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» 車雑誌の編集長 date : 2006/06/12
車雑誌が好きで、ちょいちょい読むことが多いんだけど、あの手の雑誌を読んでて
不思議なのが、編集長が偉そうなこと。「偉そう」というのは、態度が悪いとか
そういう意味じゃなくて、フリーの自動車評論家やら、レースドライバーと同列に
並んで、車に対して思い入れをタップリ語っていたりしている。
写真入り記事にも「前へ前へ」と表に出ていたりする。
おのれは若手芸人か。

なんか勘違いしているような気がする。

レーシングドライバー(元でもいい)が車を熱っぽく語る。これは別に構わない。
レースをやってきた、というバックボーンがあるからだ。
フリーの自動車ライターが車を熱っぽく語る。これもアリだろう。
少なくとも、車の事に関して原稿を書く事で、どこの組織にも属せず我が腕
一本で生活しているのだから。

編集者は違うだろう。少なくとも組織に属し、自動車雑誌の編集という
仕事を会社からあてがわれ、雑誌編集者という立場でもって、
本来、給料的には買えもしない高級車にも乗せてもらっているのだから。

対談や取材記事などで、レーサーやら評論家と同列に並んで
写真にまで登場し、「あーでもないこーでもない」と薀蓄たれてる編集者を
見ると、どうしても「お前何勘違いしてんだ」と言いたくなる。
いや、編集者ではそういう人間はあんまりいないんだが、編集長になると
急にそういう事やりだす奴多いんだ。

ましてや、自動車に関係のない自分の趣味を誌面に晒してる奴など、
公私混同も甚だしい。

あと、そういう自分に酔って「俺って趣味人、格好いい〜」とか勘違いしてる
ナルシズムも感じる。

レーサーやら自動車評論家がそういう編集長に対して何にも言わない理由は
自分を使ってくれてるお客さんだから、と、いう事と、古くからの知り合いだから、
という二点だけだと思う。

編集長のナルシズムたっぷり入った記事を、寒々しく思う読者もいるっつー事だ。
気付け。

つーかああいう記事は失笑しながら楽しむのが正しい態度なのか?
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  posted at 2006/06/12 2:44:20
lastupdate at 2006/06/12 2:58:01
»category : 書評修正

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