Biography

本名

Christian Michael Leonard Hawkins
クリスチャン・マイケル・レナード・ホーキンス

生年月日・出生地

1969年8月18日。アメリカ・ニューヨーク市生まれ。

身長

約174cm

家族

父親は俳優のマイケル・ホーキンス。
母親はキャスティング・ディレクターのメアリー・ジョー・スレーター。
(ただし2人は1976年に離婚している)
異父兄弟には俳優のライアン・スレーター(1983〜)がいる。

結婚

2000年2月12日に、元TVプロデューサーのライアン・ハドンと結婚。
第一子ジェイドン・クリストファーは結婚前の99年4月6日に誕生していた。
2001年8月15日には第二子エリアナ・ソフィアが誕生。
順調な結婚生活かと思われたが、ライアンの家庭内暴力によりクリスチャンが負傷する事件が発生し、あれよあれよという間に離婚へ。しかし離婚が成立したのは2006年11月21日で、離婚の発表をしてから1年ほど経っており、いろいろとモメたことが伺える。2人の子供については離婚後もお互いに関わっていくという。

その他特記事項
  • 左利き。
  • クリスチャンの愛称である「クリス」と呼ばれるのが嫌いらしい。なのでスレイツ(Slates)が愛称とのこと。
  • とても歌が上手く、カラオケ好きらしい。また声が特徴的。
  • 右肩にライオンの刺青。(2001年ごろから?)作品によっては隠さずにそのまま出演しているものもある。

実力派俳優だけどお騒がせ者。ハリウッドの風雲児は不滅!?

 9歳でブロードウェイの舞台に立ち、TVドラマなどに出演後、1985年「ビリー・ジーンの伝説」で映画デビューを果たしたクリスチャン。「若手ジャック・ニコルソン」の異名をとるほど、当時の若手俳優の中では実力派として評価される俳優だったが、その反面私生活は問題だらけだった。1989年に車を運転中にスピード違反で警察に追跡され、逃げ回った挙句に電柱に激突。そしてさらに逃げようと警官に暴力を振るってしまい、まず1回目の逮捕、服役。しかし本人いわく、この頃は服役してもあまり反省しなかったそうである。2回目の逮捕は映画俳優として順調にキャリアを重ね、ブラッド・ピット、キアヌ・リーヴス、ジョニー・デップたちと肩を並べていた1995年。手荷物に拳銃を入れたまま飛行機に搭乗しようとして逮捕された。
 そして3回目の逮捕は97年。パーティーで当時の恋人を殴り、仲裁に入った友人や警官にも暴行を働き、さらには警官の拳銃を奪おうとした。結局取り押さえられ、逮捕。そして彼がこのパーティーでヘロインとコカインを吸引し、また事件前の数日間は飲酒し続けていたことが判明した。この事件でクリスチャンは90日間の刑務所入り(実際には、服役態度良好の理由から短い刑期で出所した)と、3ヶ月のリハビリセンターへの入院を言い渡された。この当時に行われたインタビューで彼は、9歳から飲酒を覚え、大人になる頃にはすっかりアルコール中毒になっていたことを告白している。この3回目の逮捕で彼の俳優生命は絶たれたかと思われたが、実力派俳優としての彼の評価は高く、服役後は舞台に復帰し、また主役作品は減ったものの映画出演も途絶えることはなかった。
 服役前までは「共演者キラー」と言われるほど共演女優と浮名を流していたクリスチャンだったが、3回目の逮捕後でのリハビリ中に元TVプロデューサーのライアン・ハドンと出会い結婚する。2人の子供に恵まれ、父親としての自覚も芽生えたのか、かつてのバッドボーイっぷりは影を潜め、おとなしい生活を続けていた。…が、妻ライアンの家庭内暴力によるクリスチャンの負傷が報道され、結婚生活は破綻し2人は離婚へ。そして離婚が引き金となったのか、酔っ払ったクリスチャンが路上で(かなり年齢の離れた)女性に痴漢を働くという事件が発生し4度目の逮捕。この件は示談になったようだが、その後もロンドンでの舞台公演の際、劇場の入り口でナイフを持った男に襲われたりと事件が続き、やっぱりお騒がせアクターとしてのクリスチャンは健在なのだと思い知らされるのであった。
 …と、暗い話題ばかりを列挙してしまいましたが、俳優として評価されているのは事実。近年主役を務めた「カッコーの巣の上で」の舞台は大絶賛を浴び、以前から言われていた特徴的な声を生かした声優の仕事も増え、また映画だけでなくTVドラマへのゲスト出演も増え、「ザ・ホワイトハウス」(第4シーズン)や「エイリアス〜2重スパイの女」(第2シーズン)、最近では「マイ・ネーム・イズ・アール」(第2シーズン)に出演するなど順調そのもの。その他にも、母親であるメアリー・ジョー・スレーターと「クリーン・スレート・プロダクション」という製作会社を設立するなど、活躍の場をさらに広げています。後は彼の仕事が成功につながるだけ…なのですが、そう簡単にいくものではないですよね。願わくばまた変な事件を起こして捕まって、キャリアをふいにしてしまうなんてことのないようにしてもらいたいものですが、何か問題にならない程度に話題を振りまいてもらいたい(いつぞやのシャロン・ストーンとの熱愛報道やら)とも思ってしまう私は、お騒がせアクターとしてクリスチャンに危なげな魅力を求めているのかもしれません。とにかく、仕事でも私生活でも、いろんな意味での幸(?)が彼に訪れますように!ハリウッドの風雲児よ永遠なれッ!!
(2007.05.01 ばれりぃ)

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