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2004年10月24日

「スウィングガールズ」

学生の頃、戦時下ドイツのダンスホールでジャズを踊る青年達の友情なんかを描いた「スウィングキッズ」という映画を観たのだが、今回の舞台は現代日本の東北にある高校。そして主人公達は女子高生(とひとりの男子高生)。

とある事情で弁当にあたった吹奏楽部の穴をうめるべくやったこともない楽器の練習をさせられる女子高生達。吹奏楽をやるには人数が足りないので選んだ形態はビックバンド。しかし、補習サボりの口実として参加しているからやる気もない。そんな彼女達も楽器から音が出せるようになるにつれて、その魅力にひきこまれる。ところが、その矢先に吹奏楽部が復帰してきて……。

魅力その1:上野樹里
上野樹里がどうとかという以前に、友子というキャラクターがいい。もちろん彼女のころころ変わる表情が、よりいっそう友子を魅力的にみせているのだとは思うけれど。あんな調子で周囲をひっかきまわしても愛らしいあの性格が羨ましい……。

魅力その2:本仮屋ユイカ
さすが連ドラヒロイン。いい味だしてます。リコーダーをはにかんだ表情で差し出す脱力もののシーンは最高です。内気なのにいざという時にはしっかり者。いるよね、こういう子。

挙げていくとキリがないのでこの辺りでやめますが、確かにどこにでもいそうなキャラクターが少しだけ誇張されて(映画だから仕方ない)駆け回る姿が何とも言えず微笑ましい。いくつか不審な点もありますが(スーパーで短期間バイトしたくらいで新品のブランド品を買えるものなのか、とか、友子達が必死になって掴んだジャズの勘みたいなものを、しばらく音楽から離れていた友人達がそんな突然掴んで演奏できるのかとか)、全ては女子高生達の元気さと一途さの前で帳消し。しかし……でも……、かわらの土手で楽器練習ってあの……サックスならまだしもキーボードはえーとありえるんですか? もちろん発電機準備しているのかもしれないし(たかが練習でか?)、電池を使っているのかもしれないが(可能性薄いけど)ちょっと成立しにくいんだよな(苦笑)。ま、でも。やっぱりご都合主義なのはご愛嬌でしょう。この映画は勢いだと思うし。

それにしても女の子達の元気がいい。それを強調したいのだと思うけれど、男の子(教師も含め)達がやや情けない感じ。まあそれがいいのだと思うけど。それでもバンドのメンバーの男の子は素敵でした。若いっていいわねえ。(しみじみ)

ところで、吹奏楽部の待遇ばかりよいという気持ちは、とってもよく判ります。吹奏楽部が強いガッコってのはどこも同じじゃないですかね。吹奏楽部専用の練習ホールが校内にできてしまう学校に通っていた私も、常々そう思っておりました。だからと言って、吹奏楽やりたいとは思わないんですけど(笑)

投稿者 kaori : 2004年10月24日 20:54

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