» 帰省の風景’08夏 | date : 2008/08/21 | |
実家に帰ると、母親がいつも「どこかに連れて行け」とかしましいので、 いつも行き先に悩まされるのだが、以前に行った場所では中々納得してもらえないし、 さりとて日帰りで戻ってこれるところで目新しい場所を選定するというのは、 なかなか難しいものがある。 今回は、滋賀県彦根市にまで足を伸ばしてきた。 さて彦根市と言えば、現存十二天守の一つ、国宝彦根城である。 江戸幕府譜代筆頭井伊氏の居城であり、今年の大河ドラマでは中村梅雀が 演じていた井伊直弼が、歴代藩主の中では有名である。 当然ここは観光地として欠かせないわけで、母親と祖母を連れて行ってきた訳だが。 敷地内の博物館はともかく、天守は丘の上にあり、90歳を越える祖母が登るのは 困難と判断、下の博物館で待っててもらい、自分と母親のみ急な階段を登って お城を見てきた。 天守は外見こそなかなかの威容だが、内側に入ると案外質素でこぢんまりと していた。どちらかといえば軍事要塞的な側面が強いので、あまり不必要な 装いは排除しているのかも知れない。 むしろふもとにあって博物館に隣接して再建されている政庁と藩主の私邸の方が、 普段生活に使用していたといわれるだけあって、華のある空間だった。 自分の車は水戸ナンバーなので、それで彦根を走ると言うのはかなり挑発的な 行為なのだが、幸い「斬漢!」と刃を突き立てられることもなく、無事に帰ってこられた。 以下それぞれ彦根城、井伊直弼像とおまけ。 |
||
Trackback URL -->
クリップボードへコピーする場合は こちらをクリック(Win+IEのみ) |
||
posted at 2008/08/21 2:27:36
lastupdate at 2008/08/22 3:20:40 »category : 日記 【修正】 |
:: trackback :: |