1992年 アメリカ映画 101分
監督 - ブルース・A・エヴァンス
サンフランシスコに暮らす21歳のカフス(クリスチャン・スレーター)は、無責任な青年。恋人のマヤ(ミラ・ジョボビッチ)が妊娠したと知ると、兄からお金を借りて逃げようとする始末。しかしその尊敬する兄が偶然逃走していた犯人と鉢合わせし射殺され、カフスが犯人を見たにもかかわらず、犯人は釈放されてしまった。その事件でカフスはついに本気になった!周りの反対を押し切って民間警察の署長だった兄の後を継ぎ、犯人を捕まえようと奮闘する…。
ストーリーだけを見るとシリアスな映画を想像してしまうが、実際はかなりコメディタッチな作品。いい加減に暮らしていた若者が兄の死をきっかけに、民間警察の署長に就任し、相変わらずいい加減で行き当たりばったりな行動をしつつも悪と戦っていく。ヒロインは出世前のミラ・ジョボビッチ。この映画の特徴はなんといってもクリスチャン演じるカフスの独白シーンで、カメラ目線で観客に話しかけるようになっている。若い頃のハイテンションなクリスチャンといえばコレ!という作品で、冒頭から裸で踊るわとにかくハイテンション。しかしそれでいて兄の死の際にはしっかり可愛い泣き顔を晒してくれるあたり、さすが分かっているという感じである。
ストーリー | ★★★☆☆ : 3 |
なんとなくゆるい空気 | ★★★★☆ : 4 |
カメラ目線独白 | ★★★★★ : 5 |
総評 | ★★★★☆ : 4 |