» 車の問題 | date : 2008/04/03 | |
北米トヨタ社長から、クライスラー社長に鞍替えしたアメリカ人が、 「トヨタのプリウスは日本政府の資金提供で開発された官制主導の製品だ」 と発言して物議をかもしているらしい。 もちろんトヨタは即座に否定したが、自分もこの可能性は低いと見ている。 低公害車のプロジェクトに関しては、10年前は今より状況が混沌としており、 トヨタのハイブリッドプロジェクトの他、欧州メーカの直噴ディーゼル、三菱のGDI、 ホンダのV−TECHのバルブ休止など、技術的にも方法論的にも乱立している頃 だった。 一応どのプロジェクトも商品でもあるのだから、売れるか売れないか分からない 商品に政府がお金をつぎ込んで開発援助なんてする訳がない。 商品発売後は低環境負荷のイメージ車として、官が数多く発注した、とかの事実は あるだろうが、海のものとも山のものともつかない技術に税金つぎ込むような博打を 大蔵省や財務省が許容する訳はないと思われる。 プリウスが北米で大ヒットしたからの結果的なイチャモンであって、 民営企業に政府が力を貸して産業保護なんて、日本やアメリカほどの成熟した 資本主義社会であれば、そもそもその政策自体が間違ってるだろう。 だいたいプリウスが売れなかったら、誰が責任取ったんだよ(笑 そもそもトヨタなんて税金払いたがらないんだから、あそこが儲けても国庫の プラスにはならないじゃん(笑 |
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posted at 2008/04/03 22:51:55
lastupdate at 2008/04/03 23:00:45 »category : 日記 【修正】 |
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