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成年後見人への道 その3

2011.04.18 Monday | 雑記

2月。申立てしてから三ヶ月経って、ようやく面談の日程決めの連絡が来た。
休職期間も三ヶ月だったので、結局休職期間中に終わらせる作戦は無理だったという。


日程あわせだけど、当然どっか仕事休まないと裁判所に、ましてや実家の方なんていけない。
金曜日休み、始発で帰省するとお昼に到着、午後から面談を行い、日曜に東京へ戻るというのを瞬時にスケジューリング。
先方が2月中の金曜日が空いてないと言う事で3月に面談ということになった。

面談はつつがなく完了。といっても2時間ぐらい。
唯一の欠点である後見人の住所が遠い事を突っ込まれるかなと懸念してたけど、大丈夫っぽい。

自分が成年後見人になれそうなので、特別代理人の申立てについても聞いておく。

遺産相続で、成年後見人と被後見人が分配する場合、利益相反が発生するので代理人を立てなければいけないという。
つまり、成年後見人になって被後見人に対する代理権を得ているが、一人で両方の利益にかかわる権利を独占するのはまずいって事で、被後見人に特別代理人を立てて、成年後見人と特別代理人の間で遺産分割協議をするという。

まぁ、以前母方の伯父にお願いしておいたので大丈夫なはず。


重度障害者なので鑑定の必要も無い為か、面談から2週間後に特別速達で審判謄本がやってくる。
審判後2週間で確定って話だったけど、審判開始から1週間後に審判謄本が送られてきた。
どっち基準で2週間なんだろう。
ちなみに弟の施設の方にもやって来て、未開封のままこちらに送ってくれた。
弟の方には普通郵便80円、こっちには特速1040円。この差に戸惑ってしまう。

貰った成年後見人のしおりみてると、
確定証明書の発行の仕方とか書いてあった。
審判確定したら送られて来るんだとばかり思ってた。
というわけで、さっそく確定証明書の希望と共に特別代理人の申立てを裁判所へ送る。
どうせ確定証明待たされるだろうと思って登記事項証明書も取得に向かう。
が、まだ登記されて無いとか言われ、登記されたら郵送してもらうようにする。
結果、登記完了から登記事項証明書発行まで1週間かかってるという。
まさかの確定証明書が先にやってきた。

約4ヶ月、ついに成年後見人になったとさ。


もうちょっとだけつづく
author : ヤスウェア | - | -