1991年 アメリカ映画 121分
監督 - マイケル・カーベルニコフ
街を牛耳る2人のドン、ファレンザーノ(マイケル・ギャンボン)とマッセリア(アンソニー・クイン)。ファレンザーノ一家からひどい目に遭わされて育ったルチアーノ(クリスチャン・スレーター)は、さらに友人がマッセリアの冷酷さゆえに殺されるのを目撃し、2人への復讐を決意する。幼馴染のコステロ(コスタス・マンデラー)、ユダヤ人のランスキー(パトリック・デンプシー)、ヤバい仕事向きのシーゲル(リチャード・グリーコ)ら仲間を集め、手はじめに酒の密売を始めて金を稼ぎ、その勢力を広げていくが…。
実在した暗黒街の大物4人の青春時代を描いた大河ドラマ風群像劇。「ゴッド・ファーザー」などのギャング映画を彷彿とさせるが、4人の後の大物となる若者たちの成長を描いた暗黒街の青春映画といった感じなので、バリバリのギャング映画を期待して観ると肩透かしを食らう作品である。当時まだ21歳だったクリスチャンが演じるには早い役のような気もするが、暗黒街に君臨してからのパートで見せるワルな姿は意外にハマっていたりする。クリスチャンはこの映画のプロモーションで初来日を果たしている。
ストーリー | ★★★☆☆ : 3 |
ギャング映画度 | ★★★☆☆ : 3 |
若クリスチャンのワル度 | ★★★★☆ : 4 |
総評 | ★★★☆☆ : 3 |