゲームナイトは、わりと分かりやすく面白みの伝わりやすいゲームを
取り上げてきたと思うのだが、これはドイツゲーム大賞だから、というだけで
取り上げられたゲームで、正直テレビ的には失敗だったと思う。
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  posted at 2008/09/29 1:00:36
lastupdate at 2008/09/29 1:08:56
»category : ボードゲーム関連修正

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