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» 映画鑑賞 date : 2007/06/12
パソコンからのアクセスができなくても、
意地で更新。

日曜日、映画を見てきた。最初は二人のマジシャンが
骨肉の争いを繰り広げる「プレステージ」、もう一本は
松本人志「大日本人」。

プレステージの方は、お互いを傷つけてまでトリックに拘泥する
二人のマジシャンの争いが、手品という技芸の
本質的な業の深さをよく表わしていて、そこは非常に面白かった。
しかし、肝心の手品のトリックが何とも拍子抜け。
確かに結末に至る道筋を周到に伏線張ってはあるのだが、
片方のマジシャン側の仕掛けは完全に見破ったし、
もう片方は、21世紀の御時世でこの落ちかよ・・・
と思わせるネタ仕掛け。
まあ舞台は19世紀な訳だが。

マジックのトリックは、現象が素晴らしければ、
どんなに陳腐でも構わない。確かにそうなのだが、
これは本物の手品の種ではなくて、映画であり物語である以上、
もう少しエレガントなトリックを用意してくれても
良かったと思う。

終盤に差し掛けるまで、二人の丁丁発止が面白かっただけに、残念だ。


もう一方の「大日本人」は・・・。
うーん、ダウンタウンの笑いは好きなんだけどなあ。
予想の範疇を越えなかったなあ。
いつもどおりの松本人志さんでした。
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  posted at 2007/06/12 21:53:45
lastupdate at 2007/06/12 21:53:45
»category : 映画関連修正

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