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» 「前巷説百物語」読了。 date : 2007/06/14
なんとかネット復帰。原因調べてみれば、モデムがぶっこわれてました。
チャンチャン。

京極夏彦著「前巷説百物語」読了。

若き日の又市のお話。

いやあ相変わらず筆の運びは達者で、読ませる技芸は高く、
またエピソードの作り方も心憎く退屈しないで一気に読める。

が。ここからちょこっとだけネタばらし。





うーん話が暗い。悲しい。後味が悪い。

エピソード2からが後味のいい話になるからと言って、エピソード1を
暗く悲しい話にしていい道理はないと思うのだが。

死んじゃいけない人も死んでるような気がするし。

そういう人が死んで、埋まらない穴が出来るのは読者も同じだと思う。
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  posted at 2007/06/14 2:23:59
lastupdate at 2007/06/14 2:24:35
»category : 書評修正

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