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成年後見人への道 その1

2011.04.18 Monday | 雑記

平成22年9月末母が亡くなった。
あれから7ヶ月。未だに遺産相続が出来ていない。

相続人が長男の自分と次男の弟なのだが、弟が重度の身体障害者だからだ。

普通、相続というと、相続人が連名で署名と実印を押すわけだが、
弟にはそんなことは出来ないし、委任状すらかけない。

このような場合、成年後見人という制度で代理権を行使するしかない。
ケース的には痴呆等の老人とかの方につける例が多いっぽいけど。

とりあえず、個人的なメモも兼ねて、つらつらまとめてみる。


地元の家庭裁判所で成年後見人申立て書類セットなるものを貰った。
が、これ系に慣れていない為、最初は複雑でよくわからなかった。

混乱ポイント1 誰を指すのかが混乱する。
 ・申立人
 ・成年後見人(候補者)
 ・被後見人
 ・本人

混乱ポイント2 必要な書類が沢山あり、どこで用意するのか複雑で混乱する。
 ・申立て書類セットの自分で記述するもの
 ・地元の市役所で取得する書類
 ・自分の区役所で取得する書類
 ・東京法務局で取り寄せる書類
 ・これまでに母が受け取って管理されているはずの書類
 ・障害者施設の職員さんにコピーをお願いする書類


お手上げだったので、家の近くの司法書士に相談に行く。
裁判所によってフォーマットやら必要書類が微妙に違うらしく、
東京の司法書士さんもすぐには返事できず、
申立てセットを預け内容を見てもらい後日聞きに行く。

すると、複雑な必要書類が分類され
 東京で取得するもの
  ○○(区役所)
  ○○(法務局)
 地元で取得するもの
  ○○(市役所)
  ○○(施設)
みたいにA4用紙一枚にまとめられていた。

すばらしい!

お金かかるので相談だけしておいて書類集めは自力でやるのだった。

書類集めつつ、公共料金の名義変更、生命保険や死亡年金等をこなす。

弟の保険で母の部分を名義変更し、かつ証書の再発行などを待っていたりして書類集め完了したのが既に12月に入ってた。
実質休職はじまった11月からだったけど、そこからでも一ヶ月もかかるなんて。


つづく
author : ヤスウェア | - | -