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» 「チームバチスタの栄光」観劇 date : 2008/02/10
海堂尊原作の小説、「チームバチスタの栄光」が映画化。

それも、田口医師を女性化して! っておいおい、と思ったものだが。

正直この点で自分はかなり批判的だったのだが、怖い物見たさもあり、
映画にいってしまった。

結果、田口医師の女性化は、物語には影響をさほど与えず。
映画という限られた尺の中で、バチスタ手術の成否とミステリー部分に重点を
置くことによって、田口のディテール説明を最小化。
雰囲気のみで田口のキャラクターを表現することにし、女性化した事による
周囲への波及を軽減したことで乗り切った。
これは正直評価していい。

加えて、ミステリー部分の弱かった原作のシナリオを練り直し、質の高い謎解き物に
一段階昇華させた脚本の技量も、特筆に価する。

手術シーンの完成度の高さとキャストのまずまずの演技も相まって、
映画単体の面白さは、かなり高い位置にランキングされるのではないか、と思った。

反面、田口医師の活躍場面がばっさり削られすぎ。
しかも尺が足らない訳じゃないのに。

パンフで監督が得意げに、削った替わりに置き換えたシーンのことを話してたけど、
「お前さん、「チームバチスタの栄光」、本当に精読した?」
と聞きたくなるような、大きな箇所が削られていた。

映画的にはかなり面白いだけに、そこを何とかしてくれれば、手放しで褒めても
よかったんだが・・・・。
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  posted at 2008/02/10 0:15:07
lastupdate at 2008/02/25 7:15:05
»category : 映画関連修正

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blog name :: soramove at 2008/02/16 22:49:41


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