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2004年12月05日

マンガ合宿

同僚と新宿で別れた後は、渋谷へ移動。夜の予定の為に、折りたたみ椅子を買う必要があったので渋谷ロフトまで久しぶりに歩いてみた。相変わらず渋谷は慣れなくて歩きづらい。そして片手には友人にこれから貸す予定のマンガ本がぎっしり詰まった紙袋。何というかこれから「まんだらけ」(渋谷以外でも、最近めっきり足を踏み入れていないが)にそのまま直行しても、全く違和感がないような自分がちょっと悲しかった。まあ、そんなことはどうでもいい。ただ気後れしているだけだし。

ロフト内インテリアコーナーで目につく椅子はどれも自分が考えていたよりも、お値段が桁ひとつ違うものばかりで一瞬どうしようかと思ったが、フロアをぐるりんと何周か歩いてみたら、隅っこの方に折り畳み椅子を発見。値段も、期待通りの値であったので即買い。あまりにもお買い物があっさり終わり、約束の時間には随分と早く身体が空いてしまった。仕方なく店内のベンチに腰掛けて携帯で遊んでいる間に眠くなってしまい、でもまさか眠るわけにもいかずよろよろと店を出て田園都市線の各駅停車に乗ったけど、座ることもできなかった。何でこんなに混雑してんだよ!

目的地で友人達と落ち合い鍋の準備。さっさと済ませて、全員が揃った頃には私ら準備組は既にビールをあけていた(笑) 
さて。初めて訪れた友人の部屋には、何とダイニングキッチンにダイニングテーブルが置かれていた。ちなみに無印良品。そもそも椅子が足りないと言われた時に初訪問のメンツ全員で驚いたのね。ひとり暮らしにもかかわらずダイニングテーブルが存在する部屋なんてのが初めてだったから。椅子だって無印良品でさ。なんつーか、生活感が無……いや、あるにはある。食器棚の一段一段にきちんと布を敷いてあり、かつ水まわりの洗剤やらスポンジやらが愛らしい小さな桶にまとめてあったりとか。何せ男の子の部屋では初めて見たよ!(笑) ファンシー好きなのも判る気がするわ。

鍋は水炊き。野菜やら肉やらわさわさ入れた鍋をつつきつつ、お酒を飲みつつ、私が持参した漫画達を参加者のそれぞれが部屋のあちこちで読む、読む、読む。時間がたつにつれ、何しにきたのかいよいよ会の主旨がようわからんようになってきた。ビールを飲み尽くし、家主様所蔵のアルコールをロックで飲んだり、そのうちベッドで仮眠に入ったり。第三者から見れば、あまりにもまったりしたすごい光景であったと容易に想像できる。おそらく誰しもが一瞬終電の時間を考えたはずだが、酔っ払っていたからもちろん思考能力が低下している。気付けば、床一面に布団やら毛布やらが敷き詰められていて、それぞれが寝床を確保して眠りについていた。何はともあれおやすみなさい。

私個人は、酔っ払った翌朝の目覚めはすこぶる良い。朝も7時30分からどなたかの目覚ましで覚醒。ひたすら鳴りつづける宿主様の目覚まし時計を完全にぶったぎって、再び眠りに落ち、活動を開始したのは10時過ぎだった。宴の後を片付け終わり、気付いてみたら全員起きていた。……起きてはいたが。
カーテンの外は、真っ青な空と住宅街に広がる穏やかで爽やかな朝の風景。カーテンの内側でも、コーヒーメーカーのぽこぽこという音。しかし、そんな部屋の中央では、テーブルを囲み(床に座りこむ者約1名)、全員が漫画を手にとって黙々と読みつづけているという光景が繰り広げられていた。誰もが漫画から顔を上げないから、席を立つタイミングが全くつかめない。そうこうしているうちにお昼は過ぎるし、結局宿主様宅を辞したのは午後1時を過ぎていた。

ここでも書いてある通り、結局マンガ合宿であったと(笑) それならば次回はもっと持ち込みますよ?(笑) 宅配便で会場に直送とか(笑)

本当に外は良い天気で、コートもいらないくらい。駅までの距離はけっこうあると思うけど、女の子達でおしゃべりしていればすぐ。駅前のデパートで遅い昼食をとり、改札口へ向かう頃には、心なしか陽も傾きかけていたような。周辺には、買い物中の家族連れなんかが溢れ、自分達のだめっぷりをしみじみと実感する始末。んあー、30歳超えて何してんでしょうねー、私。幾つまでこんなことできるんでしょう(笑) 相当だれた気分で家路についたのでありました。

投稿者 kaori : 2004年12月05日 23:03

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