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2005年03月10日

香港1日目

社員旅行は休日を挟んで手前から旅立つ前半組と後半組に別れる。これまでたいてい後半組だったのだけれど、今回珍しく前半組。本当はね、後半組がいいの。何故かと言えば、後半組だと帰国してから次のお休みまでが短いから(笑) 旅行の後、丸々一週間働くというのはなかなかにしんどいものです。

とまあ、そんな愚痴はさておき。朝も早くから成田空港に集合。私にしては珍しく集合時間に余裕を持って空港に到着し、キャリーの鍵だとか旅行保険だとか細々とした用を済ませて、ほぼ定刻に集合場所へと向かったのだけれど、普段からはあまり考えられないことなので少し怖い。飛行機落ちなきゃいいけど。だって、今回の航空会社は出張でも乗らない苦手な○ALなんだもの……。しかし、今回はシャトルに乗らずに行ける近場の搭乗口だったし(初めてかもしれない!)、機内も比較的すいていて、指定された座席以外の場所でのんびり過ごすこともできたし、座席ごとにスクリーンはあるしで、比較的快適だったことは確か。揺れたけどな。

映画は何を見たんだっけか。さっぱり覚えていない。眠ったり食べたりしている間にあっという間に香港。

空港はとっても綺麗だったけど、旅行代理店が何ともはや。到着口を出ても、空港に迎えに来るはずの現地ガイドが見当たらない。ぐるぐる見渡しても見当たらない。出発前に手渡された案内書にも実は集合場所は書かれていなかった。最後の打合せの時、私も一緒に出席していたけれど、確かに何も言っていなかった。これまでが「到着口を出たところ」という状態だったので、今回もそうだと思いこんでいたわけ。まさか到着口が二つとはねえ……。まあ、二つあっても全然おかしくないわけだけれど、お出迎えは私達が出たのとは違う方の到着口に来ており、香港のツアーではそのもう一方の到着口に集合するのが一般的らしい。

だけどさあ。そんな「一般的」なんて知るわけないし、最初から言えよ、と。そりゃ私達もうっかり気づかなくて聞かなかったのも悪いけど、あまりに不親切ではないか。航空券の手配もその代理店がしているわけだし、どちらの到着口から出るかも当然承知しているはず。あくまでツアーなんだからさ。一番「あらら」だったのは、現地ガイドの言い訳。「普通はあちらですから」 だから、普通を知らないの、私達!

とは言いつつ、私の場合、社員旅行じゃなかったらそんな腹を立てたりもしないだろうな。比較的そういうことには寛容だったりする。飲食店の店員の対応が悪い場合でも、ほとんど苛々しないし。だけど今回は社長が同じフライトで来ていたものだから(遠い目)

そんなわけで、ホントは公共交通機関で向かいたかった中心部。けれどこれはツアーなので、全員で送迎の車に乗り込み1時間ほどバスの旅。しかし、車窓から目に入るのは想像を絶する数の高層マンション。しかも、日本では滅多にお目にかかれないすんごい階数。自分が住むことなんて絶対ないと思いつつ、気持ち悪くなってしまった。地震がないということが前提らしいけど、ホントに絶対ないと言い切れるのかよ~。ぶるぶる。

宿泊先に到着したのは夕方近くで、荷物を置いたらひと息つく間もなく夕食へ。見知らぬ街中を社長を先頭にぐんぐん歩く。多分ホテルに紹介されたお店。開店前に到着してしまったので、お店の前でメニューを見ながらしばらく時間を潰す。何料理だったかは覚えてないけど、普通においしかった。でも、特筆すべきものもなし。ただ、私は豚足好きよ。ゲテだとは思わない。食事をしている間にだんだん夕暮れてきて、大きな窓の向こうに香港島の夜景が少しずつ綺麗になっていく様子が見えた。あまり良い天気ではなかったから、多少の霧がかかっていたのだけは残念。

食事の後は全員で街中をうろうろと。個人的には、明日のマカオ観光用の船チケットを購入しに行きたかったのだけれど、まあ何とかなるでしょう。(しかし、案の定というか、この決断がやはり翌日に響いたのだった) ホテルのすぐ裏が海で、霧が出ている香港島をバックに記念写真を撮したり、今昔映映画スターの手形がずらりと並ぶ海岸沿いの道を歩いたり。過去に亡くなった映画スターの手形は星型になっていて名前がそえられているのだけれど、レスリー・チャンのものも星型になっているのを見た瞬間には思わず涙しそうになったものです。さんざん歩き疲れた挙句、社長が全員にドリアンをご馳走してくれた。(いや、ご馳走かどうかは微妙だ) 実は初めて食べたんだけど、何というか芋というか栗の味……。もそもそしているし、臭いよりも食感がフルーツといった感じがしない。

あまりに疲れ果てたので、同僚にお酒を買ってきてもらい早々に部屋に戻り、買ってもらったビールを飲んで明日の集合時間を決めて睡眠。

投稿者 kaori : 23:29 | コメント (0) | トラックバック