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2004年02月04日
「外科医 東盛玲の所見1~5」池田さとみ
久々にコミック文庫を購入。
何も考えずに手にとったけど、朝日ソノラマだったのか。どうりで、好みだと思った(笑) や、登場人物が、ではなくて絵が(言い訳)
ソノラマといえば、(私の勝手な好みをあげると)今市子、篠原鳥童、波津彬子だったわけだけど、久々にこのマンガは面白かった。医療ものではあるけれど、それは舞台として選ばれただけで、医療の詳細部には決して突っ込まない。あくまでホラー(あるいは不思議な)話に徹しているところがいいな、と。あまり込み入った伏線とかもないし、ほのぼのと読めるというのも、最近疲れている私にとってはありがたくてねえ。ヒューマンもの(なわけではないが)にありがちな、偽善的だなあという感覚も感じないし、おすすめではないかと。
雑誌に連載されていたとすれば、「これが読みたくて、この雑誌を買うの!」とまでは決していかないけど、必ず毎回読んでしまうという作品、といった位置づけ。もっとも、随分昔に描かれたものみたいだけれど。
投稿者 kaori : 2004年02月04日 12:24
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