» 「インシテミル」読了 | date : 2007/12/09 | |
米澤穂信著「インシテミル」読了。 以下あらすじ 学生結城は、高給の報酬に釣られてあるバイトに応募する。 そのバイトとは、ある心理学の実験で、山間部の孤絶した地下室に12人の モニタが集められ、そこで一週間の生活を送るというものだった。 しかし、その実験とは、集められた人間同士が・・・・ といった感じで話は進む。 「このミス2008」国内篇10位。 んーどうだろう。途中までの話の展開はなかなか面白い。 連鎖的に起こる事件は複雑に絡み合って尚且つ最終的には合理的な解が 与えられる。悪くは無い。 しかし、あれほど切れ味鋭い探偵役が、見え見えの悪党を全く断罪 できていないのはどうかと思った。声高に宣言したくせに。 あとさあ、結城くん。モテるモテないは車の有無には関係ないぞ。 関係あるとすれば、車のバックにある経済力の有無だ。 だから、1000万オーバーする車を何台も乗りこなせる領域まで達すれば、 世の中の女性の中にはちゃんと付いて来てくれる人がいると思うが。 |
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posted at 2007/12/09 0:59:03
lastupdate at 2007/12/09 1:09:20 »category : 書評 【修正】 |
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