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2005年03月20日

娘のウェスト

唯一準備が出来ていなくて焦っていたピン札。新札が出てまだ時がたっていないので、もしかするとATMでおろしてもひょっとするとピン札かもしれないと望みを託していたところ、やっぱりピン札。よ、良かった、神様ありがとう。そして、お昼前の美容院へ。アップとメイクをお願いしたわけだけど、普通でも大きな頭がアップにするとさらに顔もでかく見えるな(笑) まあいい。アップなんて、披露宴に出席する時くらいしかしないから。メイクは前回(いつよ?:笑)の教訓を元に、思い切りナチュラルメイクで。あまりしっかりメイクにされると、ちょっと怖いのよねえ……。

時間きっちりに終え、中央線で結婚式の会場である神田の教会に向かう。非常にわかりやすい場所にあったので、迷うこともなく到着。会社の方々と一緒に式に参列する。どうやら由緒正しい教会らしくて、ザビエルの骨が置いてある模様。しかし、この話を聞いた時に私達の頭を過ぎったのは、「ん? どこかで聞いたぞ、この話」というものだった(笑) そう、先日訪れたマカオのとある教会にも、ザビエルの骨が安置されていたのだった。なんだ、日本にもあるのか。

式は滞りなく。結婚された当人達はここを見ているかもしれないけれど、率直な感想を言ってしまおう。見ていたら許せ!(笑) 新婦は綺麗だった。とても。で、新郎は……。申し訳ない、が、学芸会みたいだった!(汗) 特に誓いの言葉。でもこれって、顔立ちが整っている(可愛い)が故の悲劇っちゅうか……。ま、でも。穏やかで良い式だったと思うです。

ところで。新郎が会社の後輩なわけだけど、新婦の側も一時期ウチの会社で働いていたことがあった。で、その頃は良く飲みにも行っていたので、良かったねえ、と何となく感慨。しかし、彼らが付き合っていることを、社内の人間は一部しか知らなかった。だから、披露宴やら式やらの招待状が配られて新婦の名前が公になった時、皆驚くんじゃないの?と思っていた。でも、実際にはそれほど反応はなかったわけで。おかしいな、と首をかしげていたのだ。そして、その理由は披露宴の直前にわかることになる。

式の後、披露宴参加者はバスに乗って銀座まで移動。会場となっていたホテルの待合室での会話だった。専務に、「新婦は○○さんですもんねえ……」と話しかけるも、「そりゃ○○さんだろう?」と訳のわからない怪訝な表情をしている。そう、専務は全く気づいていなかったのだ。招待状の名前を見ても、以前ウチで働いていた女の子だということすら。しかし、専務は式に出おらず新婦の顔をまだ見ていない。ところが、式に出ていた他の同僚の中でも気づいていなかった人がいたのだった。これにはちょっと驚いた。確かに、花嫁姿って普段とは随分と違ってしまうから仕方がないけど、でも、いくら何でも(笑) リアクションがなかったのは、ほとんど誰も気づかなかったからなのね。おっかしいなあ。仕事も良く出来て明るい素敵な子だったのに。

披露宴では、花嫁のブーケ争奪ゲームとかあった。招待客の中から独身女性を参加させるというものだったのだけれど、あのな、30歳を超えた女を20代の女性の中に入れさすな!(笑) マジメに勘弁して欲しかった。ホント。良かった……ブーケを引当てなくて。

一番、場をかっさらったのは新婦の父親。感想を問われて「こんなに娘のウェストは細かったかと……」なんて言う父親は初めて見ました。ええ。あのお父様に彼女なら納得です。
何はともあれ、お二人様はお幸せに。

投稿者 kaori : 23:26 | コメント (0) | トラックバック