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2004年03月29日

「きょうのできごと a day on the planet」

殺人の追憶も良かったけど、今日の私の心は丸ごとこの映画に鷲掴みにされました(笑)
京都で(関西で)学生時代を過ごした現社会人には、たまらない1本でしょう。

鴨川にかかる橋、出町柳の駅、深夜の酒の買出し、はんてん着て自転車で駆け抜ける道路、古い長屋に飲み干した缶ビール。片想いに、ベタなラブラブカップル、でもそこにもちゃんと切なさがあって、そしてそれぞれの1日。そこかしこで色んな人の色んな1日があって、色んな想いがある。そして、そのどれもが、「あるある、絶対ある。ていうかあった!」って思うようなかけらばかり。

「うまく言われへんけど」
そいいうことって、あの頃にもたっくさんあったし、今もある。そんなことがめいっぱいつまっている映画だった。学生時代って、特に何があったわけではなかったけれど、このまま永遠にこんな時間が果てしなく続いていくのだと思ったこともあったけど、だからこそとても大切で、何だろう、それこそ「うまく言われへんけど」ものすごく愛しい日々だったなと。

キャストも良かった。メインのキャストが良かったのはもちろんだけど、でも、一番ぐっときたのは、女子高生役の派谷恵美が見せた海辺での最後の表情。やっぱり私はいい歳こいてセンチメンタルなんだ。あの一瞬が一番希望に満ちたものだったと思ったから。

しかし、出番は一番少なかったけど、池脇千鶴の最後の台詞はいいねえ。
暗転した後の捨て台詞。「まごころを、君に」でのラストを彷彿させる。思わずアスカかと思ったよ(笑)

蛇足ですが、今回の映画では柏原収史が一番素敵だったと思うです。ええ。

投稿者 kaori : 2004年03月29日 01:32

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