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2004年11月01日

「コラテラル」

トム・クルーズ、初の悪役、そして衝撃のラスト、との謳い文句で見に行ってはみたけれど。しかし、えーと、ちょっと期待しすぎたかもしれない。

凄腕の殺し屋であるトムクルーズが、「仕事」を片付けにLAへと降り立つ。一晩600ドル(+100ドル)で運転を頼まれたタクシーの運転手。この2人の一夜を描いた話。

正直言ってさー、こんなにどんくさいのに凄腕ってホントか?(笑) もうしょっぱなから計画狂いまくりじゃん。タクシーの運転手にしたってさー、逃げようと思えば逃げられたでしょう、というか。そして、登場する意味もあまりない方が約一名。ううむ。二人の間に微妙な感情がいきかうのは(当然友情ではないけれど、何だろう近い感じはする)前日に見た「笑の大学」のようだが、こちらは最後まできっちりと対立をしていく。萌えか萌えじゃないかという話であればこっちのが萌えなのかもしれないが、間にとってつけたように女の影がちらつくのは如何なものか。すっかり興ざめ。まあ、今回のストーリーの場合、それがなければクライマックスに持ち込めないわけなんだけど、いやー、男だけの世界にして欲しかった。何だかなー。ホントにとってつけたようなんだよー。伏線にしては相当弱い、というか。あまり好きなタイプじゃないな。

ロスの雰囲気満載で(っても、ロスには1回しか行ったことないけど)、そういったところについては見てて面白いなあとは思った。音楽もいい感じだったし。当たり前といえば当たり前ですが、娯楽ハリウッド映画という意味では面白かった。銀髪、無精ひげのトムクルーズ。確かにカッコ悪いとは言わない。カッコいいすよー。全編スーツ姿。スーツ姿で殺し屋。スーツ姿の男性に弱い私としては、トムクルーズの姿には釘づけでしたけど。しかし、衝撃のラストシーン。うーん、衝撃ですかねぇ、あれ。

投稿者 kaori : 2004年11月01日 00:29

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