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2004年02月11日
「それを言ったらおしまいよ」よしながふみ
部屋に転がっていたので、読んでみた。
ふつーにライトなボーイズラブ話だった。「西洋骨董洋菓子店」だって、かなりソフトなボーイズラブなんだろうから、それと較べて直接的なシーンがやたら出てくることを思うと完全にそっち系になるのか、やはり。
特徴といえば、少年があまり出てこないところか。それは「西洋…」も同じで、青年以降の純愛話。だから、ところどころぐっとくる部分もあるけれど、私としてはそんな部分が逆に少しあざとく感じてしまって入り込みきれない。抑えられて、ちょっとした割れ目からにじみでて、それが大きくなるそんな感じの欲望よりも、(多少の苦悩はあっても)最初から欲望どかーんの少年ボーイズラブのがまだ好きかも。
それは、私が単純だからなのか、それとも年をとったからなのか……。
嫌いじゃないのよ、いい話だと思うのだけれど、ちょっとね。
投稿者 kaori : 2004年02月11日 23:56
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