2005年 アメリカ映画 106分
監督 - レニー・ハーリン
FBI心理分析官(プロファイラー)を目指すサラ(キャサリン・モリス)は、J.D.(クリスチャン・スレーター)ら6人の訓練生仲間たちと共に超難関の最終試験に挑むことになった。教官のハリス(ヴァル・キルマー)が用意した最終試験は、ノースカロライナ沖にある無人島にある特殊訓練施設で限られた時間の中、連続殺人犯をプロファイリングしその正体を暴くことだった。試験の内偵に来たというフィラデルフィア市警のゲイブ(LL・クール・J)を迎え、サラたち7人の訓練生たちは無人島に上陸する。教官のハリスは彼らを残しヘリで帰ってしまうが、翌朝訓練生の1人が仕掛けられた罠で命を落としてしまう。シュミレーションであるはずの最終試験で待ち受けていたのは本当の殺人事件だったのだ!
「ダイ・ハード2」、「クリフハンガー」などのヒット作で知られるレニー・ハーリン監督によるサスペンス・スリラー。試験のため無人島に幽閉された7人の訓練生(と部外者1人)が何者かが仕掛けた罠により1人また1人と殺されていくスリリングな展開で、最後の最後まで気の抜けないハラハラドキドキが続く。特に犯人による訓練生たちをプロファイリングした上での確実に陥れる罠の数々は見もの。実は2004年から上映されていた国もあったのだが、アメリカではその1年後の2005年、日本での公開はそこから更に遅れた2006年で(現時点では)全世界で一番最後だったという、お蔵入りを危惧されていた作品である。
クリスチャンは訓練生のリーダー格J.D.役。予告編の時点でその悲惨な扱いが明かされていたのがトホホではあるが、この映画ではかなり久々にケツ全開の全裸を晒しており、その引き締まった体を見れば、どんなに少ない出番だろうがどんなにひどい扱いだろうがそれだけでファンは満足できる!…はず。
ストーリー | ★★★★☆ : 4 |
ハラハラドキドキ | ★★★★☆ : 4 |
脱ぎクリスチャン | ★★★★★ : 5 |
総評 | ★★★★☆ : 4 |