2001年 アメリカ映画 120分
監督 - デミアン・リヒテンシュタイン
5年の刑期を終え、刑務所を出たばかりのマイケル(カート・ラッセル)は、ラスベガス近郊のさびれたモーテルにやって来た。そのモーテルの女主人シビル(コートニー・コックス)とマイケルは意気投合し、彼女にはジェシー(デヴィッド・ケイ)という食わせ者の息子もいたが、そんなことはおかまいなしにすぐさま関係を持つ。
やがてモーテルへ4人の男がやってきた。マイケルの刑務所仲間のマーフィー(ケビン・コスナー)を筆頭に、ハンソン(クリスチャン・スレーター)、ガス(デヴィッド・アークェット)、フランクリン(ボキーム・ウッドバイン)といずれも前科者の曲者揃い。彼らとマイケルは、ラスベガスで行われる「インターナショナル・エルヴィス・ウィーク」というお祭り騒ぎに乗じて、カジノの売上金を強奪しようと企んでいたのである。
5人はエルビスのコスプレをし、ラスベガスに乗り込む。「インターナショナル・エルヴィス・ウィーク」で、街中がエルビスのコスプレをしている人で溢れ返っており、5人はそれに上手く溶け込んでいた。後はカジノの売上金を強奪するだけだったのだが…。
ケビン・コスナー、カート・ラッセルの2大スターに、TVシリーズ「フレンズ」のモニカ役でおなじみコートニー・コックス、そして我らがクリスチャンに、「スクリーム」シリーズのデヴィッド・アークエット、グラミー賞受賞歴のあるアイス・Tなどなど超豪華な顔ぶれで、しかもエルビスのコスプレ付きというなんとも話題性のある映画なのに、めでたくラジー賞にノミネートされてしまった悲劇の(?)アクション大作。これでもかというほどのケビン・コスナーの悪役っぷりは見もの。
クリスチャンはエルビスコスプレで現金強奪を企む、マイケルの刑務所仲間の1人ハンソン役。エルビスコスプレが似合ってないとか以前に出番がとにかく少ない。かなり早い段階で姿を消してしまうため早々に観るのを止めてくなってしまうが、実は最後まで我慢しているとスタッフロールで再び登場してくれる。
ストーリー | ★★★☆☆ : 3 |
悪人ケビン・コスナー | ★★★★☆ : 4 |
エルビスコスプレ | ★★★☆☆ : 3 |
総評 | ★★★☆☆ : 3 |