山口　浩の「流行のブログ作ってみました」::グラビアの高齢化

» グラビアの高齢化

date : 2010/07/03

表題とは別の話題なのだが、今日、コンビニで写真週刊誌の表紙を眺めていたら、
「雛形あきこ、仮面ライダー俳優と熱愛」とかいう見出しを見て、
「お？誰だよ、ファイズか？カイザか？　すんげー若くてキバ？　まさかWの右じゃ
ねえだろうなあ」とか思いつつ、紙面を開くと・・・・・何だ、ギャレンか・・・。
「ザヨゴー！！」じゃなくて、「アギゴー！！」になるわけだな。

さて本題に戻るが、最近の週刊マガジンの巻等グラビアを見ると、ほしのあきだったり、
優木まおみだったり、深田恭子だったり。
自分にしてみれば全員年下だからして、全然ありな３人なのだが、年齢をそれぞれ
確認してみると、ほしのあき３３歳、優木まおみ３０歳、深田恭子も今年には２８歳に
なる。
彼女達の年齢層は全体的に高く、こういうアラサーの人たちが、果たして少年誌である
マガジンのグラビアに出ること自体、昔はあったのかなあ、と思い返してみた。

グラビアのメインターゲットは大体中学生から大学生くらいの男子になると思うのだが、
自分が１８歳だった頃に置き直して、どういう人たちがグラビアに登場していたのか、
シミュレーションしたいと思う。できるだけ美人を選ぼう（笑）。

３３歳・・・・・１９５７年生まれ　かたせ梨乃
３０歳・・・・・１９６０年生まれ　美保純
２８歳・・・・・１９６２年生まれ　山咲千里

いや、まあ、ある意味非常に魅力的なラインナップとは言えるだろうけれども（笑）、
少年誌では絶対にありえんわ（笑）。
当時、こんな年齢層の女性たち、マガジンのグラビアになんか絶対に出てこなかったよ。
ヤンマガやヤンジャンでも怪しいわ（笑）。

こういう、一昔前なら熟女に分類されかねなかった女性達が、少年誌の巻等グラビアを
飾る現象については、主に二つの理由に拠ると思われる。
一つは、漫画を読む年齢層自体が高齢にシフトしていること、もう一つは少子化による
若年層のマーケットが減少している事により、第二次ベビーブーマー周りの３０代に
ターゲットを絞った方が商業的に美味しいこと。

もちろん十代の若いアイドルや女優さんも今だって普通にグラビアに登場しているので、
決してそっちの方向一辺倒というわけではないが、嗜好の変化と人口動態が、少年誌の
グラビアにも影響を与えているのかと思うと、なかなか考えさせられるものがある。

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posted at 2010/07/03 1:54:59
lastupdate at 2010/07/03 1:57:41
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