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» Theゲームナイト第12回 date : 2008/09/14
BS日テレのゲームナイト第12回放送を観る。
ようやく前回までとは違った店舗での収録。

今回取り上げるゲームは、2008年度ドイツゲーム大賞ノミネート作品の
”ズライカ”。最新ゲームじゃないですか。

プレイヤーはホストのいとうせいこう、バカリズム升野、エンターブレインの
青柳ういろうが前回からの引き続き組。
女性枠については、今回は”ピラニアペドロ”以来の久々登場、加藤理恵が参加。
加藤理恵の化粧も前回と比べてかなり濃くなっていた。
中里真美んときも濃かったなあ。なんか若手アイドル起用の際のメイク基準が
変わったのか。
ちなみに加藤理恵、声がちょっと枯れているような気がしたが。
テンションは前回登場時と同じく高かったので、体調はそれほど悪そうには
見えなかったが、仕事で喉を使った結果、ハスキーになってしまったのだろうか。

まあ、ゲームナイトの本筋にはあまり関係がないのだが(笑)。

ゲーム内容であるが、
王女ズライカの婿に相応しい男性を見つけるため、家臣オーマルが
国中で一番商才のある男を捜しに市場を歩き回るという設定。
7×7の升目を、ダイスロールによってオーマル駒を動かし、止まった升目の
周囲に自分の陣地となるじゅうたんを置いていく。
自分の敷いたじゅうたんに、他人の動かしたオーマル駒が侵入した場合は
その人間から、連結したじゅうたんの面積分だけお金を巻き上げることが出来る。
ただし、じゅうたんは重ね置きが可能なために、オーマルが止まった時点で
他人のじゅうたんが重ね合わせられ、自分の陣地が減っていくという仕組み。

いかに他人の妨害を防ぎ、じゅうたんの連結面積を広げて金を巻き上げるか、が
肝のゲーム。敷けるじゅうたんがなくなった時にゲーム終了。
敷いたじゅうたんの面積と、所持するお金を合計して最多のものが勝利者。

まずコンポーネントが凄い。各人が7×7のマスに置くのは本当に布で織られた
小さなじゅうたん。
じゅうたんの色は各人それぞれ違うので、ゲーム終了時には盤面を、ランダムな
模様で出来上がったカラフルなじゅうたんが覆うことになる。
この発想は面白い。

また、ゲーム的には結局ダイス運が重要になってくるのだが、運の要素も
さることながら、自分に対する妨害を減らそうという下工作や、戦況の把握で
誰を妨害すべきかを判断する勝負勘みたいなものが重要だと思った。

一見サイコロ運だけと思いがちだが、結構深い。

今回のゲームナイトでは、升野が弁舌をふるって他のプレイヤーをしきりに
誘導しようとし画策していた。また、他人の潰しあいを眺めつつ、ひそかに自分の
利益確保を虎視眈々と狙っているいとうせいこうの老練さにも面白みを感じた。

結局ある人物が、ゲームの最終局面で紳氏協定?みたいなものを破却して
トップの座を手に入れるのだが(笑)。

最後にいとうせいこうがゲームを総括するときに、めずらしくいとうの言葉に
周囲の笑い声が聞こえたのが面白かった。

今回の勝負を周りがどうとらえていたか、その笑い声で分かる気がしたが、
いままではそういう事が少なかったので、もう少し勝敗にたいするプレイヤーの
思いみたいなのが垣間見れると面白いのではないか。

まあ尺の問題とかはあるんだろうけど。
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  posted at 2008/09/14 3:46:53
lastupdate at 2008/09/28 3:04:39
»category : ボードゲーム関連修正

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最近ボードゲームに凝り始め、ヒトのところにゲームを持ち込んでは楽しむようになっています。シミュレーションゲームのようにルールは複雑...
blog name :: 感想記 at 2008/09/17 23:00:28


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