1985年 アメリカ映画 92分 日本劇場未公開作品
監督 - マシュー・ロビンス
ビリー・ジーン(ヘレン・スレーター)は、弟のビンクス(クリスチャン・スレーター)のスクーターを壊した男ヒュービーに弁償させるため、彼の家を訪れた。しかし町の権力者であるヒュービーの父親は金と引き換えにビリーの体を求め、挙句乱暴を働こうとする。姉の危機にビンクスはヒュービーの家にあった拳銃で威嚇するが、本物だと知らずに引き金を引いてしまい、ヒュービーの父親に怪我を負わせてしまう。ビリーはビンクスを連れて逃亡するが、この事件はマスコミでも大々的にとりあげられ、ビリーの逃亡劇は若者たちからの支持を集め、英雄の扱いされ始める…。
クリスチャンにとってはスクリーン・デビュー作となるアクション・ムービー。大人の汚い行動に立ち向かう少女ビリー・ジーンの逃亡劇を描いた作品で、その逃亡劇に魅せられた若者たちが彼女を支持し、挙句みんな彼女の格好をマネし始める姿はなかなかおもしろい。クリスチャンはビリーの弟ビンクス役。騒ぎを広げてしまうトラブル・メイカー役だが、スクリーン・デビュー作なだけにその姿は初々しい。映画の最後では女装姿もお披露目している。ちなみにビリー役のヘレン・スレーターとは血縁関係ではない。
ストーリー | ★★★☆☆ : 3 |
ビリー・ジーンの影響力のすごさ | ★★★★★ : 5 |
女装 | ★★★☆☆ : 3 |
総評 | ★★★☆☆ : 3 |