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» 「世界短編傑作集1」買った。 date : 2009/07/03
江戸川乱歩篇「世界短編傑作集1」購入。

うちのアパートを5kmほど離れたところに、本やDVDを販売する総合系の量販店が
あるのだが、その店は、本、DVDはおろかCD、TVゲーム、レンタルビデオ、トレカ、
玩具、フィギュア、漫画古本、携帯電話、果てはコスメまで扱う何でも屋となっている。
しかも品揃えは全て中の中という微妙な商品構成で、本当に欲しいモノがあったら
そこに頼るというにはいささか不安がある中途半端な存在。

特に訳が分からないのが、成人をターゲットにしたオタクアニメのTシャツやら
フィギュアやらを一方で扱いながら、離れた所にあるとはいえ同一階でコスメをも
扱っているという事実である。
よくもまあ世の中これほど需要ベクトルが真逆にある品物を、同一レジで会計してる
もんだと感心する。

以前にはそれぞれの分野で店が別々だったのだが、経費削減の為に巨大店舗
一つに集約した結果、こんな訳の分からない商品構成になってしまったという顛末。

中古買取系の店ではこの手の構成は時たま見られるが、これを全て新品でやって
いるのだから恐れ入る他はない。

新刊本に関しても品揃えは微妙で、どの分野も痒いところに手が届かない残念な
感じになっているのだが、自分が中の中と評したとおり、まったく何もない訳では
なくて、「あ、これ、前から欲しかったけど、アマゾンで頼むほどでもないかな、って
躊躇してた本だ」と、意外な本があったりするので全く無視もできないという面倒臭い
本屋になっている。

今回買った本もその類の品で、クリスティの有名タイトルを探していたのに、
「あんなメジャータイトルを置いてないのかよ!」と半ば憤慨しながらふと書架を
見たら、無造作に並べられていた一品。

江戸川乱歩が撰じた短編推理小説の名品で、興味深い作品が収められている。
書評は次回に。
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  posted at 2009/07/03 1:39:38
lastupdate at 2009/07/03 19:46:16
»category : 日記修正

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