» 本屋とWeb | date : 2008/03/22 | |
アマゾンに頼んだ本が4月にならないと来ない、という話は前の記事にも書いたが、 注文が3月10日くらいで、ここまで待たされると逆にちかくの本屋を探した方が 見つかったんじゃないか、という気もしてくる。 もっとも、それほど本屋に常備されてるとも思えない本だったからアマゾンに 頼んだのだが、まかり間違って近所の本屋にあったとしたら、大失敗の巻になって しまう。 こういうときあるといいなあ、と思うのが、近くの本屋がWebを用意してくれないか、 という事だ。入庫した本をWebで検索しておけるようにしてくれれば、 自分でそこまで買いに行くのに。 まあそこまでやったら通販にあと一歩まで来てしまうので、客に 「配達してくれよ!」と言われてしまうかも知れないが。 本の配達といえば昔はどこの書店もやってたし、小さな書店ではそれが重要な サービスだったりしたのだが、コストばっかり高くつくようになって、 そういう事をやってくれる本屋はほとんど絶滅してしまった。 だからネット時代になって、アマゾンとかが台頭する理由の一つにもなったのだが。 うちの地元の福井市じゃ、品川書店という老舗が頑なに本の配達を業務として 遵守していたのだが、折からの不況、拡大した新店舗も失敗し、銀行融資も 受けられなくなって店をたたんでしまった。 実家の近所にあった小さな本屋もとっくに辞めてしまったし、小資本の書店に とっては辛い時代である。 今在住のひたちなか市でも何年か前に、武石書店という老舗が閉店した。 (長崎屋の中にある分店だけは生きているけど。) 今や個人資本の本屋は旧勝田市内では数えるほどしかないのではなかろうか。 個人経営の雄、ささもと書店には頑張って欲しいものである。 話が大きく戻るが、やはり配達となるとコスト的に問題が大きいので、 本屋はWeb上で、入庫した目録を掲載してくれるとありがたいのだが。 そういえば、神保町の古本屋とかは、目ぼしい物が入荷できたら お得意さんに目録を配って販売をしているそうで。 だから店にふらっと寄ったような一見さんでは、大して掘り出しモノを 購入できない訳だ。 そういう手法で小さい店でも生き延びてるらしいので、普通の本屋も何とか 工夫をして欲しいものだ。 もっとも新刊本は問屋の力が異常に強く寡占状態にあり、なかなか入庫本の 発注も思い通りにいかないらしいので、本屋の苦しさもそういう所にあると 聞いたことはあるが。 |
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posted at 2008/03/22 20:18:38
lastupdate at 2008/03/22 20:20:11 »category : 日記 【修正】 |
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