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2003年11月16日

そして本番

結婚式当日。
総括としてはですね、「やっぱぶっつけ本番はあかんよ」といったところで。
事前に一応2回程度打ち合わせをしたのだけれど、当然変更はあるし何やかやで非常にマズいなあと思っておったわけです。当日会場で、音響担当である新婦(友人)の同僚と対面し、駆け足でリハもどきをやってみる。結果的にこれがあるのとではないのとでは大違いで、やれたおかげで何とか形になったわけなんだけど、いやー冷や汗だらだら。第一、もう既に何年もマイクの前に立ってないし、滑舌甘いし、アドリブ苦手だし(これ一番重要)。

目の前の招待客の皆様の元へ、おいしそうなお料理が運ばれてきても、全くお腹はすかないし羨ましいとも思わない。そのかわりにひたすら喉が渇いて席に座って待ちの状態になる度に、隠した水差しでコップにお水を注ぎ喉に流し込むばかり。あああああ。

こんな私に較べて、余興を行っていただいた新郎新婦のご友人方は皆さん非常に芸達者で感心することしきり。まあ唯一不思議に思うことは、何故にそんなに新郎新婦のキスが見たいん?ってこと。あればっかりは私には全く理解不能。後から周辺の方々に行ったリサーチによると(標本は非常に少ないけれど)、どうやら私の方が少数派に属するらしく、「見たい」という意見の方が多い様子。う~ん。

最後に一発大変な誤読をやらかしたのだけれど、ほとんど誰も気づかなかったらしく安堵。お客様を送り出してBGMを止めたところで、音響担当の彼女と胸をなでおろす。あー、終わったぁー。

控え室に戻ると、普段着を掴んでお手洗いへ直行し着替え。ジーパンとジャケに着替えると何だかのびのび。あまり役に立てたとは思えないけれど、とにもかくにも無事に終わって良かったというもの。ゲンキンなもので終わった途端にものすごくお腹がすいていることに気づき、さあ何か食べて帰ろうかと思っていたところ、お客様にお出ししたものと同じお料理を今から食べさせていただけるという話に仰天。あわわわ、こんなことまでしていただいては……と思いつつも、空腹な身体は意思とは反対にレストランへと向かってしまったわけです(笑) まあ、とにかくおいしいやら量は多いやらでこれから東京に戻ってもお腹はすかないだろうと思う位に食べて会場を後にする。

またまた新婦のご両親に名古屋目前の地下鉄駅まで送っていただき(恐縮……)、慌しい週末も終了。ひきでものを引きずりながら、さすがにへとへとになりつつ東京へ戻る。これでまた次の金曜日まで働いて、土曜日から社員旅行だと思うと、かなり不安にはなるのだけれど、とりあえず頑張ってみるべし。この旅行が終われば、ここ1ヶ月のどたばた週末もひと段落。頑張ろう……。

投稿者 kaori : 2003年11月16日 23:48

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