» シューマッハ引退 | date : 2006/09/10 | |
シューマッハ引退だそうで・・・・。 彼のデビュー当時、ジョーダンでいきなり予選上位グリッドに入り周囲を驚かせて いた事を覚えている。 その後、ベネトンに引き抜かれて走ることになったけど、 これまたチームメイトのベテランでチャンプ3回経験者のピケに負けず劣らず速い。 当時トップレベルでしのぎを削っていたのは、セナ、プロスト、マンセル、ベルガー、 パトレーゼといった30代前後の選手が多かった。 それだけに、自分の年齢に近い若いドライバーが凄い活躍をしはじめた事に、 ある意味ショックを受けたものだった。 以来十数年。シューマッハはトップの地位に君臨し続けたものの、 先代の王者アイルトン・セナがサンマリノGPの事故で突然消え去ってしまったため、 世代交代を経ずして一人勝ちまくり、F1をどんどん面白くなくしていった。 ライバルとなるべきミカ・ハッキネンは早い時期にレースを去り、 ジャック・ビルヌーブやファン・パブロ・モントーヤではシューマッハの地位を 脅かすまでには至らなかった。 シューマッハが完璧に敗北したのは、昨年アロンソにねじ伏せられたのが 最初ではないだろうか。 もちろんマクラーレン&ハッキネンに押されまくっていた時期もあったので、 負けが初めてというわけではないのだが、ハッキネンは同世代の俊英、 純粋なライバルであったのに対し、アロンソはずっと年下の若い力である。 セナのように、突然消え去るような悲劇じゃなくて、若い力に引導を渡される形で 引退することになったのは本当に良かったと思う。 もちろん、今年チャンピオンになって有終の美を飾るつもりなんだろうけど、 (今回のレース優勝でポイント差は2点差に縮まったし) それもまたよし、ではあるが、このままアロンソに逃げ切られて 敗れて引退する方が、形としては美しい感じもする。 何はともあれ、ほぼ同世代の人間として、「本当にお疲れ様でした。」 |
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posted at 2006/09/11 0:28:43
lastupdate at 2006/09/11 0:30:00 »category : 日記 【修正】 |
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